見えない鳥の存在: Blog版

Blog: L'oiseau Invisible
blog目的が途中から激変してしまった

皇太子殿下の記者会見

2014-02-24 | Bruxellesの原稿

皇太子殿下の記者会見
会見年月日:平成26年2月21日
会見場所:東宮御所

皇太子殿下:
公務についての考えにつきましては,以前にも申しましたけれども,過去の天皇が歩んでこられた道と,天皇は日本国,そして国民統合の象徴であるとの日本国憲法の規定に思いを致して,国民の幸せを願い,国民と苦楽を共にしながら,象徴とはどうあるべきか,その望ましい在り方を求め続けるということが大切であると思います。(抜粋)

 皇太子殿下:日本国憲法には「天皇は,この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ,国政に関する権能を有しない。」と規定されております。今日の日本は,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,現在,我が国は,平和と繁栄を享受しております。今後とも,憲法を遵守する立場に立って,必要な助言を得ながら,事に当たっていくことが大切だと考えております。(抜粋)


日本が売りトルコが買ったもの

2014-02-13 | Bruxellesの原稿

もうなにもいう気はない。説明もしない。上の記者会見、国家イメージ戦略としてどうなのだろう。今日のニュースで聞いて写真を探した。

尤も一ヶ月ほど前の安倍氏の発言、これを100%信じるなら驚くことではない。
東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題が海外メディアに取り上げられる中、安倍晋三首相は「(福島第1原発の)状況はコントロールされている。東京にダメージが与えられることは決してない」と説明したが、演説後の質疑でゲルハルト・ハイベルク委員(ノルウェー)から「東京に影響がないという根拠はなにか」と質問が出た。これに対し、首相は近海モニタリングのデータなどを示し、「汚染水による影響は港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロックされている。抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、すでに着手している」と答えた。

○しかし東北の人たちはこれをどんな思いで聞いたのだろう。東北は完全コントロール下にあり、「東京には全く影響はない」ー「オリンピックは東京だから何にも問題ないですよ」 神経を逆なでする発言である。
○原発推進派、安倍晋三盲信派の人たちでも、「汚染水による影響は港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」が嘘であることは既に皆知っている筈だ。

総理大臣がオリンピック招致や日本企業の国外売り込みに大活躍することは、素晴らしいことである。支持率も一向に低下しない。当然である。しかし、口から出まかせの嘘をどうするつもりか。もし地震大国トルコに万一のことがあったら、「トルコ国民に結束を呼びかけ、トルコ国民にひとりひとりにすべての負担と忍耐を背負わせる」で「抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、すでに(何年経過しているのだ!)着手している」という口先だけで、逃げ果せることではない。トルコにも原発推進派はいるだろうが、安倍晋三盲信派はいないと知るべきだ。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

追記:2014年2月13日ー元の記事は2013年10月31日
「真性のバカ」に牙をむき始めた国際世論
都知事選挙はほかにいないので田母神氏が最適と思われたが
決して彼の原発認識が正しいと思っていたわけではない。
演説も聴いたが明らかに聞きかじりの応急知識詰め合わせに過ぎない。
一番気の毒だったのは落選よりも
「本当は安部総理は僕のことを応援したいと思っている」
のむなしく悲しい発言であった。
そもそも都知事選を原発・脱原発をテーマに戦うことは異常だと思った。
田母神氏はひたすら尖閣寄付基金をテーマにすればよかったのだ。
それを託せるのは、明らかに田母神氏しかいない。
脱原発を最大課題として小泉・細川が乗り込んできたのは
自公公認の舛添氏を当選させたい一心
からに違いない。それが功を奏して脱原発票が割れ
舛添氏のぶっちぎり当選となった。
舛添氏は権力の座につきたいだけで、政策的には
安部内閣の指示に当分は従順に従うだろう。
安部・舛添は究極的には親韓・反日の最強のタッグチームとなる。
上にリンクを張ったカレイドスコープの記事は今回初めて読んだ。
他の保守ブログには全く無い安部内閣分析をしている。
評論・評論家というのは、与党の内部を細かく分析して批判するのが
その本来の仕事である。今はどの政治評論家も
ー「安部さんに期待したい」「安部さんならやってくれる」
「安部さんにお願いしたい」「立場上妥協も認める」
「必ずいつかはやり遂げてくれる」「ひたすら信じている」-
保守の評論家が全員恥ずかしげも無くこういって声をそろえるのは、
一人ひとりが個人的に懐柔されて安部総理のお友達感覚で
自覚のあるないは別にして
権力側にすでに与して保身に走っているからに他ならない。