夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

蝉時雨。

2005-08-10 14:14:25 | 四季便り。
朝、布団の中で聞けば
夏らしい一日の予感を

雷鳴轟く夕立の中で聞けば
刹那に短い命を生きる狂おしさを

夜、お風呂場で聞けば
昼夜問わずに恋を求める遺伝子の心憎さを


常に人生の如何にかをつきつけられる。

夏が好きになれるのは
短きを五月蝿いまでに生き抜く
そんな虫の存在がイトオシクなる
そしてそんな感傷を抱く
人間の存在を各所で感じられるからかも・・・。



昼間の布団の中で聞いていると
気ダルイ体に染みわたり
いつの間にか睡魔の渦に吸い込まれていくやうだわ・・・
オヤスミナサイ


提灯。

2005-08-05 14:21:52 | 四季便り。
昨日は何度も車であちこち走り回り
用足しをしているのか
ドライブをしているのか
迷子になっているのか
何が何だかわからなくなりそうだった・・・暑いし

そんな中、いつ何度通っても
商店街にクレーン車がアチコチいて作業している。

「もしかして、昨日の電話の基盤工事ってコレ
「作業打ち合わせで業者の間違え電話だったの?」
なんて一瞬考えたけど違う模様・・・。
黄色と黒のロープを張り巡らし
そこに紅白ちょうちんを下げていく・・・
そういえば、今まで電柱につけぱなしだった
野馬追い祭りの旗印もみな片付けてあるし
もうすぐお盆が来て
盆踊りの町内流しがあるんだね~

この町に来てからは一度も見ていないので
また浴衣でも着て見に行ってみようかな~

今年の初浴衣。

2005-07-30 14:36:31 | 四季便り。
着ちゃいました~
しかもそんな格好で炎天下の昼日中仕事に来ました~
すっかり汗ダクですよ・・・

でもね、いいんだもん
仕事終わったら花火大会(ミニらしい)行くから
そのまま行けるからさ~

一人ぼっちだから来る前に露天によって
ダチョウ肉入りカレー300円
アメリカンドック  200円
買って、もくもく食べたもんね~

かき氷にも誘惑された(っていうか相思相愛)んだけど
職場まで持ってくる間に溶けそうだから
我慢したんだよ~

今から、商店街スタンプラリーでここにも人が来るらしい
でも、この炎天下の中
近隣市町村みなイベントのある今日
どれだけの人がこのイベントに来てくれるのかな~・・・

そうそう、浴衣の話
憧れの帯結び『貝の口』に初挑戦したんだ~
後ろだから自分で見えないんだけどね・・・

でもさ、なかなか浴衣の色にあう帯がなくて
骨董屋さんで500円で買った帯をあわせたの。
それが、絹製の博多帯しか使ったことのない私にとっては
新しい素材の帯だから、もしかして男帯?
と思い、男結びの『貝の口』に挑戦となったのだ

大人の女性が渋い着物姿に
帯をすっと貝の口結びにしてるのって憧れだったんだ

私なんかはまだまだ甘ちゃんだけど
大人の女性になった時に
和服をさらりと着こなせるように
練習として無理やり着てるのさ~

今日は土用の丑の日!

2005-07-28 14:15:28 | 四季便り。
今日は丑の日、ウナギの日~

普段はウナギが苦手でも
専門店や焼きたてだったら喜んで食べられるゲンキン者

今日は昼前から
職場の近くで毎年この丑の日恒例の露天の蒲焼屋さんが
煙とイ~イ匂いを撒き散らしてくれる

去年初めて買ったけど
国産と中国産とどちらかを選び
その場で生から焼いてくれるのだ

去年は奮発して国産を自宅と義父母と父母に買ったが
今年はどう頑張っても我が家だけだわね~・・・
なんて昼前から夕飯の心配をしていたら
実家の母が
『お中元にウナギ届いたから、今年はウナギは買うな
と電話をくれた

持つべきものは親
お中元くれる遠くの他人

いずれにせよ、
今日はゴルフの打ちっぱなしで汗をかいてくるし
帰ってきたらウナギの蒲焼と
珍しくでも飲みますかな~

いよいよ野馬追い!

2005-07-22 14:12:43 | 四季便り。
「早いね~、野馬追いだね~
が、最近の挨拶になっている今日この頃

野馬追い(のまおい)とは
武芸訓練の為に野馬を追って藩主である殿様に見せていたのが始まりらしい。

相馬市から総大将(藩主の子孫が毎年この日に来る)が『出陣』し
各地から騎馬武者達が原町市の祭事場まで行列して歩きます。

翌日原町市の祭事場 雲雀が原 にて『神旗争奪戦』を繰り広げ
(夜は駅前通りで盆踊りもある
3日目には小高町の小高神社で『野馬懸』というお馬様のお祭り


国の重要無形文化財になっている
現代にヨミガエル戦国絵巻なのでございます



観光客の方へ、ちょっとお気をつけあそばせ
この日は客で行っても
庶民が武士を見に来てるということで
騎馬武者より高い位置で見ていると一喝されます

「コラ~下に降りろ下に
「キサマ~この無礼者~
などとお酒の入って身も心も武者となった武者殿に注意されますので

私は子供の頃に、
二階から見ていたが為に「無礼者~」と刀を抜かれ
馬ごと家に突入されたという事例も聞かされました

相馬市内の歩道橋なども、間違って入らないようにロープが張られます

その辺り十分お気をつけあそばせね


今月の初めから、相双地区(福島県沿岸部の相馬郡と双葉郡)の
旧国道沿いでは旗印が街灯にかかげられており
昨日は道路上のマンホール蓋やグレーチング蓋などに
ゴザ等をかぶしてガムテで固定という役場職員等による作業が見られる。
(お馬様の足を痛めないように

今日は明日からの祭りに備えて
民謡の相馬流山や祭りの時の音源などが商店街で流れている

明日から3日間はいよいよ夏の風物詩である『野馬追い』

『野馬追いを2度見る奴はバカ』と言われるとおり
毎年この日は快晴となる事からこの日に開催とされており
炎天下の元、人でごったがえした土手で神旗争奪戦を観戦する。
(帽子と飲み物は最低限の必需品救急車待機してますけどね

女性は未婚の人でないと参加出来ない・・・
とはいえ、男性社会(戦国時代の再現だもんね)の中で参加の女性は子供位。
だからこそ?疎外感があるからこそ尚更好きなんだよね~、野馬追い
この日こそは男に生まれて鎧を着て馬に乗って暴れたいと思うもん

そうして、毎年見に行く私はかなりの大バカ者

でも、今年は行けないな~

義弟の結納で福島脱出だもんね~
浴衣着て盆ダンス位は行きたかったかな~

その分、結納旅行を楽しんでくるぞ~
(旅行じゃなくて結納だっつ~の