2021 神戸FC 対 FC淡路島 感想

21/11/14日　神戸FCA　0-5　FC淡路島

高いボール保持で相手を疲弊しにかかる淡路島。
淡路島アンカー8小木曽選手のビルドアップを潰したい神戸。

ポゼッションスタイルのチームは、カウンターが遅い
と何処かで聞いた言葉だが、両チームとも、そんな感じ。

ただ、ふわっとした立ち上がりに、先制に成功した淡路島は
正直ラッキーだったし、失点した神戸にとっては痛かった。
さらに、神戸は、怪我をした7小幡選手を交代させた
直後に、またしても失点。逆に、集中力を欠いた
相手の隙を突く淡路島のしたたかさが目立つ。

神戸は、交代で入った2浅田選手を左SB。
17村上選手を左MF、14福冨を右MF、
(我らが)24鈴木レオ選手をボランチに置いて
建て直しを計るが、他にフィールドの交代がおらず
正直、この時点で、2点返せる雰囲気を
神戸からは見出だせない。

結局、前半の内に、淡路島が、決定的な3点目を
取り、ハーフタイム。

どうでもいいのだが、ハーフタイム中に
一度スタジアム外に出ようとしたが、
何故か門が閉められて出られない。
エレベーターに乗って、下に降りて
というようなほどの用事があるわけでもなかったが
門が開かないのも困るので、近くにいた神戸の松永氏に
頼み開けてもらえた。

試合に戻る。

後半は、3点入って、流し流しでプレーする淡路島。
時折、ラフなプレーになりがちではあったが
後半にも、しっかり2得点を決め、実力の違いをみせた。

一方の神戸は、24鈴木選手がボランチでも
気の利いたプレーをみせるが、彼だけが
良くても、どうなるものでもない。
後半の神戸のシュートは、ほとんど枠の外。

ロスタイムの神戸14福冨選手の主審に何かを言って
退場した場面も含めて、後味が悪い感じで終了。

0-5で、淡路島の快勝だった。

そのうえで、申すと、FC淡路島は、
昇格出来るかどうか不透明というプレッシャーの中、
勝ち点3と大量得点というミッションを果たした点は
評価できるスペース大勝したが
来年(22年)以降、関西1部でやるには、まだまだ
全ての面で、実力が足らないように見えた。

神戸も、このままでは、残留出来ても
(後にリーグ残留を決める)、来季、県リーグ行きは間違いだろう。
せっかく、アカデミーの子達も見に来ていたというのに
負けるにしても、こういう不甲斐なさは見せてほしくなかった。
得点力不足、選手層(特に試合日に集まれる人数の確保)など
解決しなければならないことが、多そうだ。




2月26日（土）閲覧数:569PV 訪問者数:371人