新生フォ~☆シーズン~☆

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☆北八ヶ岳 * 視界なくとも足元にコマクサなど高山植物( 夏沢峠から天狗岳)

2019-08-30 | ♠ 静岡・ 山梨・長野・八ヶ岳連峰周辺

ガスが引いた一瞬、雲海が広がる ( 夏沢峠)

 

  八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)

北側を北八ヶ岳と呼び、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰

 

宿泊先のオーレン小屋に必要のない荷物をデポし、お弁当を頂いて夏沢峠方向へ出発

 

 

 

 昨日の雨で、シラビソ、苔類は瑞々しさを増し清々しい朝、トレッキング

 

 

ミヤマアキノキリンソウ  キク科

 

沢山見かけた イチヤクソウ ツツジ科

 

登山道は雨水の通り道にもなって 、、


 

 樹林帯を登って、夏沢峠に到着

 

 

昨日、雑談したサッカー少年家族が向かう右側は、硫黄岳

 

 

夏沢峠に一瞬光が射し、見えなかった八ヶ岳の山塊がチラリ 

 

 

 

 そして、見事な雲海を観ることができた

ホンの一瞬の出来事だったが、何が起こるか分からない自然の現象は、神業ね

 

 

 

 

 

 

オオシラビソ、トウヒ、ツガの原生林を緩く登って

 

 

 

 コイワカガミ終盤を迎えた群落、咲き誇ればさぞ目を見張るでしょう

 

 

 

 

サルオガゼ  サルオガセ科サルオガセ属(Usnea)の地衣類の総称

  霧藻、蘿衣とも

 

一瞬視界に岩肌が見えた、登山道はシャクナゲ林 

 

 

 

 

 リンネソウ スイカズラ科

(和名はスウェーデンの植物学者「リンネ」にちなむ)

 

 

 コケモモの実 

 

 

こんな穏やかな山道が好き

 

 

 

   箕冠山(みかぶりやま)山頂(標高2,590m)に到着

 三叉路になっています

 

 

 

 

 

 

 


木の階段を下りていくと展望が開けると聞いていたが

見えるはずの根石岳と天狗岳はご覧の風景

   突風が吹き付け、寒さと前に進むことが、、、

 

 

 

 なんだか一歩が踏み出せず、根石岳山荘に立ち寄ります 

 

 

この一帯はグリーン紐で囲い、よく見ると 足元にコバノコゴメクサ 

そして、そして諦めていたコマクサの群生が・・・わぁ~うれしい

 ほとんどのコマクサは終盤を迎えていたが、、、運よく数株はまだ見ごろ

 

 


オーレン小屋のオーナーが、この鞍部は突風の通り路と言っていたが

なるほど、根石岳山荘の屋根は石の重りがぎっしり

 

 

温かい山荘はオアシスでした

 

 

ひと休み ひと休み 、、どうぞお入りください

 

 

 

 

 

 

  おトイレは別棟(隣)やはり立派な水洗です

こちらは宿舎になっているのですね 

 

 

 

 

 

 

 ↑ の 看板通り、みそ汁はホントに旨い!

オーレン小屋で朝食は食べず、弁当の梅干しおにぎりを今頂きます

 

 

左はぜんざい

 

 

 

スタッフにコマクサが見れた感激を伝えると、

「今年は咲き始めが遅かった」とおしゃっていました 

 

↓  なるほど、なるほど来年も花の時期にきたいなぁ

 

30~40分滞在したかしら 、良い休憩ができました

 では温まったところで出発します

 オンタデ タデ科

 

 

 別通路で、コマクサを撮影


 

 ヤマハハコ 

 

 

  トウヤクリンドウ

 

 

コバノコゴメクサ

 

 

 根石岳(標高2,603m)

 

 

 

 

 

 

 

タカネヒコダイ  キク科

 

 

ハクサンシャクナゲの果実 

 

コメバツガザクラの果実 ツツジ科 

 

 

 

 

 

   白砂新道入口ですが、、、先が見えません

 

 

 

 

 

 

  強風に、ザックカバーは風船状に膨れ上がり・・・

 

