25日の日曜日に、タイトルの展覧会に行ってきた。
韓国伝統パッチワーク、福を呼び、福を包む
と、サブタイトル。
写真が撮れないので、リーフレットからの、UPです。
「チョガッポ」
端切れを縫い合わせて作る、パッチワークのポジャギ。
材料が苧麻や、紗、絹などあって、
仕立ても、一重、袷と用途、季節に合わせて作られている。
布の一目、二目をすくってかがり合わせる
細かい丁寧な作業に、脱帽。
どんな端布も無駄にせず、寄せ集めて作った布。
女性たちの色彩感覚とデザイン性に、圧倒される。
「サンボ」
食卓にかける大きなものから、食器にかける小さいものまで、
素材も、仕立ても、種々様々。
共通しているのは、
真中に、つまみが縫い付けられている事だけ。
おめでたい宝株模様が美しい。
使われてシミがついているものもあったが、
箪笥に大事にしまわれて、新品同様のものも多数。
「袱紗」
絹地に絹糸で刺繍されたもので、真中に福の文字。
婚礼に用いられたものの様・・・。
現代に伝統を受け継ぐ作家たちの、
新しい作品もあった。
「針刺し」
「八角サンボ」
「絹のひも付き袱紗」
包む文化は、
風呂敷に代表される日本特有の物かと思ったが、
すぐお隣の韓国にも立派な文化があった。
ポジャギの豊かな色と、デザイン、
手作業の美しさを堪能した展覧会だった。
絹地に絹糸で刺繍され、真ん中に福の文字の袱紗、
本物は素晴らしいでしょうね。
韓国のバッチワークは、初めて見せていただきました。
やはり色合い等日本のものとは少し違いますね。
本当に風呂敷は日本の物だと思いましたが韓国にも有るのですね。
リーフレットから良く撮れてますね。
珍しい物を沢山見せて頂きまして有り難うございます。
織物のように、見えました。
もう一つ、リーフレットの上のほうにある漢字が刺してあるのも、すごいです。
縁起のいい文字が沢山ちりばめられている中に、男が入っているのに、女は無い!!
近年まで、男尊女卑が当たり前だった、韓国だなと思いました。
ネットでも、ポジャギを調べたりして、とりこになっています。
青、赤、緑、黄、黒の5色が、基調になっていて、緑が中央で、それぞれの色が、東西南北を表しているのだとか。
婚礼のチマチョゴリの袖に、この5色が並べられて、おめでたい色の取り合わせとされているそうです。
ポジャギをネットで調べたら、次々いろんな事が、分かって、読むだけでも楽しかったです。