今回の試飲会のボトル群のなかで、私が一番気に入ったのが
このカリッシュ&ソンズと名付けられた、樽番号7でした。
詳しい説明をマットから聞いたはずですが、手元のメモには
3年熟成としか書いてありません。おそらくは味か会話に夢中
になってしまって、メモを残すことを失念してしまったのでしょう。
我ながら情けないといいますか、酔っ払いのテイスティングなど
この程度のものとも言えるかと思います。
いずれにしても、ここの原酒はこれから長い年月の熟成を経て
市場の評価を獲得していくことになりますので、そのプロセスを
樽のなかで眠ると同じように楽しみながら、しっかりと眺めつつ、
またシアトルに出掛ける機会があったら蒸留所でのマットとの
再開も楽しみにしながら、ともに歩んでいきたいと思います。
それこそが、ウィスキー作りに携わる者のやりがいだと思う
からです。
感謝!