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マックいのまたのMalt Whisky Distillery

モルト好きで株式公開/上場(IPO)の経営戦略,マーケティング,M&Aを支援する経営コンサルタントのプライベートブログ

HIGHLAND PARK 1989

2014-10-17 09:26:26 | グルメ
秋の夜長を感じるにはまだ少し早いけれども、今月から始まった
NHKの「マッサン」のおかげか、僕の周囲はウィスキー・ブーム
到来の様相です。

今回の連続テレビ小説で面白いのは、このシリーズは「若い女の
子がさまざまな艱難辛苦を乗り越えて成長する物語」なのにも拘
らず、もちろんエリーという女性が主役とはいえ、伴侶である政
春が主人公となっている、いわば脱線路線にあります(笑)

視聴者にそういう可笑しさを感じさせないのは、脚本も演出もキャ
スティングも、もちろん俳優さんの演技も素晴らしく、あっとい
う間に感情移入してしまって楽しんでいるからに他ならないの
ですが、当方は竹鶴政孝の人生物語だと思って観ているため、興味
関心は幸か不幸かウィスキーのことばかりです。

とはいっても、ブームにはあまり関心がなく、いま目の前の一杯が
美味しければそれでOKですので、飲みたいものを飲んで美味し
ければハッピーという能天気ぶりでおります。

さて、今回は1989年のハイランド・パーク。

highlandpark1989.jpg

「ウィスキーがお好きでしょ」という石川さゆりさんが流れてくる
ような気分のときにはハイランド・パークが間違いないのですが、
今回はそれよりも1989年の方が大切です。

なんといっても1989年はウィスキーだけでなく、ワインも
クルマも経済も何もかも良かった年ですので、そのヴィンテージ
が目の前にあるというのは、何かの幸運を感じられずにはいられ
ません。

しかも、信濃屋さんが樽買いしてボトリングしたINSTRU-
MENTAL SOLO SELECTIONと呼ばれる、いわゆる
楽器シリーズの一本。

昔懐かしいといえば爺臭くなりますが、素材の品質と作りの良さ
が熟成を経てマリッジする、往年のウィスキーの味わいが残って
いて微笑ましいです。

19年熟成で、アルコールは55.6度。

幸いなことに、まだあちらこちらのBARで見かけることがあり
ますので、「間違いないのが欲しい方」も「芸の肥やしに勉強し
ます」というプロも、間口広く優しいいつものハイランド・パー
クでした。

やっぱり秋の夜長はこれかな、と思います。
 

感謝!
 
 

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