すすきのゼロ番地飲食店街

再発見!中央区南6条西4丁目に昭和レトロな雰囲気を漂わせる建物
1階が市場、その地下にすすきのゼロ番地飲食店街がある

すすきの歴史背景(4)

2012-08-01 | Weblog

 

 札幌の今昔

[すすきの]と言えば、札幌の歓楽街として全国的にも有名ですが、その歴史は明治2年開拓使がおかれ札幌本府の建設が始まった時期に遡ります。
開拓使による札幌本府建設前まで定住者わずか 13 人だった札幌は、本府の建設作業に携わる労務者約1万人が集まり、俄かに活気を見せていましたが、彼らのほとんどは、一稼ぎし終えると本州に戻る傾向が強いため時の開拓使判官・岩村通俊は労務者対策として官営の遊郭設置に動き始めたものです。1871年(明治4年)、市街地建設に集まった数千人の職工や作業員の足止め策として、南4条から南5条の西3丁目-4丁目の二町四方に官許の[薄野遊郭]を設置しました。当時の記録によると散在していた女郎屋 7 軒を、現在の南4条~5条、西3丁目~4丁目の2町四方4ブロックに集め、周囲には高さ 4 尺の壁を巡らせ、出入りの大門も設置した大規模な「薄野遊郭」だったようです。現在の呼び名になっている[すすきの]という地名の由来については、、「辺り一面が茅(芦や薄の類)におおわれていたため」という説が一般的ですが、「遊郭完成に奔走した薄井竜之の功を称えるため、岩村判官がその姓から一文字をとってつけた」という説もあるようです。明治5年岩村判官は、今度は官営の巨大妓楼(女郎屋)開業へと動き出し(最終的には民間に払い下げる形となる)建坪 193 坪の堂々たる「東京楼」を現在の南 6 西3 に開業 、榎本武揚ら多くの高官接待にも使われていたようです。

=つづく=

 


★★★ ここがススキノのコアスポット!! ★★★

 すすきのゼロ番地のススメ

 

表通りのススキノに飽き足らなくなつたら「すすきのゼロ番地」へ!

 1971年に誕生した「すすきの市場」地下の飲食店街には、

個性的で魅力的なお店がいっぱい。 さあ潜入!

≪営業のご案内≫   

 スナック  ふるさと  営19:00~24:30  TEL011-531-6324

 秋野艶子ママと共にすすきのゼロ番地で40年!カラオケもお気軽にどうぞ。

 

焼もの    営17:00~23:30  TEL011-531-7707

 「おかあさん」と呼ばれて親しまれる北川孝子ママが用意する手作りの惣菜を肴に!

 

 花だいこん  営17:00~23:00  TEL090-9082-5068

 2,000円のチャームでボリューウムー杯のお通しが。料理も箸置きも箸袋もママの手作り!

 

和風スナック  札ちょん  営18:00~2:00  TEL011-512-4325

 開店は東京オリンピック開催の昭和39年!ダンディな笑顔だステキな大田正師店長

 

  ZERO  営19:00~2:00  TEL011-802-8509

 店内随所に森美穂店長の若い感性がキラリ。若手クリエイターの個展も楽しもう。 

 

 酒坊  小京  営18:00~23:00  TEL011-521-4478

 「かあさん」と親しまれる牧野トミエさん。焼き魚、煮魚など日によって異なる肴あり。

 

居酒屋  わか乃  営17:00~1:00  TEL011-531-3158

 豪快に笑う若能幸子ママが魅力。お座敷かカウンターで手作りのおつまみをお供に、一献。

 

Quarter1/4-Bar-  営18:30~3:00  TEL080-5584-2234

 今年開店。「長山永マスターの機嫌が良ければ、ものマネが見れるかも!」と常連さん。