SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

氷の世界へ。

2022-08-12 20:31:57 | 日記



夕方、5時を過ぎても
焼けつくような暑さです。



息子達から明日
帰省すると連絡が
ありました。(゚∀゚)

すっかり忘れていて💦
何の支度も出来て
いませんが、💦💦💦
陽が落ちてから
暖房になっていた
エヤコン・チェックと
お布団の用意は完了です。


孫が最近、夢中なのが
「アナと雪の女王」だとか。


楽譜棚から発掘しましたら
氷の世界の写真が
涼しげで
眺めているうちに
汗も引きました。

さて、どんな歌を
聴かせてくれるの
でしょうか。(*^^*)









   ✨✨✨✨✨


こちらはFrozen2より
「Show yourself」

いずれもIdina Menzel
にさせて頂きました。



こちらは「Let it Go」






ド―パミンがたっぷり…

2022-08-11 21:53:00 | 日記
今日も暑い日でしたが
シェスタをたっぷりで
快適に過ごしました。

   ✨✨✨✨✨

今夜はロシアの作曲家
ラフマニノフ。

ラフマニノフは
モスクワ音楽院の出身です。
卒業試験は一幕もののオペラ
を作曲することでした。
問題が出たのは
3月26日で
4月13日には
すでに書き上げていました。
先生のアレンスキーは
「とても良くできている」
褒め、この調子で書くと
1年に24幕は書ける、、と
言ったそうです。(笑)
成績は勿論、満点。

そんなラフマニノフの
「パガニーニの主題による
狂詩曲」の18変奏曲は
いかがですか。





ユジャ・ワン氏の演奏。
(2‘50‘‘)


「ピアニストの脳を科学する」の古屋晋一氏によると
楽しい音楽を聴いている
だけで、脳部位が強く
活動するそうです。

お気に入りの音楽を聴いて
鳥肌が立つほどの快感を
強く感じるときほど
側坐核からド―パミンが
沢山分泌されるようです。

毎日をお気に入りの
音楽で感動できると
良いですね。


こちらは全曲演奏です。
ダ二―ル・トリフォノフ。
ズ―ビン・メ―タ指揮
(23‘51’’)

第7変奏でグレゴリアンの
「怒りの日 dies irae」が
演奏されます。


白い孔雀

2022-08-10 22:08:00 | 日記
今日も蒸し暑い
一日になりました。

 ✨✨✨✨✨✨

涼しげな白い孔雀の
動画はいかがですか。



ハンガリーの作曲家
ゾルタン・コダ―イ。
(1882―1967)

民族音楽学者であった
コダ―イはハンガリーの
民族音楽を自分の音楽の
基礎にしていました。


ハンガリー民謡
「孔雀は飛んだ」による
変奏曲は、
第2次世界大戦が勃発した
1939年に作曲されました。
当時ナチスと組んで
非人道的な政策を強行
していた政権に対する
怒りと抗議を込めて
作曲したと言われています。

「孔雀は飛んだ」の
男声合唱 (3‘21’’)




こちらは「孔雀は飛んだ」に
よる変奏曲です。(24‘46’’)
アンタル・ドラティ指揮




小さな手とハイヒ―ル

2022-08-09 22:00:00 | 日記
今日はべ―ゼンドルファーを
弾きにお伺いさせて
頂きましたが
猛烈に暑い一日でした。

  ✨✨✨✨✨✨

ユジャ・ワン
(1987― )

中国出身のピアニスト。
6歳よりピアノを習い始め
7歳より北京の中央音楽院で
学びました。
15歳でアメリカの
カ―ティス音楽院に留学。

手が小さかったために
プロのピアニストは
無理だろうと言われ
今でも小柄な方ですが
超絶技巧を要する曲を
ラクラクと弾きこなし
情緒的な表現も優れている
大変に個性的な
ピアニストです。




タイトなドレスや
ミニスカ―トで
演奏にのぞみ 
クリスチャン・ルブタンの
ピンヒ―ルやアルマ―ニの
彼女のステージ衣装には
賛否両論があります。
少し苦手でしたが
ハイヒ―ルを脱いで
練習中の映像を発見
しましたら
なんだか可愛い! 




