西洗自治会は最近運営体制を変え、自治会役員(班長)とボランティアが協力する体制から、役員が主導する体制に切りかえました。具体的に言うと、昔は自治会パートナーにボランティアが就任し、役員に協力することになっていましたが、2019年度からこのパートナーに前年度会長・副会長(部長)が就任しています。
一見、よくできた体制と思われますが、前年度会長・副会長(部長)の自治会運営に関する経験知識は実は十分ではありません。役員は、1年交代のため、1年で習得できる企画実行力には限界があります。
普通でも仕事の引継ぎはむずかしいと思いますが、2020年度は新型コロナウイルスのため多くの事業が中止になりました。引継ぎはうまくいっていないと思います。2020年度の役員は十分な自治会運営の経験知識を持つことができませんでした。2020年度会長・副会長(部長)は2021年度自治会パートナーとして仕事をするのに苦労するのではないでしょうか。
体制をころころ変えることは望ましいことではありません。したがってパートナーは前年度会長・副会長(部長)でいいと思いますが、改めてボランティア起用の方針を明確にし、役員とボランティアが協力して自治会運営を行う仕組みを再構築した方がいいと思います。
防災訓練、夏祭りのような大きな行事だけでなく、町の防災防犯、生活環境、福祉文化などをどうするか新企画が重要です。これらの分野でボランティア活動をやっている人は経験知識が豊富だと思います。自治会運営にボランティアを活かすことは重要なことだと思います。