見えない鳥の存在: Blog版

Blog: L'oiseau Invisible
blog目的が途中から激変してしまった

Virginia Hall & other female american spies

2015-12-19 | Bruxellesの原稿

Virginia Hallの話を書いて、やれやれと思ったのもつかの間、記憶の中からある女性が現われ、思考の輪に引っかかってしまった。それは現実の女性ではなく、ある映画の登場人物である。昔々その映画を見て、物凄く感動した。レンタルショップで借りて十数年後にもう一度か二度見たような気がする。その割りに内容をあまり把握していない。思い出すのは、女性二人が再会するレストランでのシーンのみ、という有様なのだが。何故思い出したかと言えば、Virginiaが義足であったこと、ナチのファシズムと戦ったと言うこと、ウィーンに留学していた裕福でハイソなアメリカ人であるということ、から自然とその映画、即ち「Julia」を思い出すこととなった。ご存知でない方のために、まず映画の紹介を。
本当はアメリカの映画評から出すべきだと思うが、見たことのある方はよりリアルに思い出されるかもしれないので、日本語での映画評からリンクを始める。

みんなのシネマレビュー
西澤 晋 の 映画日記
映画「Julia」 wikipedia 日本語
Review Julia:
Film Article:
映画 Julia wikipedia 英語

日本語のwikipediaのなかでジュリアを演じた「ヴァネッサ・レッドグレイヴの授賞式における政治的発言について」の項目があるので、そのYou Tubeをとりあえず探してみた。
Vanessa Redgrave Wins Supporting Actress: 1978 Oscars :
ヴァネッサ・レッドグレイヴについて
Vanessa Redgrave60分
Jane Fondaだけでもかなり政治的なのに、この人も合わせると、あまりに政治的で、映画の内容と実際が混沌としてくる。この人がJuliaを演じたと言うだけに、ここでは止めておく。
英語のwikipediaでは以下のことが問題になっている。
「In 1983, New York psychiatrist Muriel Gardiner became involved in the libel suit between Mary McCarthy and Lillian Hellman, when she claimed that she was the character called Julia in Hellman's memoirs, Pentimento (1973), and in the movie Julia based on a chapter of that book. Hellman, who never met Gardiner, claimed that "Julia" was somebody else.」
映画のJuliaとそっくりな活躍をした(即ちスパイだった)MURIEL GARDINERという人が、自分をモデルにしている作品だと名乗りをあげている。
Muriel Gardiner:wikipedia
MURIEL GARDINER, WHO HELPED HUNDREDS ESCAPE NAZIS, DIES
作家のリリアンは、Murielではない別人だと言っている。
作家は何も作品にそのままの人物をそのままに取り上げるわけはないのだから、結論としてVirginia Hallのように、フランスのレジスタンスに加担して、ナチの兵隊を多量に殺害した女性アメリカ人の連合国側スパイが、最低でもHall以外に1,2人はいたということになる。
Virginiaをモデルにしたのか、Murielをモデルにしたのか、他の誰かなのか。同じような女性スパイはひょっとしたらもっとたくさんいたのか。

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古い映画から少しはなれて
現代の時点では
どれくらい明らかになっているか調べてみた。
結果こういうペイジを二つ発見した。過去に伏せられていた蓋は、今は堂々と開けられている。Virginia Hallを言わば開祖とする、女性スパイチームは米国ではもはや伝統となるまでに成長している。Osama Bin Ladenのありかを突き止めたのもVirginiaの息を引き継ぐ女性諜報員グループだったと記録されている。
10 Amazing Female Spies Who Brought Down The Nazis
female american spies in history

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Julia, 1977 - Trailer : You Tube

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追記:2015年12月23日
Special Agents: The Women of SOE
偶然見つけたので追加します。
これを読むと、強制収容所に送られたり
処刑されたりした女スパイも数人はいたようですね。
おそらく自由のためにと命を懸けたのでしょうから
やっぱり気の毒ですね、そう思います。

このところスパイの話ばっかり書いてきて
ふと思い出したスパイ事件があります。
昔記事にした、世にも不思議な奇奇怪怪の
ありえないようなスパイ事件です。
興味津々でお読みください。
これも映画になっています。そしてあくまでも
事実にのっとった話なんです。
女スパイの話なんですが
女スパイではないんです???