「熊蜂の飛行」
(1‘48’’)



おそろしくお洒落な方

2022-08-08 22:03:00 | 日記


おやつタイムに
美味しいチョコを
頂きました。

ご家族がコロナ感染で
半月以上の
自宅待機でしたが
久しぶりに
元気なお顔を
拝見出来て嬉しいでした。


  ✨✨✨✨✨

アルトゥール・ルービンシュタイン。(1887―1982)




2歳の時にお姉さんが弾いて
いた曲を聴いただけで
弾いてしまったルービンシュタイン。
7歳で演奏家デビュー。
13歳でオ―ケストラと
共演しました。

若い頃はユダヤ人という事で
苦労されるのですが
性格はユ―モアのある
楽しい方だったようです。

一度聴いたり、楽譜を
みただけで弾ける天才。
フランクの「交響的変奏曲」
も汽車の中で譜面を読んだ
だけでマドリッドの演奏会で
弾いたようです。

感情表現は得意だったよう
ですが、大の練習嫌いで
音抜けがあったり、
正確さにかける演奏だった
のも確かです。
美食家で遊び好きで
8ヶ国語を操る
大変なプレイボ―イ。

17歳年下のホロヴィッツの
パリデビューの演奏を
聴いた彼は、
ミスのない素晴らしい演奏、
完璧なテクニックに
ショックを受けます。

1932年、41歳で
紆余曲折の末に
年齢差24歳のアニエラと
理想の結婚。
4人の子供に恵まれます。
「妻や子供が二流ピアニストを夫、父に持つと
言われたくない」と
一流を目指すこと決意し、
1934年、ひと夏、
演奏会から遠ざかり、
基礎を大切に1日9時間、
修行僧のように
トレ―ニングを課し
技術の研鑽に励みました。

  ✨✨✨✨✨

その結果、ホロヴィッツと
並び、20世紀を代表する
大ピアニストと呼ばれる
ようになるのです。





相変わらず
大変な美食家で
夕食後には1本か2本の
葉巻を嬉しそうに、
楽しそうに
くゆらすのが
毎日の習慣だったようです。

それは極上の
ハバナの葉巻で、
キュ―バで演奏した時に、
カストロ首相から
贈られたもので
「ルービンシュタイン」と
名付けられていた
岩城宏之氏のエッセイで
拝見しました。

又、ある方のエッセイで
ルービンシュタインの
燕尾服の裏地は深紅の絹地で
着席の折にチラリと
見えると読んだ記憶が
あるのですが、、。
ルービンシュタインが
大好きでいらした
ピアノの先生のお話
だったかもしれません。

最後までダンディを通され、
スイスで睡眠中に
静かに旅立たれた
大ピアニストでした。


グリ―クのピアノ協奏曲の
最後だけですが
もしよろしければ
お聴き下さいませ。


蘇った圧巻の演奏

2022-08-07 21:21:00 | 日記



暑い一日でした。
夕方、6時半頃の空です。



うっすらと虹が見えます。




おやつタイムに
届けて頂きました。








あらっ!嬉しい。

 



堂本の大師巻 ❣️❣️


   🍾🍾🍾


今夜のクラシック音楽館は
冷凍保存してあったフィル厶を最新の技術で蘇らせての
再演です。 



  ✨✨✨✨✨


①マ―ラ―の交響曲第2番
「復活」
ロンドン交響楽団
レナ―ド・バ―ンスタイン
指揮

第1楽章
Andante Maestoso
英雄の葬送

第2楽章
Andante Moderato
過去の回想

第3楽章
Scherzo
前の楽章の夢から覚めて。

第4楽章
Urlicht
私は神のようになり
神の元へと戻っていくだろう

アルト・ソロ

第5楽章
Im Tempo des scherzos
最後の審判が近づく。
そして壮大なエンディング。

混声合唱
ソプラノ・ソロ
アルト・ソロ




イ―リ―大聖堂での 
圧巻の演奏でした。

5楽章の最後(8‘27‘)




②モ―ツァルト交響曲第29番
ウィーン・フィル
カ―ル・ベ―厶指揮


昨夜は3時過ぎに目が
覚めましたので
とても眠いのですが、
懐かしくて
最後まで聴いて
しまいました

今夜はここまで。
休ませて頂きますね。

おやすみなさいませ。



見事な対比

2022-08-06 22:38:00 | 日記
雷が鳴るくもりの朝
になりましたので
少し涼しくなるかな、、と
期待しましたが、
お昼前には又、暑さが
戻ってきました。



夕方になっても入道雲が
モクモクの夏空です。



    🍹🍹🍹

ショパン スケルツォ1番

 


