ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

新型コロナで部活動”休止” 高校サッカーの強豪校神戸弘陵は今…

2020-06-26 | Weblog
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2020/04/22/23138/

2020年04月22日(水曜日) 17:29 地域・まち文化・スポーツ

新型コロナで部活動”休止” 高校サッカーの強豪校は今…

県内屈指の強豪として知られる神戸弘陵学園男子サッカー部。
2019年、全国高校サッカー選手権県大会決勝で
県立西宮高校を破り4年ぶりに優勝。
全国の舞台でも実力を発揮し、
テクニカルなサッカーを武器にベスト16入りを果たしました。

4月。例年ならインターハイ予選に向け、
新チームとしてスタートを切る重要な時期。
しかし、2020年は状況が違っています。

(神戸弘陵学園 谷純一監督)
いつも100人以上のメンバーが一生懸命
トレーニングしてくれてるのを見てますので、
これだけガランとしてるのは寂しいなと思います。

新型コロナウイルスの感染が広がった影響で、
2020年のインターハイ県予選は延期になりました。
学校は休校に伴って部活は休止状態。
部員は1か月近くグラウンドで練習することができません。

(谷監督)
うちはコンビネーションを大事にしてますので、
走りこむタイミング、蹴るタイミング、
出すタイミングなんていうのが練習や
紅白戦で磨かれていくものなので。

公式戦がいつ始まるかはまだ決まっていませんが、
実践練習ができない状況は新チームにとって
大きな痛手だといいます。

「集まることができなくても、体力と団結力を養ってほしい」。
そんな思いで監督・コーチが始めたことがあります。

(神戸弘陵学園 高田慧コーチ)
毎週恒例の「家族でできるトレーニング」。
今日も紹介したいと思います。

トレーニング動画の配信です。柔軟体操をはじめ、
筋トレや家族でできるメニューまで。
毎日1本ずつ撮影して、部員たちに送っています。

(高田コーチ)
やらされているんじゃなくて、
目的だったり意義を確認しながら、
自分で自発的にトレーニングに取り組むということ、
トレーニングに取り組む中で計画的にできること、
このふたつが大事かなと思っています。

部員は送られた動画を観ながら自宅で自主トレ。
その様子を自分で撮影し、グループメッセージで共有します。

(高田コーチ)ちょっと凝ってる子がいまして。自分で編集して。
(湯浅アナ)こういうコミュニケーションツールを使って、
お互いがある意味楽しみながらできてるわけですね。

(谷監督)
やりたくてうずうずしてるけど、
今はサッカーより大事なことは健康と命なんで。
この期間をうまく使うことと、
再開したときに思いきってサッカーを楽しんでもらうこと。
公式戦が行われたときには、
最大の力を発揮させてやれるように
サポートしていきたいと思います。

チームのスローガンは「和衷協同(心を一つに事を成す)」。 
今こそ、心を一つに試練を乗り越えます。


2020年令和2年6月2日火曜日、神戸新聞朝刊スポーツ面、文字起こし

神戸弘陵高内の坂を下り、一面緑の人工芝が目に飛び込むと、
男子サッカー部員の表情が明るくなった。約2ヶ月ぶりのピッチ。
次々と、にぎやかな声が集まってきた。

生徒は分散登校と自宅学習に振り分けられたが、
部活動は全員参加。独自の飛沫(ひまつ)対策として、
通気性が良くマスクのように使える「ネックチューブ」
を選手全員に配った。

選手は3班に分かれ、レギュラー格のA組は約30人。
リフティングしたままハーフコートを往復。
ロングパスの交換。
守備2人に対して4人でパス回し。
などテンポ良くメニューを消化した。
ピッチを狭めた5対5では「出ろ」「切り替え」
の声が飛び出した。木谷亮太主将は
「大人数での練習は楽しい。雰囲気良くできた」
と笑顔で統括した。

県高校新人大会を制しながら県高校総体が中止となり、
目標の3冠が途絶えた。主力の松野隼輝は
「悔しい分、(秋の)県高校選手権により
一層気持ちが上がってくる。うまく力に変えたい」
視線を上げた。



6月25日(木)閲覧数:469PV 訪問者数:317人

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする