秋の夜長を感じるにはまだ少し早いけれども、今月から始まった
NHKの「マッサン」のおかげか、僕の周囲はウィスキー・ブーム
到来の様相です。
今回の連続テレビ小説で面白いのは、このシリーズは「若い女の
子がさまざまな艱難辛苦を乗り越えて成長する物語」なのにも拘
らず、もちろんエリーという女性が主役とはいえ、伴侶である政
春が主人公となっている、いわば脱線路線にあります(笑)
視聴者にそういう可笑しさを感じさせないのは、脚本も演出もキャ
スティングも、もちろん俳優さんの演技も素晴らしく、あっとい
う間に感情移入してしまって楽しんでいるからに他ならないの
ですが、当方は竹鶴政孝の人生物語だと思って観ているため、興味
関心は幸か不幸かウィスキーのことばかりです。
とはいっても、ブームにはあまり関心がなく、いま目の前の一杯が
美味しければそれでOKですので、飲みたいものを飲んで美味し
ければハッピーという能天気ぶりでおります。
さて、今回は1989年のハイランド・パーク。

「ウィスキーがお好きでしょ」という石川さゆりさんが流れてくる
ような気分のときにはハイランド・パークが間違いないのですが、
今回はそれよりも1989年の方が大切です。
なんといっても1989年はウィスキーだけでなく、ワインも
クルマも経済も何もかも良かった年ですので、そのヴィンテージ
が目の前にあるというのは、何かの幸運を感じられずにはいられ
ません。
しかも、信濃屋さんが樽買いしてボトリングしたINSTRU-
MENTAL SOLO SELECTIONと呼ばれる、いわゆる
楽器シリーズの一本。
昔懐かしいといえば爺臭くなりますが、素材の品質と作りの良さ
が熟成を経てマリッジする、往年のウィスキーの味わいが残って
いて微笑ましいです。
19年熟成で、アルコールは55.6度。
幸いなことに、まだあちらこちらのBARで見かけることがあり
ますので、「間違いないのが欲しい方」も「芸の肥やしに勉強し
ます」というプロも、間口広く優しいいつものハイランド・パー
クでした。
やっぱり秋の夜長はこれかな、と思います。
NHKの「マッサン」のおかげか、僕の周囲はウィスキー・ブーム
到来の様相です。
今回の連続テレビ小説で面白いのは、このシリーズは「若い女の
子がさまざまな艱難辛苦を乗り越えて成長する物語」なのにも拘
らず、もちろんエリーという女性が主役とはいえ、伴侶である政
春が主人公となっている、いわば脱線路線にあります(笑)
視聴者にそういう可笑しさを感じさせないのは、脚本も演出もキャ
スティングも、もちろん俳優さんの演技も素晴らしく、あっとい
う間に感情移入してしまって楽しんでいるからに他ならないの
ですが、当方は竹鶴政孝の人生物語だと思って観ているため、興味
関心は幸か不幸かウィスキーのことばかりです。
とはいっても、ブームにはあまり関心がなく、いま目の前の一杯が
美味しければそれでOKですので、飲みたいものを飲んで美味し
ければハッピーという能天気ぶりでおります。
さて、今回は1989年のハイランド・パーク。

「ウィスキーがお好きでしょ」という石川さゆりさんが流れてくる
ような気分のときにはハイランド・パークが間違いないのですが、
今回はそれよりも1989年の方が大切です。
なんといっても1989年はウィスキーだけでなく、ワインも
クルマも経済も何もかも良かった年ですので、そのヴィンテージ
が目の前にあるというのは、何かの幸運を感じられずにはいられ
ません。
しかも、信濃屋さんが樽買いしてボトリングしたINSTRU-
MENTAL SOLO SELECTIONと呼ばれる、いわゆる
楽器シリーズの一本。
昔懐かしいといえば爺臭くなりますが、素材の品質と作りの良さ
が熟成を経てマリッジする、往年のウィスキーの味わいが残って
いて微笑ましいです。
19年熟成で、アルコールは55.6度。
幸いなことに、まだあちらこちらのBARで見かけることがあり
ますので、「間違いないのが欲しい方」も「芸の肥やしに勉強し
ます」というプロも、間口広く優しいいつものハイランド・パー
クでした。
やっぱり秋の夜長はこれかな、と思います。
感謝!