11月21日に、山形県新庄市の手打ちそば庄司へ行きました。4年ぶりの訪問。
市中心部から車で約10分、田園地帯にぽつんと建つ牛舎を改装した店舗。
平成10年開店で、地元の「最上早生」という品種の蕎麦を使用しています。
昔の民具等が展示された店内は、田舎の風景そのままの落ち着いた雰囲気。
そばが運ばれてくる前に前菜が出ました。青菜漬、そば寒天、沢庵という構成。
そば寒天は甘さ控えめで、蕎麦の風味を楽しめます。自家製漬物もいい塩梅でまいうー。
鴨かいもづ900円。かも南蛮の温かいつゆに、かいもづが浮かんでいます。
「かいもづ」とは「そばがき」のことで、山形ではそばがきを「かいもち」と呼び、それが訛ったようです。
かいもづは、鍋に蕎麦湯を入れて沸かし、十割の蕎麦粉を入れて混ぜ合わせて作るそうです。
ふわふわとろとろの食感で香りが良く、かも南蛮の濃厚なつゆにマッチして実に美味。
合い盛り880円
太く歯応えのある昔田舎と、細めでつるりとした喉越しの今田舎の2種類が板で提供されます。
かけそば650円
ダシのバランスが絶妙でさっぱり美味。
次回は納豆かいもづも食べてみたいです。
座敷もあるので小さな子供連れもOK。営業時間は11:00~15:00、月曜定休(祝日の場合は翌日)です。