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プログレッシブ・ロック編:EL&P3(恐怖の頭脳改革から恐怖の崩壊へ)

2006年07月28日 | 洋楽のルーツ
ELPの勢いはとまらず、1972年には「トリロジー」、1973年ちょうど私が中学2年の頃に発売されたアルバムは「恐怖の頭脳改革」というすごいタイトルが付いています。ELPはこの作品のあとライヴアルバムを発表しますが、この頃までが人気のピークだったのではないかと思います。
「恐怖の頭脳改革」には組曲形式になっている「魔の教典」レイクお得意のロックバラード「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」と良い曲もあるのですが、少々その曲のパターンに飽きたかなという一般的な評価であったと思います。その後77年まで活動を停止。

77年満を持した?大作「四部作」を出しますが、これはメンバーそれぞれのソロが中心でバンドとしては二曲程度しかやっていませんでした。その中でのレイクの「セ・ラ・ビ」はまたまたお得意のバラードで、ここまで来るとさすがにファンも苦笑せざるを得ない?その後「四部作」の続編を出しますが、すでにバンドとしての方向性を失い、期待された78年のニューアルバム「ラヴ・ビーチ」はそのタイトルとアルバムジャケット(×写真)のあまりに爽やかな3人の日に焼けた笑顔をみて、これがELP?と誰もが目を疑ったのではないでしょうか。

そして、遂に1980年2月エマーソン・レイク&パーマーの解散が正式に発表されました。

その後ELP再結成の話が出ますが、カール・パーマーはエイジアで参加できず、その代わりに同じPでも、まったくタイプの違うコージー・パウエル。ここで、私のELPは事実上終焉を迎えました(苦笑)。70年後半からのプログレバンド同士のメンバーのトレードは目を覆いたくなるような物がありました。
同じようなことはハードロックバンド同士、プログレとハードでもありましたが、プログレバンドのメンバーとっかえひっかえはその音楽性のイメージからいっても印象は悪かったような気がします。

恐怖の頭脳改革の歌詞カードポスター

トリロジー

ラブ・ビーチ