イクメン議員が記者会見で辞職すると発表した。テレビは安倍内閣を不安定にする7人とかいって、甘利元大臣、イクメン議員、高市総務大臣など7人を挙げていたが、そのうち2人が早々と辞任や辞職した。
甘利元大臣のワイロ問題は辞任して終わりとするわけにはいかない。国会が徹底して追及して明らかにしてほしいし、場合によっては検察による摘発も期待したい。
自民党では、大臣や国会議員が口利きをして報酬を受け取るのは当たり前らしい。きれいな人たちとだけ付き合っていては選挙に勝てない。汚い人たちの汚い願いでも権力や地位を利用してかなえてやれば、カネと票が手に入る。ふたたび当選して地位や権力を握り続けることができる。カネを渡して政治家を動かす、政治家は金を受け取って一部の人々のために働く、こんなことが許されるならば民主主義は成り立たなくなる。
ワイロは犯罪だが、企業団体献金は合法である。これはおかしいと思う。“合法的な”ワイロだ。政治資金規正法などを作ってワイロ性を隠しているのだと思う。
安倍政権の特別重要閣僚甘利大臣が辞任に追い込まれ、問題発言を繰り返す大臣、答弁できない大臣、漢字を読めない大臣など不適任閣僚が続々登場している。しかも、安倍内閣の看板政策=アベノミクスがガタガタになっている。第1次安倍内閣末期によく似た状況になってきたように思う。
ただ内閣支持率が下がらないところがまったく違うところだ。なぜだろうか?
素人推理をしてみると、一つは辞任、辞職が早く“傷が”深くならないうちに処理していることが功を奏している。丸川環境相が発言を撤回したとたった今テレビが伝えている。あたかも安倍首相が不正などに厳しい良い印象を国民に与えているのかもしれないが、第1次安倍内閣がつぶれた反省を生かしている結果だと思う。あの時、赤城農相の政治資金の不正経理問題が発覚したが、安倍首相は擁護し続けて傷を拡げたなどの反省だ。
安倍首相の“自信に満ちた”態度も支持率維持に効果をあげているのかもしれない。60年安保の厳しい世論に耐え抜いた祖父岸信介に学んだところだ。
しかし、安倍内閣に末期症状が現れていることは間違いない。アベノミクスの破たんは簡単に修復できないように見える。安倍内閣の重要政策に国民の多数が反対している。加えて首相は9条にまで触れてこれまで以上に憲法改正を強調しはじめた等々、国民世論との軋轢は広がリ強まらざるを得ない。閣僚や自民党議員の“失態”はそれに拍車をかけるが、きっと今後も次々出てくるに違いない、と素人は予想する。
甘利元大臣のワイロ問題は辞任して終わりとするわけにはいかない。国会が徹底して追及して明らかにしてほしいし、場合によっては検察による摘発も期待したい。
自民党では、大臣や国会議員が口利きをして報酬を受け取るのは当たり前らしい。きれいな人たちとだけ付き合っていては選挙に勝てない。汚い人たちの汚い願いでも権力や地位を利用してかなえてやれば、カネと票が手に入る。ふたたび当選して地位や権力を握り続けることができる。カネを渡して政治家を動かす、政治家は金を受け取って一部の人々のために働く、こんなことが許されるならば民主主義は成り立たなくなる。
ワイロは犯罪だが、企業団体献金は合法である。これはおかしいと思う。“合法的な”ワイロだ。政治資金規正法などを作ってワイロ性を隠しているのだと思う。
安倍政権の特別重要閣僚甘利大臣が辞任に追い込まれ、問題発言を繰り返す大臣、答弁できない大臣、漢字を読めない大臣など不適任閣僚が続々登場している。しかも、安倍内閣の看板政策=アベノミクスがガタガタになっている。第1次安倍内閣末期によく似た状況になってきたように思う。
ただ内閣支持率が下がらないところがまったく違うところだ。なぜだろうか?
素人推理をしてみると、一つは辞任、辞職が早く“傷が”深くならないうちに処理していることが功を奏している。丸川環境相が発言を撤回したとたった今テレビが伝えている。あたかも安倍首相が不正などに厳しい良い印象を国民に与えているのかもしれないが、第1次安倍内閣がつぶれた反省を生かしている結果だと思う。あの時、赤城農相の政治資金の不正経理問題が発覚したが、安倍首相は擁護し続けて傷を拡げたなどの反省だ。
安倍首相の“自信に満ちた”態度も支持率維持に効果をあげているのかもしれない。60年安保の厳しい世論に耐え抜いた祖父岸信介に学んだところだ。
しかし、安倍内閣に末期症状が現れていることは間違いない。アベノミクスの破たんは簡単に修復できないように見える。安倍内閣の重要政策に国民の多数が反対している。加えて首相は9条にまで触れてこれまで以上に憲法改正を強調しはじめた等々、国民世論との軋轢は広がリ強まらざるを得ない。閣僚や自民党議員の“失態”はそれに拍車をかけるが、きっと今後も次々出てくるに違いない、と素人は予想する。