近所の方が、お二人も、班会議に欠席する旨、班長に連絡したいが班長が誰かわからないと言っていました。
原因は、2022年8月吉日付け自治会長発「班会議(井戸端会議)開催のご案内」にあります。班会議の案内であるにもかかわらず、班長名がどこにも書いてありませんでした。班会議の案内は通常は班長が出すものだと思います。
班会議の案内状に問題がありましたが、もっと大きな不安を感じました。班長が誰かわからない人が班にいることです。すでに自治会費集金で新班長が訪問してきたはずですが、班長が誰か気にしていないようです。班長業務、ご苦労様ですという感謝の思いがあれば班長が誰かぐらい覚えると思いますが、覚えていません。
改めて自治会長発の班会議の案内状を見て、「協力会員」という会員がいることになっていることも問題と思いました。「協力会員とは班長業務を免除されている会員です」とあります。しかし、昨年の自治会資料によると、班長業務を免除された会員も「自治会員」であると書いてあります。自治会員のほかに協力会員がいるかのような印象を与えています。
自治会長発の班会議の案内状はもう一つ自治会員をミスリードする問題点があります。「すでに協力会員と認定されている方で、引き続き認定をご希望される方は(班長業務免除取り消しを依頼する書状の)提出不要です」とあります。免除理由がなくなっても希望すれば「協力会員」でいることができるようです。
2020年度西洗自治会総会で決まった新会員制度は、班長・班員に浸透せず、2020年度は実行できず、これはいけないと自治会は2021年度で実行計画・マニュアルを作成し、同年度班会議で説明し、2021年度後半から2022年度前半にかけて班員から免除申請が行われる予定でしたが、相変わらず班長の理解がまちまちで、班員への免除申請案内をやっていない班がありました。この理解の混乱は今年度の班長でも解消されていません。
今年度になると自治会は「協力会員」という新語をつくり、また班会議で免除決定ではなく、免除認定を行うと新しい言葉を使っています。新語をつくりすぎです。班長・班員も混乱します。
免除決定にしても免除認定にしても班会議にとっては非常に重い決議です。月100円の協力費というお金の問題も絡んでいます。出席者1/2未満の班会議で決定や認定を行ったら非民主的との批判がでます。現状、班会議は重すぎます。交流の場どころではありません。
2020年度自治会総会で決定があった新会員制度は、班長泣かせです。何事も試行錯誤です。自治会は現在の問題を整理し、新制度について現時点での評価を行ってほしいと思います。
この問題については自治会は班に自主性を認めているようです。まずは、班会議で、自治会の班長業務免除基準は尊重するが、「協力会員」制度とか、班員の班会議への免除申請とか、班会議による免除決定あるいは免除認定とか、協力費制度などを実行しないですむ方法を検討するといいと思います。たとえば高齢、病気、その他の事情で班長業務をできない人は、自治会費を払ってくださるだけでも感謝です。班長業務免除、代わりに月100円払えとは冷たい自治会だと思います。
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