10月16日、初入院、初手術の旅が始まりました。
朝7時出発。バイクで行きたいな~、と想いつつも足に負担がかかるので断念。手術するのが「左足」。
ふんばって、メスを入れたところが裂けたら大変・・・。
さて、秋空を眺めながら、のんびりと休憩をしながら3時間半もかけて到着。
さっそく、入院です。
11時ごろに病院に入ったため、お昼ご飯はない、ということで売店でお弁当を買って食べます。
手術は「左足下肢静脈瘤手術」。
ようは、あのエコノミー症候群?らしい。けっこう多いらしいですね。社内にも手術をした方、同じ症状
をもつ方がいました。
なぜ、「つがる西北中央病院」なのか?というと、むつ病院の先生がこのつがるの病院の先生だったから
です。だから、手術の日程を決めて入院するのに、2ヶ月もかかりました。
建物は古いものですが、先生も看護士さんたちもみんな親切です。「優しい津軽弁」は心地よい?
青森市の本格津軽弁とは少々違うような気がします。この五所川原周辺の津軽弁は京都弁のように、
ゆったりとした、きれいな?優しい津軽弁(あくまでも私見ですが・・・)。
この日の夕食。白身フライがメインデッシュ。
「みんな薄味」という病院食をイメージしていましたが、外科で食事制限がないせいか、しっかりとした
家庭の味付けでした。おいしいではないですか。でも、みそ汁だけは薄味でした・・・。
さて、この日は「人生最大の恥ずかし~日」?でした。
足の手術だったので、あの「剃毛」の洗礼は受けないよな・・・、と思いきや!
え~、うそ~!若いかわいい看護士さんが「毛、そるよ~」とるんるんで病室にやってきました。
足だけかな・・・?と思いきや、「パンツ下げて」。げっ!ここ!
昔は、冗談で、「若い看護婦さんに毛剃られたら・・・、爆笑・・・」ってみんなで笑っていたのに、まさか
自分が・・・、津軽美人の娘ぐらいの可愛い子に。ビニールの手袋をはめた可愛い手に・・・軽く摘まれて?
シェーバーでジー、ジーと剃られていきます。(ひえ~)、もう真っ赤、真っ赤、せめて興奮しないで・・!
息子よ(うちは娘ばかりだよ)、そのままじっとしていてくれ~・・・。
(中略) 終わりました。私の尊厳が少し失われました。(笑い)
しかし、これはまだ序章に過ぎませんでした。
翌日、美味しい朝ごはん。
さて、ちょっぴり、うれしかった「無駄毛の処理」?のあとの朝ごはん。
さんまの蒲焼のおろし合え、ちくわの和え物など「家庭の味」爆発。病院に行くと痩せるというけど
太ってしまいそう。ご飯もけっこう多いし。美味しいから完食!
今日は、いよいよ手術の日です。午後からなので、お昼はありません。飲むのも飲めません。
奥さんも汽車で4時間をかけて、やってきました。この病院は大変便利で、駅の前だし、向かいにビジネス
ホテルがあります。ここを予約して、奥さんに看護してもらいます。
ところで、私は「T字帯」というものを知りませんでした。なんのことかな、と想いつつ売店で購入。
奥さんが知っていました。ようは、「ふんどし」なのです。手術用でパンツではなく、患者の尊厳を保ち
つつ治療をするものなのですね。
今度は、男の看護士さんがふんどしをつけにやってきました。フル○ン状態で寝かされて、ふんどしを
まいてくれます。自分は、手も足も自由に動くし、体も動かせるし、腹筋もできるぞ~、なのに、なぜ
自分でできるよ~、と言いたいものの、とりあえずは、なすがままの「大間のマグロ」状態。
いよいよ手術です。
手術室に入ると、なんと!ふんどしを脱がされ、あの懐かしい響き「前張り」・・・!え・・・。
日活ポ○ノ(古いですね)とは違うでしょ!
