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踏み切ってジャンプゥ~♪(一口馬主@キャロッとノルマンの月イチブログ)

母優はリラヴァティ、フロアクラフト、アンフィトリテ、マスターワーク、アーズローヴァー、フィルムフェスト、アヌラーダプラ

一口馬主は誰のためのシステムか~儲かっているのは誰?~

2009-04-13 12:11:23 | 引っ越し前記事
一口馬主のシステムというのは牧場、クラブ、調教師、会員、と関与している人が皆恩恵を受けられるシステムだと思います。支出は全て会員負担、生産した馬を安く買い叩かれることもなく、売れ残った馬ですらそれなりの価格で販売でき、活躍した馬もタダ同然で買い戻せる、そんなメリットが牧場≒クラブにはあります。一口会員の側にも入厩直前で購入(=出資)できるメリットや、少ない金額で大きな満足感を得ることができ、不満ならいつでも退会は可能です。

ところが普通の人は「少ない金額で大きな満足感」とは考えません。「得られるものがわずかなのに対し、出費は大きい」と考えます。冷静に判断すれば全体的には会員に不利なことが多そうだと感じます。でもね。愛馬が走る喜びはお金で買えない価値だと我々が思っている限り、人とお金が人気クラブに集まり続けるんでしょうね。こんな集金システム、日本だけなんだろうな~、なんて常々感心しています。せめて一口会員は競馬場の入場料無料にしてくれよ、と思う訳ですよ(笑)。牧場経営者や、個人馬主、調教師が一生その仕事に携わるのと違い、一口馬主の一人ひとりは入れ替わり立ち代わりやってくる過客にすぎず、だからこそ一口馬主は一口会員のためのシステムではないことは明白なのですが、そこをもう少しやんわりと否定して欲しい訳ですよ(笑)。

こんな詮無きことを考えるなんて一口に飽きてきたのか?と自己を省みているこの頃です。うん、確かに少し飽きがきているのかもしれない。

一口をやっているがために競馬場に足を運び、グリーンチャンネルに加入し、馬券を買っているという人も少なくないはず。また、一口馬主のシステムがなかったとしても生産馬を個人馬主に売却したり、自己所有で走らせたりしていただろうから、牧場≒クラブが極端にぼったくっている訳でもない。クラブの数自体20弱あるから一つ一つの儲けなんて知れているだろうし。だから誰が儲かっているかと言えば、直接的である牧場やクラブなんかよりもはるかに胴元が一番儲かっているに決まっていますよね(笑)。元手をかけずに恩恵にだけあずかっている訳ですし。利益が出ていなきゃレース映像は無料でネット配信するだろうよ、と(爆)。