冒頭の衝撃的な
2つの鋭い不協和音は
パリに向かう旅の途中、
シュツットガルトで
ワルシャワ陥落を知った
ショパンの心情を
あらわしています。

それに続く嵐のような主題に彼の激しい憤りを感じます。
(練習曲「革命」も同じ時期
の作品です。


中間部は一転して
今でもポ―ランドの教会で
歌われている
クリスマス・キャロル
「眠れ幼子イエス」が
ショパンによって
見事に変奏されて
それはそれは美しく
心に染み入るのです。
 



マウリッツオ・ポリーニの
演奏。(9‘32‘‘)





① 藤田真央さんの演奏。
スケルツォ第1番の
前半と中間部。

② スケルツォ第2番の後半の
デモ演奏です。(3‘59‘‘)





トライアングル

2022-08-05 22:46:00 | 日記
今日も降ったり止んだりの
不安定なお天気ですが
美容室に伺い、
気分はすっきりです。🥀

  🎶🎶🎶🎶🎶

リスト
ピアノ協奏曲第1番


リストは親友のショパンと
同じく協奏曲を2曲しか
書きませんでした。

完成は第1番が1849年、
ワイマールを訪れた
ベルリオ―ズが指揮を
引き受けて、
ピアノ独奏は
リスト自身が
受けもったと
伝えられています。

二人ともアクの強い音楽家、
想像を絶する面白さだった
ようです。

3楽章でトライアングルが
大活躍するのですが、
楽器とみなされていなかった
トライアングルが
多用されるので
毒舌の批評家が
「トライアングル協奏曲」
皮肉くりました。


中学生の時に、
この協奏曲を分担して
演奏することに
なりましたが、
私はトライアングルの楽章を
弾かせて頂きました。
明るくて軽くて
とにかく楽しいのです。

古今のピアノ協奏曲で
これほどピアノを華やかに
用いた作品は珍しかった
ようです。

アルゲリッチ、ツィメルマン、リヒテルなど
素敵な演奏が
沢山ありますが
一番アクが強くて(_(_^_)_)
面白い
ランラン氏の演奏は
いかがでしょうか。

リスト ピアノ協奏曲第1番
ランラン氏 (19‘52’’)

3楽章のトライアングルは
11分から始まります。



「ベイブ」

2022-08-04 21:17:00 | 日記
夕方、西の空は夕焼け、
あとは黒雲と
ゴロゴロなる雷に夕立という
不思議な空でした。

   🍹🍹🍹

お昼にはBSで
遅ればせながら
「ベイブ」という
可愛い映画を観ました。





夜にヒレカツと思って
いましたが、
とても食べられません。
冷凍庫に移動です。(笑)

最後はなみだでしたが、
聞き覚えのある
メロディーに
エンドロールに食いついて
おりましたら
サン・サ―ンスの交響曲
オルガン付き、、と判明。

すぐに楽譜を
引っ張り出しました。

一番下の段の
4分の9拍子の
ところですね。






ズ―ビン・メ―タ指揮。
ベルリン・フィル。
ピアノが鳴ったあと
オルガンがテ―マを
演奏します。(2‘48‘‘)





    ✨✨✨✨✨

そして停電の場面の前に
TVから流れてきたのは
フォーレ作曲の
ラシーヌ賛歌でした。

映画の中では女性が
お二人で歌っていました。

美しくて静謐。
朝の聖務日課で
歌われますが
解説はいらないと
思います。














冷たいデザート。

2022-08-03 22:11:00 | 日記
キリキリに冷えた
無花果のコンポ―トと
パンナコッタです。
ランチのデザートですが
メインを撮るのを
すっかり忘れていました。

今日も酷暑。
日が落ちてから郵便局へ。

   🥀🥀🥀🥀🥀

1777年、21歳の
モ―ツァルトは
母アンナ・マリアと共に
ザルツブルクを出発。

ミュンヘン、アウクスブルク
マンハイ厶、そしてパリへの
職を求めての旅でした。

2度目のパリは
モ―ツァルトにとって
幻滅の都となります。

頼りにしていた友人の
グリム男爵も
15年前とは打って変わって
よそよそしかったのです。

それに加えて、
思いがけない不幸が
モ―ツァルトを襲いました。

母マリア・アンナが
6月に重病で倒れ、
7月3日についに
還らぬ人となったのです。

モ―ツァルトはこの悲報を
すぐには父に伝えられず、
先ず重病であると知らせて
心の準備をさせ、
それと同時に友人の司祭に
事実を知らせる手紙を書いて
父と姉を慰め励ますように
頼んだのです。


