先週に記事にしました
中国語 ヒアリングのコツの続きです。そこでは、聞き取れない単語にこだわるのではなく、聞き取れた単語から可能な限りで内容を推測する「攻めのヒアリング」について紹介しました。一度大意を把握した上で、聞き取れなかった部分は再度違う表現で話してもらうというやり方です。特に話題が複雑になるビジネス会話ではこの作業は必須ですね~今日は、角度を変えて、実践的なヒアリングの練習方法についてです。
中国へ出張に行って仕事をする場合、会話をする機会は会議室の中だけではありません。出張は移動が付きもの=移動中の会話が当然多くなります。街の路上、空港、駅、レストラン、その他公共の場所などさまざまです。そこでヒアリングの敵となるのが周りの雑音ですね~中国に行ったことがある方はご存知かと思いますが、日本とは違い、中国の街中や公共の場所では周りの音のパワーが違います。人口が多いのでどこでも雑踏の中というイメージ、文化の違いから人々はどこでも携帯電話で話していて、声も大きいのが特徴です。中国の雑踏の中で、かかってきた電話などに対応するとき手に汗を握りながらという場面も多いのではないでしょうか?
そのような場面を無事終えたときはたぶん相当疲れると思います。理由としては、ヒアリングにおける推測作業の負担がより高まったからですね~
中国語 ヒアリングのコツでは、「分からなくて聞き取れない内容」の対処法についてでしたが、それに加えて、「周りの音に遮られて聞き取れない内容」が加わるためです。そのため、内容推測の難易度が一段上がります。
以上のことからより実践的な場面を想定して中国語のヒアリング練習をしてみてはいかがでしょうか?例えば、毎朝通勤の途中で中国語のCDを聞いている場合は、いつもよりも音量を小さくしてみてください。電車や車の音が気になってくると思いますが、そうすると実践的な場面を作り出すことができます。そこで集中力を高めて聞いてみると必ず練習になります。
また、ヒアリング環境が良い悪いにかかわらず、大意を確実に聞き取るためには文法の知識がかならず必要です。文法フレーズが聞き取れないために、順節なのか逆接なのか分からないと大意を把握するどころではなくなってしまいます。たまに「文法は苦手なので、会話を中心にレッスンしてください」というご要望を受けますが、やはりこの場合は矛盾してしまいます。
最後にそれぞれの単語についての相性をセットにして覚えることも大切です。まずは文の中核となる動詞と名詞の相性の良い組み合わせなどから進めると良いでしょう~そうすることにより推測がしやすくなるはずです。

一言中国語
杂音(zá yīn)→雑音
实践(shí jiàn)→実践(する)
听力练习(tīng lì liàn xí)→ヒアリング練習

呂老師
中国語