魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

小阪産病院@東大阪市 訪問

2016-08-04 | 助産院・病医院・施術院など訪問
8/4(木)、午前中の生駒施術を終え、
急いで昼食を摂り、15時~アポを取っている小阪産病院へ。

近鉄電車に乗り河内小阪駅で降り、南駅前に出ると
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「そうや、司馬遼太郎記念館がここにあるんやった、
ここも見学せな!」とは思ったものの、
今日はもう無理。また後日。

「電車からはすぐ近くに見えるので、駅からはすぐに行けるはず」
なんて思って、きちんと検索せずに飛び出て来たのが間違い。

高い建物に囲まれどこにあるのか分らず、
途中で若い女性店員さんに尋ねると、
丁寧に教えてくれて、無事、旧館に到着。
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今は、小阪レディースクリニック・
 産後ケアセンター・ガーデンカフェとなっている。

新旧小阪産病院については
こちらに詳しく書かれています。

ここから少し南⇒西に進むと、右に旧館、
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        左に新館が見えてきた。
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2015年4月にこちらに産病院が移転。       木々の向こうに縦看板
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    ロゴマークの下のエントランスから入ると、
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    「ここは高級ホテル?!」と見紛うほどの、
       美しいエントランスホール
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総合案内の素敵なコンシェルジュさんに、
「廣瀬師長さんと、15時にアポを取っております…」
と伝えると
「渡部様でいらっしゃいますね」と(@@)

しばらくすると広瀬師長さんが来て下さった。

彼女は兵庫県の病院で働いていた時に
骨盤ケアセミナーを受講。

その後こちらに移り、骨盤ケアを少しずつ広めた。

そして、今は3人いる師長の1人として、
20数人の部下を抱えている。

彼女の引率で、院内見学開始。

セキュリティーチェックがきっちりしていて
エレベーター乗るにも、部屋に入るにも
認証カードが必要。素晴らしい。

エレベータを降りると、正面にベビー室。
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赤ちゃんがズラリと並んでいる向こうに
ナースステーションが見え、
たくさんの看護師・助産師が働いているのが見える。

コーナーに添って進むと、
大学病院で働いていた私でも、
目にしたことがないほどの人数の多さに、ビックリ!
                 ↓(この写真はこちらから頂きました)


急いで数えると15人、この写真の人数より多い。

分娩件数が多く、かつ、全部署のスタッフがここに集まって
情報交換しながら働けるようになっているらしい。

「学生が実習に来ると、もっと人数が増えるので、
ほんまに大変」と広瀬さん。

直進すると、LDR(入院から陣痛、回復まで過ごす個室)を見学
「まだあまり使えていない」とのこと。
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廣瀬さんが電話で副理事長の竹村真紀先生を
呼んでくださっている…と思ったら…、

なんと、お部屋に入って来られたのは、
竹村秀雄先生\(◎o◎)/!

竹村秀雄先生は、ラマーズ法や10カウント検査法の
日本での普及に尽力された高名な産婦人科医。

私は20数年前に講演を拝聴したことがあるが、
82歳の今もダンディさは変わらず、
きれいな姿勢で、若々しい。

緊張しながら、しばらくお話した後、入れ替わりに
   副理事長となっておられる、竹村真紀先生が入って来られた。
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彼女が京大で研修されていた頃
私は副婦長で、同時期に一緒に働いていた。

それから入ってこられたのが、
             ナーススペシャリストのK助産師。
                          ↓


近年は彼女がトコ企画セミナーをたびたび受講
骨盤ケアを熱心にされている様子。

私のメンテ“力”upセミナーを受講し
「収縮輪の触診ができるようになった。
子宮口の開大度が、だいたいわかるようになった」と。

講義を聞いただけで、できるようになったとは、
素晴らしい指先の感覚!

私はたいていお菓子などは持たず、
お土産はお役立ち情報や施術。

それで、「何か質問があれば?」と問いかけると、

「最近、胎児の背中が後ろに回ってしまうことが多くて…、
どうしたらいいのでしょう?」と。

このお部屋の、奥の方にある
フリースタイル分娩ができるコーナーで、

回旋異常・分娩停止時の対処法を伝授したり、
腰痛のお2人の施術などもし、楽しいひと時。

その後、有料個室や美しい庭などを見学。

こちらに、きれいな写真がたくさん載っていますので
ご覧ください。

年間分娩件数1,800件という、
日本でも有数のこの産科医療施設。

「ここで、様々な妊産婦サービスと共に、
骨盤ケア・まるまる育児が充実すれば
多くの母子が
妊娠・出産・育児を楽にできるようになるやろな~」
と思いながらも…、

このたくさんの妊産婦さんとスタッフを
掌握しつつ、病院運営することの大変さを想像すると…、

竹村両先生・廣瀬さんのしんどさが、
私に伝わってくる気がした。

「私にはもう、そんな仕事、到底できない!
「そんな苦労はしたくない。イチ抜けた~!」と退散するしかない。

私ができることをしながら、
彼女達を背後から支えられれば…、
そんな風に思った今日の訪問だった。

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