このところ地震が続くなあ~と思っていたら、午後の3時過ぎの大揺れである。
地震が起きた時、私は女性コーラスの練習中で、
「あれッ、地震?」と思う間もなく、大揺れに揺れたのである。
慌てて机の下に潜る人、外に飛び出す人様々。
私はと言えば、揺れている間に動くと、めまいがして気持ち悪くなるので、
椅子に座ったまま、必死に耐えたのである。
揺れている時間の長いこと、揺れの大きいこと、前代未聞の体験であった。
さて帰ろうとしたらこれまた問題が・・・。
タクシーは空き車が来ない、バスは来ても乗せてくれない。
横浜市全体で、乗車禁止になったとかで、さして込んでいるわけでもないのに、
丁重に断られたのである。
いたし方なく夫Kに迎えの要請をする。
バス停で途方に暮れていた人二人と、コーラスの友人2人を乗せて我が家まで。
途中信号が消えている個所が3つもあって、びっくりである。
川崎まで帰るふたりは、我が家の近くのバス停から、臨港バスが動いていて、
タイミング良く乗ることができたので、胸をなでおろした。
家に帰って落ち着いてお茶なんぞ飲んでいると、帰宅時間になって、
国道の上りも下りも車でいっぱい。ノロノロ運転である。
歩道は歩いて帰宅する人々が、続々と急ぎ足で通り過ぎる。
無事帰りつくことを思わず祈った。
テレビのニュースは、この地震が震度7強の観測史上最強の地震であることを伝えている。
巨大津波に飲み込まれていく様子には、戦慄をおぼえる。
火災も発生しているようだ。
地震の全容が明らかになるのが、恐ろしい。
被災者が、少ないことを祈るばかりである。