ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

J目指すサッカークラブ 福山シティ支援広がる

2022-02-02 | Weblog
2021年令和3年9月27日、月曜日
山陽新聞、備後版、文字起こし

J目指すサッカークラブ 福山シティ支援広がる

福山市に拠点を置き、Jリーグ入りを目指すサッカー
クラブ・福山シティFC(広島県一部)を支援する企業が
地元を中心に増えている。現クラブ名に変わった
2019年と比べ、パートナー企業は約2.5倍の165社
(21年8月末)になった。20年の天皇杯全日本選手権での
準々決勝進出や地域貢献を掲げるクラブ理念
への共感が背景にある。(安田有輝)

パートナー企業19年の2.5倍
福山シティの、のぼりが目を引く、JOYふなまち商店街

天皇杯で認知度向上 地域貢献も共感
契約締結式で、記念撮影に応じる
ベイシスの吉村社長と岡本代表

(広島県福山)市花・バラやコウモリをモチーフにした
クラブのエンブレムが描かれたのぼりがはためく。
支援する飲食店など120社が店頭に無償で掲げる。
JOYふなまち商店街(福山市船町)には7月に20本が
お目見え。福山船町宝船会商店街振興組合の上杉繁樹
理事長(56)は「活躍を気にかけ、商店主間でも話題に
上るようになった。応援を目に見える形にし、選手の
活力につながれば」と期待する。

20年6月には新型コロナウイルスの影響で資金難に陥り、
クラウドファンディングを行った。同クラブ。
ただ、20年以降はパートナー企業が増え、21年度は
広告収入料で当初目標の4550万円を上間る
7005万円を見込めるまでになった。

同クラブの岡本佳大代表(32)は、20年5月から行った
飲食店の宅配サービスの無償支援などの地域貢献活動
や2年連続の天皇杯出場による認知度向上が、支援拡大
の要因とみる。「サポートで自分たちが地域に必要と
されているということが可視化され、自信につながって
いる。結果で感謝を示したい」と声を弾ませた。

ユニフォーム製造などのサンエス(神辺町川南)も地域
貢献の理念に賛同した企業の一つ。天然水の製造・
販売を行うサンミネラル事業部が20年8月にパートナー
契約を結び、同クラブとコラボしたウオーターサーバー
の販売などを行っている。

協賛する企業側には〝先行投資〟の期待もある。
サポーターなど新規顧客の開拓や、Jリーグを目指す
クラブの支援でブランド力の向上だ。サンエスの高松
六徳・同事業部長は「本気でJリーグ参入を目指す熱意
に共感した。継続的な支援を続けたい」と力を込める。

パートナー企業の多くは福山、府中市の企業だが、
東証マザーズ上場のIT企業ペイシス(東京)とも
8月13日にトップパートナー契約を結んだ。

同社の吉村公孝社長(48)=三原市出身=は「クラブには
J参入という志がある。福山が魅力的なまちになる
手助けになれば」と話した。

支援の輪の広がりを受け、クラブは中国リーグ、JFL
と階段を上がり、24年のJリーグ参戦を目指す。




2月1日(火)閲覧数:376PV 訪問者数:297人

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