ヒーリングノート[東洋医学 漢方薬 中医学 手技療法(接骨 整骨 整体 カイロプラクティックを除く) 鍼灸(針灸)]

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※症例は患者様の同医済み.

デジタリアン④「アナログへ帰れ」

2004-09-27 00:53:48 | 社会と病気
もともと脳は細胞レベルでみていくと 細胞膜チャンネルを開くか閉じるかという2種のデジタル的動きしかしないのですが、 発達と性徴 教育によりそれが数万の細胞により 複雑化し限りなくアナログに近づいているのです。 今まさにせっかくアナログ思考に成長しつつある脳をデジタルに退化させているのです。
このことはほんの一例でしかすぎず、マークシートだけを指摘しているものではありません。 「負け組・勝ち組」とか、社会全体の風潮もあるし、 家庭環境も然りです。 子育てに関してもお母さん自身がマニュアルを求めています。

また女性の社会進出が進み 働く親の負い目か 子供の欲しがるゲームやビデオを与えて スキンシップやコミュニケーションのできないことへの穴埋めをしているのではないでしょうか。 読書は音や映像がないぶん想像力を働かせるしかないので脳にはよいですが、ゲームやビデオは音と映像ですべてにおいて具象化してしまい想像の余地をあたえません。 つまり情報を咀嚼せず味わい感じることなく鵜呑みしてしまう流動食のようなものです。

最近では中年の自殺もめずらしくないですが世代的には新人類と言われた初代デジタリアンではないでしょうか。

デジタリアンは子育てに関しても柔軟な対応ができずマニュアルを求め限界に達すると育児放棄 あげくのはてに 殺すという最悪の事態を招いています。 今 この初代デジタリアンの子供達がいじめられたら死という選択枝のみを選んでいます。

仕事柄、数多くの高齢者と接することも多いのですが、元気で長生きしている方の共通点は、食べ物とか健康法ではなく、 敷かれたレールを歩んでないという気がします。 勉強ができなかったら、自分の得意な方へ進むとか、好きなことを楽しくやっている、とか無数の可能性から選んでます。デジタルのような二者択一ではなく、アナログ思考なのです。

そして最後のアナログ世代である段階の世代が社会から引退しつつあります。


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