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☆2月京都 * くろ谷 金戒光明寺、アフロの石仏像

2022-03-05 | ♥京都・奈良の旅

 

 

紫雲山・くろ谷 金戒光明寺

浄土宗の大本山、法然上人が比叡山の黒谷を下り、

草庵を結ばれたのが浄土宗最初の寺院 のはじまりです

知恩院、知恩寺、清浄華院と並び、京都の浄土宗四ヵ本山の一つに数えられる大寺院

幕末には会津藩の本陣が置かれ、新選組の誕生の地としても知られる

 

宗旨  浄土宗

唱える言葉  南無阿弥陀仏

  本尊  阿弥陀如来

 

 

金戒光明寺は境内がとても広く、また境内には塔頭もあります

境内はほぼ5/3が墓地、残りが宗教施設になります

境内が広く城郭のように作られているのには理由があります

江戸期、徳川家康は自身の宗派である浄土宗の京都の寺院を改修します

金戒光明寺と知恩院です

その改修の理由は城郭のようにして他日に備えること

御所の西南には二条城があり

一方の御所の東側には金戒光明寺と知恩院があります

東側の要所を抑えるという意味でもこの2つの寺院が重要でした

金戒光明寺の境内は本堂を中心とした伽藍の部分と山門の下で段差があります

山門の下では兵隊が勢ぞろいできる面積を確保したのでしょうか

 

 

に響く念仏

紫雲山つまり黒谷の岡は東の崖が険しく、

西の傾斜に本坊から山内寺院、墓までが整然と建ちならぶ。

とりわけ一万基をこえる墓碑はその殆んどが西向きで建てられている。

なぜだろう?

答えは目を水平に西に向けると判然とする。

黒谷の西二キロに京都御所、更に西十キロ余で小倉山にたどりつく、

ここは西山連峰中もっとも低い鞍部になる。

彼岸の中日のころは真赤な夕陽が静かに沈むのが拝める京都盆地唯一の場所である。

春秋の彼岸には夕日を拝んで仏を観る日想観をする人で埋めつくされ、

口々に唱えるナムアミダブツの念仏の声は大きなうねりとなり、

長い生命の中で生きる喜びの響きとなって京童たちもたくまざる演出に感動し、

念仏を相続したものであった。

くろ谷 金戒光明寺Hpより

 

 

 

山門

楼上正面に後小松天皇宸翰「浄土真宗最初門」の勅額

 

 

 

境内側から

 

 

勢至丸像

 

 

 

 

 

 

「花手水」

 

 

螺髪(らはつ)のアヒル

 

 

 

 

 

 

鎧掛けの松

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御影堂(大殿)

 

 

お詣り、拝観致しました

 

文殊菩薩(渡海文殊形式)

文殊菩薩と脇侍の尊像は、運慶作と伝えられています

出典:くろ谷 金戒光明寺Hp

 

吉備観音(重要文化財)

千手観音は、奈良時代の学者吉備真備が遣唐使として帰国の際

船が遭難しそうになり「南無観世音菩薩」と唱えたところ

たちまちその難を免れることができました

出典:くろ谷 金戒光明寺Hp

 

 

 

子亀の「花手水」

 

 

 

 

 

 

快庵で昼食

念願の京都(関西)うどんを頂きました

 

うどんおばんざいセット

黒谷うどん (とろろ 昆布がうまい、さっぱり味)

?(甘お揚げに海老天に、、)

 

 

食後お店の壁にあのアフロの石仏像の写真が、、、

場所をお聞きし、、

わくわく、ここのお寺さんだったのですね(*^^)v

 

 

アフロの石像

頭髪(螺髪らほつ)がかぶさるような非常に大きな髪型が特徴

正式名称は

 

五劫思惟(ごこうしゆい )阿弥陀仏

 

 

 

 

アフロの石仏像は

墓苑の三重屋根の文殊塔に登る階段の横に

 

 

階段途中、北側にちょっと隠れるようにしてお座りです

 

 

五劫思惟阿弥陀仏

石で彫刻された石仏で、江戸時代中頃の制作といわれています

 

 

狭い場所で窮屈そうでしたが、存在感に圧倒されます

 

 

 南無阿弥陀仏

 

 

 

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   一枚起請文(法然上人真筆御遺訓)

法然上人が入滅される2日前、建暦2年(1212年)正月23日に

筆をとって弟子の勢観房源智上人に与えられたことで有名

毎年4月23日御忌法要に於いて一般内拝ができる

知恩院で拝見した元祖大師御遺訓の自筆原文でしょうか?

※出典:わかり易く浄土宗から  コチラ

                 

     新選組発祥の地     

会津藩と黒谷と新選組が、京都守護職として、、(興味のある人はどうぞ)

浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺

新選組発祥の寺、本陣を置いた事でも有名な金戒光明寺。2

浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺

 

 

 

 

つづいて真如堂へ

 

 

 

 


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