今回のワイン会の酉を務めた弩級のワインが、スペインのカレータ
1995年でした。20年ものです。

さすがにシニアソムリエが酉に出してくるだけあって、開栓直後は
まったく開いておらず、30~40分ほどしてから少しずつ開いて
くるフルボディのなかのフルボディでした。
とはいっても、ムートン・ロートシルトのようにコンクリートのように
ウルトラ重く動かないワインではなく、大きな真球がゆっくり転がる
ように少しずつ少しずつ色々な顔を見せるのです。いや、まったく
見事のひと言で驚きました。
私はあまりスペインのワインを飲んだことがないのですが、決して
甘すぎることなく渋すぎることなく、非常に高いバランスで全体の
骨格を構成しており、まるでワインを口に含んだこちらが抱かれて
いるかのような錯覚すら感じさせるものです。
プロの解説によれば、テンプラニーニョという種類のブドウ100%
とのことで、メジャーな品種ではない、野生種のような土臭さが
特徴とのことです。
インポーターが貼ったラベルを転記すると「深い照りのある魅惑的な
赤茶色。熟したチェリーやプルーンにトースト香が加わった複雑な
香り。凝縮した果実の甘みと酸、なめらかなタンニンが一体となって
口中を満たします。イベリコハム レバーパテ、ハンバーグやステー
キなどによく合います。」とあり、転記している間にも口の中に豊か
で深い味わいが蘇ってきました。
ぜひまた飲みたい一本でした(でも20年もの、笑)。
感謝!
1995年でした。20年ものです。

さすがにシニアソムリエが酉に出してくるだけあって、開栓直後は
まったく開いておらず、30~40分ほどしてから少しずつ開いて
くるフルボディのなかのフルボディでした。
とはいっても、ムートン・ロートシルトのようにコンクリートのように
ウルトラ重く動かないワインではなく、大きな真球がゆっくり転がる
ように少しずつ少しずつ色々な顔を見せるのです。いや、まったく
見事のひと言で驚きました。
私はあまりスペインのワインを飲んだことがないのですが、決して
甘すぎることなく渋すぎることなく、非常に高いバランスで全体の
骨格を構成しており、まるでワインを口に含んだこちらが抱かれて
いるかのような錯覚すら感じさせるものです。
プロの解説によれば、テンプラニーニョという種類のブドウ100%
とのことで、メジャーな品種ではない、野生種のような土臭さが
特徴とのことです。
インポーターが貼ったラベルを転記すると「深い照りのある魅惑的な
赤茶色。熟したチェリーやプルーンにトースト香が加わった複雑な
香り。凝縮した果実の甘みと酸、なめらかなタンニンが一体となって
口中を満たします。イベリコハム レバーパテ、ハンバーグやステー
キなどによく合います。」とあり、転記している間にも口の中に豊か
で深い味わいが蘇ってきました。
ぜひまた飲みたい一本でした(でも20年もの、笑)。
感謝!