今日は南木曽町の災害の現場に行って来ました。
広島の災害などありましたので自然の力や怖さを改めて感じています。
被災地の横に南木曽小学校がありますが、昔は読書小学校といいました。
木曽郡育ちの私は子供の頃、この読書が学校名であることに、ある不思議さをもっていました。
学校は読み書きを覚える所だから「読書」とつけたのかな・・なんて
(昔は読書村で名前が付いたのでしょう 学校が寺から始まっていますから地名になったのでしょうか)
あれから何十年経って、この地に立ち、この読書小学校と刻んだ石碑を目にした訳で、こんなブログとなりました。
先日テレビで、災害と地名についての記事が映りましたが、合併などで意味を持った地名がどんどん無くなってしまっていいのだろうかと・・先人の教えを無駄にしてはいけないと結んでいましたね。
敷地内には二宮尊徳像や卒業記念の彫刻などがあり、のどかなふるさとの小学校の光景です。
心みがかん、ちえを磨かん、徳をみがかん
日本人が忘れかけている言葉がありました。
学校の入口付近に工事中だった砂防ダムの周知看板があります。
竣工は10月30日で未完成でしたが、今回の土石流をかなり止めてくれました。
南木曽町の小中学校では過去の災害を忘れないようにと勉強を続けています。
私たちも先人の経験や知恵を受け継いで行きたいものです。