Monsieur Butterfly dies...


Les Marguerits Fleriront ce Soir

2015-12-18 | Bruxellesの原稿

妙なタイトルをつけたが、これは暗号なのだ。
そしてthe CIA’s Intelligence Art Gallery
にかけられている絵のタイトルにもなっている。
(詳細後述)

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一番上の本の紹介からしておこう。

Wolves at the Door:
The True Story Of America's Greatest Female Spy

とタイトルに有るように、America's Greatest Female Spy
Virginia Hallが紹介されている。
「She helped capture 500 German soldiers and kill more than 150, while she sabotaged Nazi communications and transportation.」これが彼女の業績の一部なのだから、決して過度な賞賛ではない。
まず著者のMs. Pearsonの講演と質疑応答をC-SPANで見てみよう。

Judith Pearson talked about her book The Wolves at the Door:
The True Story of America’s Greatest Female Spy,
published by The Lyons Press.
こんなに若いのに、何故どのようにして、このようなスパイに関する
本が書けたのか、取材はどのようにして可能だったのか
と質疑応答では問われている。
行くところに行けば
そして取材源を確保する才覚があれば、つまり
本を書くためのノウハウに熟知していれば、
自由主義社会の戦勝国では、想像をはるかに超えて
情報は公開されていると言うことなのだ。

目で読んで確認することを好む方々のために
簡潔にして充分と思えるVirginia Hallに関する
リンクを貼っておく。
C-Spanの講演内容とほとんど変わらない。
Virginia Hall - Heroine of WWII
Virginia Hall (1906-1982), World War II Spy for the Allies
Spotlight on Women's History: Virginia Hall:
最初は英国のスパイ組織SOEで次には米国のOSSで
戦後は定年の60歳を迎えるまでCIAで活躍した。
日本ではOSSは、日本占領計画云々でしかとらえられていないが
OSSのメンバーは世界中がまるで自宅の庭のように見えたのか
世界中を仕事場とし、ドイツ人と日本人を抹消することに
人間としての「善なる使命」を痛感していたように思える。
Viorginiaは日本やアジアには無関係のようで、主に
フランスのレジスタンスと、D-Dayに多大な貢献をしている。
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Les Marguerites Fleuriront ce Soir
by Jeffrey W. Bass, Oil on Canvas, 2006
Donated by Richard J. Guggenhime
which hangs in the CIA’s Intelligence Art Gallery.


Forty years after she retired from CIA and almost 25 years after her death, the painting honoring Hall’s work was unveiled in 2006 at the French ambassador’s residence in Washington, DC. Ambassador Jean-David Levitte read a letter from French President Jacques Chirac. In it, he called Ms. Hall a “true hero of the French Resistance” and added, “On behalf of her comrades in the Resistance, French combatants, and all of France, I want to tell her family and friends that France will never forget this American friend who risked her life to serve our country.”
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The painting portrays Hall in the early morning hours, radioing London from an old barn near Le Chambon sur Ligon to request supplies and personnel. Power for her radio was provided by a discarded bicycle rigged to turn an electric generator, the clever invention of one of her captains, Edmund Lebrat.


