あずみ野 美光波探訪

安曇野を中心に信州を自由に散策しています

大峰高原(七色大カエデと聖子ちゃんの木)

2014-09-30 20:41:32 | 日記

北安曇郡池田町の大峰高原に29日に行って来ました。

今年は紅葉が早いので様子を見ながらドライブしてきました。

樹齢250年ですから、だいぶ年老いて枝が抜けてきました。

七色カエデなる色付きで紅葉が始まっていました。草を刈りテントを張って準備も進んでいます、これからが見ごろです。

右側奥(上の写真)の丸い木ですが、1981年に松田聖子主演の映画「野菊の墓」の撮影で使われてから、「聖子ちゃんの木」と呼ばれているそうです。

 

アズキナシの木だそうですが、葉が落ちても丸い樹影が良かったと記憶しています。

 

いよいよ紅葉の季節ですから楽しみです。

 

ジャケットの写真は大滝村の自然湖ですが、1984年の「長野県西部地震」によってできた湖です。

 

この木曽郡大滝村・木曽町にある木曽御岳が大変なことになっています。私の故郷の自慢が、この御嶽山と木曽駒ケ岳です。

私もすぐ確認はしたのですが、実家(駒ケ岳のふもと)は今のところ風向きで降灰などはないようです。

実家からは御嶽山が見えますし、学校の登山で行き、木曽節や校歌に歌われて心のよりどころの御嶽(みたけ)ですから落ち着きません。

早く救助が進む事を祈るばかりです。

今、思い返せば9月12日だったでしょうか、うちの親父が御嶽山は大丈夫かなって聞くもんだから、私は「大丈夫でしょ」

前に(1979年)噴火したからなんて答えていました。親父はニュースで御嶽山の地震がここ数日に多いと聞いていたようです。

家で話題になるくらいだし、観測データが分かっていたのだから、なんとかなったと思いもします。

 

それにしても木曽(日本中)は災難続きでいけません、自然は怖いですね、災害の起こらないことだけを願います。

 

 

 

 


新行高原と中山高原(大町市)

2014-09-23 20:53:52 | 日記

21日蕎麦を食べに新行地区(旧美麻村)に行きました。この集落には9軒の蕎麦屋さんがあります。

今日は「麻の館」でいただきました。

この麻の館は地区の皆さんにより運営されていて、この地で生産し消費する「地産地消」のお店です。

七割そばですが、私は一番気に入っています。天ぷらも美味しくて、なんといっても天ざるが950円ですから。

漬物はその時期の野菜を漬けたものが出ますし、おやきも美味しいです。

 そばも実って、もうすぐ新そば祭りです。

北アルプスが見えます。左から北葛岳・蓮華岳で中央右の雲がかかっているのが爺ヶ岳です。一番右が鹿島槍ヶ岳。

もうすぐ雪山がみられますがほんとに綺麗なところです。

 

  

お薦めは天ざるです、そばを大盛りにするといいですね。ヤッちゃいましたね天ぷらの一品つまんだ後の写真ですが・・

 

帰りは車で5分ほどの中山高原に寄ってみました。

  

  

朝ドラ「おひさま」の撮影地でそば畑が綺麗なところです。

秋桜が咲き、そばが実っていました。

 

そばファンにはたまらない、一番美味しい季節になりました、あちこち出かけたいと思います。

 

 


小野真吾写真展(小さな森の物語)

2014-09-21 15:10:27 | 日記

大町市の「ギャラリー・いーずら」で開催されれいる小野さんの写真展に行ってきました。

写真展はキツネの家族の記録で、小野さんが自ら案内をしてくれました。

一匹のキツネ(コン太郎)と出会ったことから、別れまでの心情を語ってくれました。

 

      

このドラマは、出会い一枚から、森の中で見つけたコン太郎の亡骸の写真と、その後の森の写真で終わっている。

なついてくれて、写真をいっぱい撮らせてくれた、友との別れはどれだけ悲しく、そして辛かっただろうか・・・

 

小野さんは、今はとても大きな宝物を頂いたと感謝の気持ちを述べていました。

こうして、写真をたくさんの人に見ていただくことが、本当に嬉しいと笑顔で話していました。

これから活躍することは間違いないでしょうし、次回の作品展が楽しみです。

私もとても、たくさんのエネルギーを頂いた写真展でした。

ありがとうございました。

 

 


鼠石伝説(北安曇郡松川村鼠穴地区)

2014-09-17 22:44:12 | 日記

大町市から山麓線を穂高有明に向かって帰る途中に立ち寄ってみました。

松川村の鼠穴地区にある、この鼠石には伝説がある。

私も随分に昔聞いたものです、この穴は長野の善光寺までつながっているようだと。

 

 

この地区名が鼠穴となっている、この伝説のゆえんらしい。

今回来てみて思い出しましたね、最初に訪ねたときは、そんなことは有り得ないと思いつつ、棒を突っ込んでみたりもしたものです。

もちろん浅い穴でしたが、細い穴があるのかもしれないなんて、その時に思うようにしましたね。

  

後ろには垂れ桜が有り、春に来てみるのもいいでしょうね。

近くには遺跡も有り昔から豊かな土地で、現在も水田が豊かに実り、里山が綺麗なところです。

伝説の地を、あちこち歩いてみるのも楽しいですね。

 

 

 

 


池桜の接吻地蔵(安曇野市明科池桜)

2014-09-15 16:37:57 | 日記

数日前、県道を通行中に接吻地蔵の看板が目に入る・・

思えば、今年の桜咲く頃に友人がこのお地蔵様が観たいと言うので案内をしたのです。

ところが近くを通ったのですがたどり着けなくて(昔撮影に来たのに)次回にしようと諦めたのでした。

今日は確認に行って来ました。

 

この付近は限界集落ですね、もう何軒も家が朽ち果てています。

 

20年くらい前に訪ねたときはまだ集落を形成していましたが・・・

この付近の山間にはたくさん集落跡があります。地蔵さんや石碑がたくさん有りますし、分校もあったようです。

昭和の頃でしょうか多くの人々は、都会に出ていったのでしょうね。

 

県道近くで老婆に会いましたね、20年くらい前でしたら、沢山写真を撮らせてもらいましたよね。

社会派の写真を撮っていましたから、おばあちゃんと過疎集落といい恰好の被写体でしたが・・

ここの道祖神も合併前(明科町)は観光スポットとして結構大きく紹介されていましたが、合併以降だんだんと小さきものは忘れ去られて行くような気がしますね。

おばあちゃんが僅か2軒ほどになった集落に向かって山道を帰って行きます、日本の山間地のほとんどが、このような光景でしょうか・・