きれいに剃ってもらったところを今度は裏から?ベリっと「前張り」。ガムテープ?まさか(笑い)。
そのあと、麻酔の注射がグサリ!これがまた痛い!局部麻酔注射。
手術では、患者さんのために、音楽をかけてくれました。天井は、テレビや映画の撮影のように丸い
いくつものライトが。そして、メスやハサミのぶつかる金属音が。小さく響く先生の「○○を」と言う声が
聞こえてきます。
約一時間で無事終了。先生やみなさん、ありがとうございました。
そのあと、若い看護士(婦)さんが2人ほどきましたが、そうでした、わたしは「前張り」状態の変態おじ
さん。
もう、わずかに残っていた小さな尊厳は音を立てて、崩れ落ちていきました。(笑い)
歩けますし、痛みもあまりないし、手術したのが嘘のよう。麻酔の注射が一番痛い、のです。
病室に入り、横になると、会社からメールが、・・・。
「奥様の献身的看護に感謝してね!総務○○」と。奥さんの献身的看護は、2時間で終了し、エルムへ
お買い物に行きました。なんか、むずかしい・・・「献身的看護」(笑い)
こんなカンジです。ふくらはぎに寄生虫のように浮き出ていた血管は影を潜めました。
たいしたもんだな・・・と想いながら、夕ご飯。
夕ご飯は海老カツがメイン。美味しい病院食をいただき、またちっぽけな尊厳が芽生えました(笑い)。
こうして、初めての入院生活が終わります。もう明日には退院して、車で運転して帰ります。
この病院。さすが、五所川原と思わせるものがありました。
洗面所に掲示しておりました。
「洗面所にスイカの種などを捨てますと、水が流れなくなります。・・・・・」
スイカの産地がすぐお隣。すいかの流通も盛んです。さすが津軽の果物産地。
翌朝。
ヘルシーな朝食。おから、山菜のみそ汁、フルーツ、などあっという間に完食。
どうも、太ったよ、完全に。
こうして、「初めての入院」は終わりました。
先生が回診に来てくれて、「大丈夫でしょう」と。
いろんなことを大げさに書きましたが、ほんとはとっても良い病院。皆さん、気配りをしてくれて、最後の
あいさつをしてきました。
あの可愛い看護婦さんにもお礼を、と想いましたが、わからず、残念でした。
真剣に「剃毛」してくれた津軽の娘さんにこの場で、心から、
「ありがとう!」
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朝7時出発。バイクで行きたいな~、と想いつつも足に負担がかかるので断念。手術するのが「左足」。
ふんばって、メスを入れたところが裂けたら大変・・・。
さて、秋空を眺めながら、のんびりと休憩をしながら3時間半もかけて到着。
さっそく、入院です。
11時ごろに病院に入ったため、お昼ご飯はない、ということで売店でお弁当を買って食べます。
手術は「左足下肢静脈瘤手術」。
ようは、あのエコノミー症候群?らしい。けっこう多いらしいですね。社内にも手術をした方、同じ症状
をもつ方がいました。
なぜ、「つがる西北中央病院」なのか?というと、むつ病院の先生がこのつがるの病院の先生だったから
です。だから、手術の日程を決めて入院するのに、2ヶ月もかかりました。
建物は古いものですが、先生も看護士さんたちもみんな親切です。「優しい津軽弁」は心地よい?
青森市の本格津軽弁とは少々違うような気がします。この五所川原周辺の津軽弁は京都弁のように、
ゆったりとした、きれいな?優しい津軽弁(あくまでも私見ですが・・・)。
この日の夕食。白身フライがメインデッシュ。
「みんな薄味」という病院食をイメージしていましたが、外科で食事制限がないせいか、しっかりとした
家庭の味付けでした。おいしいではないですか。でも、みそ汁だけは薄味でした・・・。
さて、この日は「人生最大の恥ずかし~日」?でした。
足の手術だったので、あの「剃毛」の洗礼は受けないよな・・・、と思いきや!
え~、うそ~!若いかわいい看護士さんが「毛、そるよ~」とるんるんで病室にやってきました。
足だけかな・・・?と思いきや、「パンツ下げて」。げっ!ここ!
昔は、冗談で、「若い看護婦さんに毛剃られたら・・・、爆笑・・・」ってみんなで笑っていたのに、まさか
自分が・・・、津軽美人の娘ぐらいの可愛い子に。ビニールの手袋をはめた可愛い手に・・・軽く摘まれて?