Macrobiotics / Cancer Therapies

2015-12-13 | 死神との綱引き

日本人の名前があったので取り上げてみた
久司 道夫: You Tube: 
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Therapy Music:

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Macrobiotic Diet とは

Macrobiotics / Cancer Therapies


がん治療には食生活が大きな影響力を持つ。
規則正しい食事時間、正しい食材の選択、一回の食事量の判断
ひとこと医食同源で片付くものではない。
無農薬で新鮮で、陰陽の食材バランスにもこだわり
自分の身体にとってプラスになるものとマイナスになるもの
との識別も、
そのためのデーター収集も重要である。
気功、指圧、森林浴、日光浴、walking、
体操、運動、新鮮な水分補給、
マッサージ、
そして心理状態のself controle、心からの笑い、生活の安定

日常の安心、くつろぎ、大自然や、心温かい人たちとのふれあい、
所謂医学的な治療以外にも、コンスタントに気を配り、
獲得したり実行したり
しなければならないことが、
ほとんど無数にある。

私など毎日かなり多種多量のサプリメントを摂取しているので
ノートに記録を取らないと、何時に何をのんだのか、
のみ忘れたのか
毎時間混沌としてくる。
薬が途切れないように、忘れずに発注したり

代引きの時間に在宅しているように日課を調整したり
忘れないようにコンビニに支払いに行ったり、薬の摂取と
補充に伴う作業だけで、あっという間に日々が過ぎ去ってしまう。
その間にももっと良いサプリメントがあるのではないか、メーカーを変えてみる必要があるのではないか、
といろいろ調べたり、時には治療法そのものを

もっと有効なものにしたい一心で、
ネット上を探し回って、Blogに記事を
書いたりしている。
一日を延命するために、毎日毎時間を費やしている。
結局最後には死に至るとしても、
曲がりなりにも一日を延命するために

全力で取り組めると言うことは、この上ない幸せだと思っている。
死神と綱引きができると言うことは、
ある種の特権だといえるかもしれない。

その過程で、学ぶこと、気づくこと、発見すること、
直感すること、閃くこと、
はとても多い。
自分の人生を360度総括したり、目前の死と直談判したり、

時には死後の行動の予定を立てたり、何もかも今しか出来ない
貴重な体験だと思っている。
一日の延命は毎日毎時間を費やすに充分値する。
それに死もまた一回しかない最後の貴重な体験に違いない。


Dr. Johanna Budwig

2015-12-13 | 死神との綱引き

偶然このペイジを見ていて、Dr. Johanna Budwigのことを知った。
ネット上にかなりの情報がある。今まで全く聞いたことが無かったが。

Johanna Budwig Revisited
Lothar Hirneise Interviews Dr Johanna Budwig
The Budwig Diet
An important introduction to Dr. Budwig's protocol

調理器と適切な素材を適切に使用することにかなりの困難があるかもしれない。亜麻仁油はとくに使用や保存に関して厳重な注意が必要だ。しかもチーズ、これは日本のがん治療の本では「食べるな」という分類に真っ先に入っている食品である。私自身この辺にかなり抵抗があるが、この治療が眉唾物とは思えない。とりあえず4つのリンクを貼ってみたが、文字化けの個所があるので、エンコード訂正が必要となるかもしれない。

こうして準備するのですよ、というVideoがあったのでリンクを貼っておく。どんな治療でもそうだが、実際取り入れている人に、つくり方を教えてもらわなければ、本を読んだり、材料を買っただけでは、量や扱い方の点で、どこかで間違いを犯してしまう場合が多い。ご覧ください。
Dr. Johanna Budwigの治療食:つくり方の一例
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今後調べていく参考資料ペイジ:がん治療


