月刊MOEの第2回MOE絵本屋さん大賞の第19位に選ばれていた 「 ひみつのカレーライス 」
題名を聞いて、どんなカレーライスのお話だろう?と、興味をそそられ手にとってみました。
読んでみると、どんどんお話の内容に引き込まれ、次はどうなるの?とワクワクしながらページをめくりたくなります。
家族でカレーライスを食べていたら…フミオの口の中で 「かりっ。」
ちいさなくろいつぶが出てきました。 お父さんが本で調べてくれたら、何とそれは世にも珍しいカレーの種!
それから、家族みんなでカレーの種を植えて大事に育て始めます。
次の日、カレーの芽が出て… ぐんぐん伸びて… 立派なカレーの木に育ちます。
あれ? よく見ると、たくさん茂った葉っぱは上等なお皿。
それからそれから、福神漬けの花、そして黄色い実と白い実がなりました。
これがどうやらカレーの実とライスの実!
お話はどんどん展開していき…どうなるのでしょう?
絵も、何だか昭和の懐かしい頃を思い出すような、レトロな雰囲気が漂います。
図書館や本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとって見ていただきたい、楽しい1冊です。
「 ひみつのカレーライス 」
作 : 井上 荒野
絵 : 田中 清代
出版社 : アリス館
「いいなぁ~!カレーの木があったらいいなぁ~!!」と声があがっていました 笑
カレーの実が生った場面などは、本当に美味しそうなカレーのにおいが漂ってきそうです。
また、このカレーの木の育て方が笑えるんですよ!
大人が読んでも楽しい絵本だと思います♪
絵を見ても読んでいても、何だか懐かしさを感じてきます。
ここに登場してくるお父さんとお母さん、普段着の着物を着てるんですよ!
絵もお話も魅力的で、ひきつけるものがあります。
今朝、3年生のクラスで読み聞かせしてきましたが、かなり好評で、みんな目をきらきらさせていました。
いいなあ カレーの木。
「お金のなる木」というのは、本当に売っているけれど、これは夢があるなあ。
でも あったら いいなあ。
しかもお皿まで!福神漬けも!
いいなあ。
あ、カレーが食べたくなってきました!
この本を読むとカレーをもっと好きになるような気がします。
絵も丁寧で 人参だって オレンジ色に塗るだけでなく 模様がすごいです。