 

  視界悪い中、遠くに人影が見えたのは、硫黄岳に向かったサッカー少年家族です

聞くところによると、強風と視界が悪いことで天狗岳に変更し、、、

私たちが根石岳山荘で「ひと休み」をしている間、追い抜かれ一足先に登頂

 

 ここで大粒の雨も降り出し「もう、帰ろうよ~」と息子たち 

おつかれさま~、気を付けて下山してね (*^。^*)

 

 

 

 コケモモの実 

 

 

 タカネヒゴタイ キク科 

 

 ミヤマウイキョウ セリ科

 

イワヒバリに出会う 

 

ミヤマミミナグサ

 

 イブキジャコウソウ シソ科

 

 ミヤマアキノキリンソウ

 

  イワベンケイ ベンケイソウ科

雌雄別株 ↓ 雄株

 

 イワベンケイ 雌株

 

 

  ウメバチソウ 

 

 ミヤマダイコンソウの終盤

 

 ミヤマオトコヨモギ キク科

 

 

 

 タイツリオウギ マメ科

 

チシマギキョウ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  こわい鉄製の桟橋(隙間から見える、下は谷底)

 

 

 

  東天狗岳山頂直下の稜線の右側が切れ落ちていて、、

 

 

 

 

 

 

 

 斜面の傾斜は緩く、一応鎖はついていますが錆びついています

 

 

 

 天狗の鼻は?

 

 

 

 

 

 

  東天狗岳(標高2,640m)

 

 

 

 西天狗岳(標高2,645.8m)までは300m先という事ですが、視界不良でパスします

 

 

 

山頂滞在時間は5~6分で、写真パチパチ撮って下山します

 

 

 

 下山中、右下を撮影

 

 

 

 雨に打たれた ホソバツメクサ ナデシコ科

 

 

 

 

  ハイマツの実を食べ散らかしたのは、ホシカラス

 

 コバノコゴメクサの群落 ゴマノハグサ科

 

   箕冠山から樹林帯の急坂を下り、オーレン小屋へ

 

 

 オーレン小屋でお昼ご飯を頂き、デポの荷物を受け取り帰路準備


 

  桜平駐車場までてくてく下山です

今回の北八ヶ岳山行は、想像以上に8月の花たちと出会えて良かったです

 

 登山口のゲート近くに咲いていた ノリウツギ ユキノシタ科 

 

 

記念に買ったオコジョですが、白いオコジョっていたかしら?

まぁ可愛いから良いでしょう

 

  

 クロさんからお返事頂きました 

「はい!オコジョは、雷鳥と同じで冬には白くなります。(冬毛)」

 


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-09-02 13:56:31
みさ々様。
こんにちは!。

オコジョは、雷鳥と同じで冬には白くなります。(冬毛)
これって不思議ですね、外敵から見つからないようにするためだと思いますが。

私は結局の所、日程が合わず8月は山にいけませんでした。まあこん年もありますね。

ところでオーレン小屋は何と素晴らしい小屋なんでしょう。
食事にお風呂、素晴らしいですね。

行きたくなりました。
返信する
Unknown (クロ。)
2019-09-02 13:57:57
Unknown (Unknown)は私です。

名前入れる前にクリックしてしまいました。
ごめんなさい。

返信する
冬毛のオコジョ (みさ々)
2019-09-02 21:06:44
クロ。さん、ようこそ~
そうだったのですね、ご指摘ありがとうございました。
山小屋で売っていたもの、間違いないですよね(笑)

夏は背側が茶色で、腹側が白いでしょ、
冬は白毛で尾っぽの先が黒いのですね。

八ヶ岳はここにあったらいいなぁ、と思う場所に小屋があり
どこも個性的で居心地がよく、リピーターが多いと聞きます。
北八ヶ岳の山容は南に比べて登りやすくて、お花もたくさんあり、
これからはこんなトレッキングをしたいなぁ、と思っています。

ここ数年、雨に打たれっぱなしで、、、悲しいです。

※今月は台風の兆し、、、予報が・・・
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