ビタミンB17 アミグダリン

2015-12-02 | 死神との綱引き



真下の記事でEdward Griffin関連で偶然に見つけたビタミンB17。
その後時間が無くて放置したままでしたが、今日上にあげ、その続編を少し書くことにしました。
以前から聞いていた枇杷の葉治療や、アーモンドの水薬と関連があるようで驚いています。
商品として何を買えばいいのかサプリメントとして何か無いかと探してみましたが、とりあえずひとつだけ見つかりました。
びわ種健康粒剤
説明もいろいろ探しました。期待できそうな内容のもの4、否定的なもの3、を見つけたのでリンクを貼っておきます。
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説明がわかりやすかったもの
IPT療法とは
ガンとB17
アミグダリンの豊富なビワの種
cancer-treatment-with-diet-cure
読んで足踏みさせられてしまったBlog
びわ種の副作用等、服用の注意点
とても怖い健康食品のお話-アミグダリン編
アミグダリンについて
賛否両論があるのは当たり前で、もうひとつ一般的な癌関連のサイトとして以下のものを見つけました。
ガ   ン   対   策
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ビタミンB17 アミグダリンがどのように作用するのか良くわかったので、あとは否定的な意見を出来るだけたくさん読んで、その上で自分でリスクを引き受けると判断した場合、食品やサプリメント、あるいはどこかの病院で、この種の治療に入るつもりですが、もともと優柔不断なので、モタモタしている間に先に死ぬ、可能性のほうが高いかも知れません。がん細胞を殺すのだから、アミグダリンにも青酸カリのような毒性があるのは、当然といえば当然ですよね。人間の身体の中にはその危険性を消去するシステムが備わっているという説明も良く理解できます。あとは自分の部位やステイジにうまくあう、食品なりサプリメントにいかにして出会うか、そして、命を懸けて自分を実験台に登らせるかどうかの、決心にかかっている、と思います。僅か10ヶ月でマーカー値が100倍を超えるまでに上昇している現状ですから、いくらがんばっているとは言え、今のままを続けていれば、先は短い。暗くて重くてしかも危険なので検討に入りたくは無いのですが、ここを逃げたら、それこそ、自業自得、人間失格ですよね。がん患者と言うものは、それぞれ皆、あらゆる手段を講じて、それでもなを、死んでいくというのが、紛れも無い現実なのですから。針の穴のような希望があれば、嫌でもそこをくぐらなければ何の可能性も見つけられない、のは事実ですから。


World Without Cancer

2015-12-02 | 死神との綱引き

World Without Cancer
a book by Edward Griffin: MP3

Griffinの別の動画を探していて、偶然見つけた。
今日はもう時間が無いので、3つのリンクを置くだけとなる。
G. Edward Griffin - A World Without Cancer
- The Story Of Vitamin B17

Edward Griffinの元サイトと思われるところ
動画は全部アウトとなってしまっている。

Edward Griffinの「ジキル島の怪物」を若い子に知らせようと思って
自分の過去記事を検索していたら、思いもかけずに
「World Without Cancer」が見つかった。
明日も時間が無いので、あさってとりあえずクリックして
You Tubeを見てMP3を聞くことにする。
追記はその後になる、予定。

追記:2015年11月13日
まず日本の現状としてこれを出しておきます。
アミグダリン wikipedia

A World Without Cancer (HQ) -
The Story of Vitamin B17 - G. Edward Griffin
G Edward Griffin - Why Laetrile (Vitamin B-17)
Works So Well
On Cancer

文字参照資料

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もう一冊本の紹介。
ここで話が展開(飛躍?)する



Rockefeller Medicine Men:
Medicine and Capitalism in America
by E. Richard Brown
文字参照資料

Edward Griffin氏をkey personに置くと
この二つの本が繋がってくる。
少し次元が異なるが
このペイジの記事は
見えない鳥の存在、過去記事
このYou Tubeに繋がってくるのだが。
果たしてこんな雑な記事で
何人くらいの共感・ご理解をいただけるのかは
私には予測できない。
実際の末期がん患者でなければ
それほど真剣には読まないだろうし
Edward Griffinの「ジキル島の怪物」を
知らなければ、
Edward Griffin氏に耳を傾ける
日本人も存在しないと見ていいだろう。

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参照:Book Discussion
on The Creature from Jekyll Island
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今日2015年12月2日
都合によりこの記事を上にあげます。