ピアノ・ソナタ イ短調
K310は、母の死の前後の
彼の心境を伺わせるものと
なっていて、悲痛で、
限りなく美しいのです。

   🎵🎵🎵🎵🎵

マルタ・アルゲリッチ氏
の演奏 1楽章 5‘02‘‘





古い録音で恐縮ですが
ディヌ・リパッティ氏
全楽章 13‘31’’
 



ホロヴィツの音

2022-08-02 22:58:00 | 日記



学生時代、
スタインウェイの
調律師さんから
ビデオを頂いたのが
ホロヴィッツの演奏でした。
先ず指にびっくり(・・;)

ニューヨ―クの
スタインウェイの店に
やってきたホロヴィッツ。
いくつかのピアノを
試し弾きするのですが、
その音の美しさ❗
ケールを弾いても
艶光りするまでに
磨きのかかった音色、
指は鍵盤に吸いついたようで
実になめらかな動きだった
ようです。


ホロヴィッツの音は
独特でピアノを歌わせると
いう点では彼に並ぶ
ピアニストを見出すことは
困難だと言われているのです。
ミスタッチが少なく、
超絶技巧の持ち主で
会場の隅々まで届く
パワフルな演奏でした。


ホロヴィッツの音、
少しですが、、。
バッハです。



1983年、日本公演の
カラヤンのチケットが
3万円の時、
ホロヴィッツのリサイタルは
5万円だったそう。

彼ほどの巨匠でさえ
12・3年ぶりの
カムバックの演奏会の緊張は
並大抵ではなかったようで
最初のバッハで、はでに
音を外したエピソードには
少しばかりホッとします。


ホロヴィッツの涙。

シュ―マン 
子供の情景の終曲
Der Dichter spricht
(詩人は語る)を
涙ぐみながら弾いています。




ホロヴィッツの名演の
一つに
ブラ―ムスのピアノ協奏曲
2番があります。
指揮は名指揮者の
トスカニーニ。
時間は44分ほど
かかりますが
よろしければ
youtubeでお聴き下さい。

彼はトスカニーニの娘の
ワンダと結婚し
アメリカに居を構えて
市民権を獲得しました。

1989年逝去。

(画像をお借りしました。)


鯛のお刺身。

2022-08-01 21:34:00 | 日記
今日も暑い日でした。
救急車のサイレンが
聞こえていましたが
熱中症でしょうか。

涼しい部屋でゆっくり
過ごしました。
    🍹🍹🍹

お若い小澤征爾氏。
パリ滞在中、仕事が無く
暇を持て余している時に
鯛を買いに行き、
ご自分でお刺身にして
いらしたとか。
鯛はパリの方が
安いそうです。


捌き方を日本人の
奥さまに教えて頂いたそうで
最初は上手くいかなかった
ようですが、
何十匹か手がけたあとは
すっかり名人?

ある時、知らないお宅に
招待され出かけたところ、
「お刺身を作って頂きたいと
思いまして、、、」と言われ
顔から火が出るような
恥ずかしい思いをされたとか
(*^^*)

その後もそんなお座敷が
あちらこちらから
掛かってきたそうです。(笑)


  🥀🥀🥀🥀🥀





2年半振りにバ―ンスタインとニュ―ヨ―ク・フィルの
一行125人と共に
日本に帰国された小沢氏。

同じお鮨屋さんに10日続けて通われたそう!(*^^*)

今やお鮨屋さんは
どこにでもあり
パリのス―パ―のお惣菜の
コ―ナ―にはお寿司や
日本食が並んでいるのに
小澤氏が滞在された頃は
日本とヨ―ロッパはまだ
遠かったのですね。





    🍣🍣🍣

ラベルのピアノ協奏曲
の打ち合わせをする
小澤征爾氏と
マルタ・アルゲリッチ氏。

オ―ケストラと合わせる前に
先ず指揮者と打ち合わせが
ありますが
その時の様子です。
お二人共、お若いこと。

➀ ラベル ピアノ協奏曲
ト長調の打ち合わせ。

② 演奏直後の舞台袖

③ べ―ト―ヴェン
交響曲7番の1部のみ