ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

サッカー全日本高校女子選手権 藤枝順心4度目優勝

2020-02-18 | Weblog
2020年1月13日月曜日、神戸新聞朝刊、文字起こし

サッカー全日本高校女子選手権
藤枝順心4度目優勝

決勝
藤枝順心(静岡) 1-0 神村学園(鹿児島)
後半15分、池口(藤枝順心)

サッカーの全日本高校女子選手権最終日は12日、
神戸市のノエビアスタジアム神戸で決勝が行われ、
藤枝順心(静岡)が神村学園(鹿児島)に1-0で勝ち、
2大会ぶり4度目の優勝を果たした。

藤枝順心は後半15分に池口のゴールで先制し、
この1点を守って逃げ切った。14大会ぶり
3度目の頂点を目指した神村学園は
何度も好機をつくったが、GKの攻守に
阻まれるなど、決めきれなかった。

持ち味の粘り発揮

持ち味の粘り強さを発揮した藤枝順心が
2大会ぶりに頂点に立った。
多々良監督は「耐えて耐えて、どこかで
挽回しようとしたのが勝利につながった。
最高のゲームをした」と選手をたたえた。

前半は相手の強いプレスを受けて押し込まれたが、
主将の長江らを中心に守備陣が体を張って無失点。
0-0の後半15分、右サイドをドリブル突破した池口が
「絶対に決めると思って振り切った」というシュートが、
きれいな放物線を描いてゴールネットを揺らした。

2大会前の優勝を経験した選手がいる
新チームは「藤枝最強」を目標に始動した。
だな前回は初戦で姿を消し、
昨夏の全国高校総体も1回戦敗退。
屈辱を糧に、講師を招くなどして、メンタル面を強化し、
多々良監督が「今までなら、じれて失点していた」
と言うチームは大きく進歩した。

なでしこリーグのINAC神戸に入団予定の長江は
「成長できた。チームみんなでつかんだ勝利」
と誇らしげに話した。


同日の読売新聞朝刊

藤枝順心 2大会ぶりV

サッカー・全日本高校女子選手権最終日(12日・
ノエビアスタジアム神戸)--
決勝が行われ、藤枝順心(静岡)が神村学園(鹿児島)を
破って2大会ぶりの優勝を飾った。藤枝順心は60分に
FW池口がミドルシュートを決め、終盤の神村学園の
猛攻にも。この1点を守りきった。

池口 決勝ミドル

前半から神村学園の速いプレスに苦しみ、攻撃を組み立てられない
藤枝順心を救ったのは、昨年はけがに泣いたFW池口だった。

60分、右サイドでボールを受けると、相手と競り合いながら
ドリブルで攻め上がった。「冷静にGKの位置を確認できた。
頭の上を狙えば入るかもと思った」池口。右足で浮かせた
シュートは、ジャンプしてGKの指先を抜けてゴールに
吸いこまれた。

前回大会1回戦で右脚の前十字靭帯(じんたい)を断裂した。
「戻ったときにゴールを決められる選手になる」。そう心に近い、
リハビリに励んだ。当初は1年半は必要とされた復帰までの時間を
大幅に縮め、昨秋にグラウンドに戻った。今大会全5試合に
出場し3得点。「努力のたまもの。リハビリ中も腐らず、前向きだった」
とたたえた。強い思いが結実した栄冠だった。(苅谷俊岐)



2月17日(月) 閲覧数567PV 訪問者数357UU

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