下北半島とのんびりオートバイ

下北半島をのんびりツーリングした記録。また、青森県内やその他の地区の旅の記録です。へたくそライダーの日記です。

第33回下北地区子ども会 郷土芸能発表会!

2018年02月04日 | 下北半島イベント・グルメ
 今日は、午前に雪かきと脇野沢。

そして、午後からは、下北文化会館で行われる「第33回下北地区子ども会 郷土芸能発表会」に出かけてみました。




 福浦の子供歌舞伎もほんとは見たかったんだけど。奥内歌舞伎もすごいんだけど。

 どこも、少子化、人口減少で、あとを継ぐ子供がいない!という現実があるんですね。

 さて、一番手は、「奥内山鳩子ども会」の「突き上げ三番叟」。2人のかわいい女の子の歌舞伎。


 下北にいろいろな郷土芸能があるってことを知ったのは、ほんの10年くらい前。奥内歌舞伎は奥内小学校で発表会を地元でやっていて、とっても驚きました。

 2番手は、「大間子ども会育成連絡協議会」さんの「仁和賀山祭囃子」。
仁和賀山は、大間稲荷神社例大祭での2台目の山車で、その囃子は「山寄り」で勇壮な「どっとこ」と呼ばれる切り声をかぶせます…、と、いうことらしいのですが、よくわかりません。(笑い)


 14人の子供たちと、支援する大人の皆さんの大所帯。囃子に迫力があります。

 3番手は、「矢越はまなす子ども会」さんの「矢越鮪大謀網囃子」。
鮪の網漁の指導に来ていた岩手県の宮古の漁夫から伝えられて、一時期途絶えてしまいましたが、昭和54年に約62年ぶりに復活したそうです。よく、伝えてくれる方がいらっしゃったものですね。よかった~!



 結構楽しくて?鮪漁の姿を演じているのですが、なぜか、欽ちゃんの仮想大賞を思い浮かべてしまいました。(すんません)
 青い布=波、船の模型、マグロのお手製模型、銛、オールに、最後は大漁旗が登場!お手製の作り物でその物語を演じていく…、うーん、「欽ちゃん…」?
 でも、とっても楽しかったので、「20点」!(満点)

 4番手は「白糠子ども会」さんの「鳥舞」。
儀礼舞の一つであり、雄雌の鳥が睦みあい、五穀豊穣と子孫繁栄を祈る舞。だ、そうです。
2人のちびっこが織り成す舞です。細かい鳥の動作を取り入れて、見ていても癒されそう?



 東通村14集落で20以上の演目が伝承されているそうです。すごいことですね。これからも、引き継がれていってほしいですね。

 5番手は、「東町太陽子ども会」(大畑町)さんの「大畑八幡宮例大祭 鞍馬山祭り囃子」。
大幡八幡宮例大祭で行われる囃子。大畑祭りで使われるんですね。大畑八幡宮は江戸時代から、らしいので、下北でも古い神社さん。



 東町の鞍馬山(山車)は享保6年(1721年)に運行されたそうです。なんと、約300年前から~!(驚)鞍馬山の祭囃子「本囃子」、「サンバ」、「サカモリ」など演奏。

 最後の6番手は、「白糠子ども会」さんの「東通のもちつき踊り」!
東通りの郷土芸能のド定番!大人の方々のほうは、毎年テレビに放送されます。特に、小正月の踊りとして、私たちにも広く知れ渡っています。 





 日本古来の「礼に始まり、礼に終わる」を見せ付けている踊りですね。写真を見ていて、感心しています。
 また、なぜか、かわいらしい踊りになってしまいますね。これこそ郷土芸能の踊り!
うちの会社で、2回ほど、従業員の美人軍団?を結成して、もちつき踊りを踊ったことがありました。これはこれで、華やかでよかった~!

 いろいろな郷土芸能を引き継いでくれる人、語り続けてくれる人、稽古をしてくれる人、…もしかすると、消えかかっている郷土芸能をなんとか継承してもらおうとする方々の並々ならない努力に敬意を表します。

 ぜひ、下北の伝統を絶やさず、ろうそくの炎のような小さくても、私たちの心の隅に残っているように、願っています。


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