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ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

JFL昇格目指し全力 佐野裕哉さん

2023-04-09 | Weblog
2023年令和5年1月30日(月)  神戸新聞朝刊東播欄、文字起こし

きらりひと巡り

「チェント・クオーレ・ハリマ」サッカー選手兼監督
佐野 裕哉(さの ゆうや)さん(40) 加古川市

JFL昇格目指し全力

鋭い眼光でピッチに入り、選手には的確な位置取りや
技術を伝える。「相手に考えさせる時間を
与えない!」。グラウンドに力強く声が響く。

退任した前指揮官から引き継ぎ、昨年監督に就任。
今季からは、チーム初の選手兼任監督として臨む。
現役引退から1年間のブランクはあるが、「体がまだ動く
自分が(選手で)いることで、プレーを止めず瞬間的に
その場で説明できる。チームが勝つための逆算で
(兼任を)決断した」。ピッチ脇から伝えるだけだった
昨季とは異なる、新たな挑戦が始まる。

サッカー王国として名高い静岡県静岡市出身。3歳の
頃に父親からボールを蹴ることを教わり、自然と
サッカーの面白さに引き込まれていった。1998年には、
U-16日本代表としてアジアユース選手権に出場。強豪
の静岡・清水商業高校を経て2002年に東京ヴェルディ
でJ1デビューした。以降湘南、北九州、相模原などを
経て2020年にハリマに加入し、攻撃的な中盤として
活躍。翌21年シーズンで現役を引退した。

監督1年目だった昨季は、手堅い守備をベースとした
チームづくりに着手。全8チームで争う関西サッカー
リーグ1部で、前半7節を終えた時点では、失点わずか
1で首位に立った。一方で、引き分けはリーグ最多の
6試合に上るなど、開幕当初からの得点力不足は
改善されなかった。

リーグ戦は結局3位。兵庫県代表として挑んだ天皇杯も、
1回戦で敗退。「ある程度リスクをかけた攻撃を
するべきだった」と振り返る。

昨年11月からは選手に交じってトレーニングに参加し、
実戦復帰へコンディションを整えてきた。監督として
の指導が最優先とし、「選手としてどうしたいとか
ではなく、監督のやろうとするサッカーを体現
したい」。悲願の日本フットボールリーグ(JFL)昇格へ。
選手に一番近い場所からチームを引っ張っていく。
(宮崎真彦)



4月8日(土) 閲覧数:596PV 訪問者数:410人
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