シェーバーでジー、ジーと剃られていきます。(ひえ~)、もう真っ赤、真っ赤、せめて興奮しないで・・!
息子よ(うちは娘ばかりだよ)、そのままじっとしていてくれ~・・・。
(中略) 終わりました。私の尊厳が少し失われました。(笑い)
しかし、これはまだ序章に過ぎませんでした。
翌日、美味しい朝ごはん。
さて、ちょっぴり、うれしかった「無駄毛の処理」?のあとの朝ごはん。
さんまの蒲焼のおろし合え、ちくわの和え物など「家庭の味」爆発。病院に行くと痩せるというけど
太ってしまいそう。ご飯もけっこう多いし。美味しいから完食!
今日は、いよいよ手術の日です。午後からなので、お昼はありません。飲むのも飲めません。
奥さんも汽車で4時間をかけて、やってきました。この病院は大変便利で、駅の前だし、向かいにビジネス
ホテルがあります。ここを予約して、奥さんに看護してもらいます。
ところで、私は「T字帯」というものを知りませんでした。なんのことかな、と想いつつ売店で購入。
奥さんが知っていました。ようは、「ふんどし」なのです。手術用でパンツではなく、患者の尊厳を保ち
つつ治療をするものなのですね。
今度は、男の看護士さんがふんどしをつけにやってきました。フル○ン状態で寝かされて、ふんどしを
まいてくれます。自分は、手も足も自由に動くし、体も動かせるし、腹筋もできるぞ~、なのに、なぜ
自分でできるよ~、と言いたいものの、とりあえずは、なすがままの「大間のマグロ」状態。
いよいよ手術です。
手術室に入ると、なんと!ふんどしを脱がされ、あの懐かしい響き「前張り」・・・!え・・・。
日活ポ○ノ(古いですね)とは違うでしょ!
きれいに剃ってもらったところを今度は裏から?ベリっと「前張り」。ガムテープ?まさか(笑い)。
そのあと、麻酔の注射がグサリ!これがまた痛い!局部麻酔注射。
手術では、患者さんのために、音楽をかけてくれました。天井は、テレビや映画の撮影のように丸い
いくつものライトが。そして、メスやハサミのぶつかる金属音が。小さく響く先生の「○○を」と言う声が
聞こえてきます。
約一時間で無事終了。先生やみなさん、ありがとうございました。
そのあと、若い看護士(婦)さんが2人ほどきましたが、そうでした、わたしは「前張り」状態の変態おじ
さん。
もう、わずかに残っていた小さな尊厳は音を立てて、崩れ落ちていきました。(笑い)
歩けますし、痛みもあまりないし、手術したのが嘘のよう。麻酔の注射が一番痛い、のです。
病室に入り、横になると、会社からメールが、・・・。
「奥様の献身的看護に感謝してね!総務○○」と。奥さんの献身的看護は、2時間で終了し、エルムへ
お買い物に行きました。なんか、むずかしい・・・「献身的看護」(笑い)
こんなカンジです。ふくらはぎに寄生虫のように浮き出ていた血管は影を潜めました。
たいしたもんだな・・・と想いながら、夕ご飯。
夕ご飯は海老カツがメイン。美味しい病院食をいただき、またちっぽけな尊厳が芽生えました(笑い)。
こうして、初めての入院生活が終わります。もう明日には退院して、車で運転して帰ります。
この病院。さすが、五所川原と思わせるものがありました。
洗面所に掲示しておりました。
「洗面所にスイカの種などを捨てますと、水が流れなくなります。・・・・・」
スイカの産地がすぐお隣。すいかの流通も盛んです。さすが津軽の果物産地。
翌朝。
ヘルシーな朝食。おから、山菜のみそ汁、フルーツ、などあっという間に完食。
どうも、太ったよ、完全に。
こうして、「初めての入院」は終わりました。
先生が回診に来てくれて、「大丈夫でしょう」と。
いろんなことを大げさに書きましたが、ほんとはとっても良い病院。皆さん、気配りをしてくれて、最後の
あいさつをしてきました。
あの可愛い看護婦さんにもお礼を、と想いましたが、わからず、残念でした。
真剣に「剃毛」してくれた津軽の娘さんにこの場で、心から、
「ありがとう!」
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