舞岡公園付近の散歩道
都市計画道路横浜藤沢線は、環状2号線(上永谷駅付近)から藤沢市の国道134号(鵠沼海岸1丁目)に至る延長約14.3kmで、道路の主な幅が32.0m(6車線)又は25.0m(4車線)の幹線道路として都市計画決定されており、周辺地域における交通渋滞の緩和などを図ることが目的です。
最新の神奈川県の情報によると、このうち、藤沢土木事務所管内の関谷陸橋付近から県道32号(藤沢鎌倉)までの約3.3kmの区間の整備が完了しており、現在、横浜市境から関谷陸橋付近までの約0.6kmの区間(関谷工区)について工事が行われています。
(出所)神奈川県ホームページ
私達が一番関心のある上永谷駅付近から舞岡公園南端部付近までですが、日限山3丁目から野庭団地の方に行くとき、ひまわり歩道橋で都市計画道路横浜藤沢線建設予定地の上を横断します。この歩道橋から上永谷駅の方を見ても、舞岡公園の方を見ても、建設が中断して、建設廃材が放置されていたりしておよそ美とは無関係な景観です。昔は上永谷方面は昔のままの状態だったのでよかったが、今は工事用仮設道路が上永谷の方から舞岡公園の方に伸びています。
今回配られた総会資料などによると、今後の工事計画がはっきりしていません。どうもこの区間は道路の必要度が低く、予算が回らないようです。
すでに時代が変わって道路の需要が大幅に減っていると思います。経済成長も低迷し、税収が伸びず、建設に回せる予算もなかなかとれません。要するに投資効果があやしくなっています。建設中断をだらだら続けるのではなく、今から未来予測して計画の修正をやった方がよさそうです。
天谷大橋付近から舞岡公園南端部までは車線は、現在は計画は4車線ですが、やや広幅の2車線で十分ではないでしょうか。2車線にすると道路予定地に道路に沿って上永谷駅から舞岡公園南端部に至る本格的緑道を建設することが可能になります。現在、上永谷駅付近から天谷大橋付近までは上り1車線、下り2車線で道路の間にできた空間にグリーンベルト散歩道を設けています。天谷大橋付近から舞岡公園南端部付近までは2車線とすることは可能です。
舞岡公園を活かし、上永谷駅―舞岡公園―舞岡駅を結ぶ本格的緑道を建設すると、舞岡公園、その周辺の緑地帯、そして緑道が横浜有数の内陸部の憩いの場として市民から喜ばれると思います。