露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

Revo's Acoustic Night 2023 ~Japanesque~ 10月9日 Ⅲ

2023-10-15 21:29:11 | SH/LHイベント記憶留書


アンコールを求める拍手に応え

再び登場されたRevo陛下

そして運び込まれるミキサー卓

DJ Revoのコーナー

冒頭の雅楽を口遊む陛下

「月が廻る夜」

アンケートで答えた曲だったので嬉しいです

とはいえ

参拝者達の台詞はほぼ流れず

語り部Revoさんの部分期待していたのですが……

とはいえ、ヴォーカルのみになったり

ヴォーカルなしになったり

貴重な音源を聞くことができました

月人氏の「うわぁぁぁぁぁ!!!」を

Revo陛下が言ったと思ったら

ミキサー卓の後ろへ姿を消されたのですが

石長姫子ちゃんの「えぇぇぇぇぇ!?」を

ローランに期待したそうです

ーーコロナ禍で反応が鈍りましたかね。。

いやコロナ禍前でもあのタイミングで叫ぶ勇気は誰にもなかったのでは……


短いのでRevo陛下セレクトのもう1曲

Revo陛下「もしかしたらまだ辿り着いていない人もいるかな」

「生まれちゃいけない命なんて在りはしない!」

強調された大塚明夫さんの声に聴き入っていると

不自然に途切れる

Revo陛下「誤って一番初めからになってしまいました」

最初からやると終電までに帰せなくなってしまうので

今裏で大塚さんのあたりを出してもらっています

という訳で続きから

「ひっひっふー」音源なしに何故かローランで

そして全てオフにした台詞に合わせて

「ありがとう 諸君」とRevo陛下

そして最後に1曲歌うにあたり

スツールに座るのにちょっと手間取られる

袴と椅子の相性が良くないのだそう

そして歌ってくださったのが

「遺言」

まさか聴けるとは思わなくて

驚きと喜びとで脳の処理能力を超えました

一つよく覚えているのが

後半には滑らかに立ち上がられて

あり

音の途切れた無音の中を

バンドメンバーを振り返り

客席を向き直って

がとう

そう続けられた遺言が心に沁みました

遺言は13年ぶり

13年に一度しか歌えない呪いに掛かっているとのことで

最年長の髙桑さんに、13年後も元気で一緒にできますように

そうお話しされていました


そうして最後のメンバー紹介

再び登場されたトミーさんはどうしてもやりたい、と

ローランと一緒に熱めの「ひっひっふー!」

そこに「We Will Rock You」を重ねようとするRevo陛下

なお、収録時には「もっと強く、まだいける!」と

言われ続けてレコーディングしたそうです

「コメントしたら終わっちゃう」と渋るハイジさん

終われないとプリンスホテル側も困るし

延長料金とかもかかってくるかも

「ポケットマネーで出せる範囲でしょうか」とハイジさん

まぁそれは何とかするから

「君の言葉が聞きたい」とRevo陛下

舞台に立つ演者さんが楽しんでくださっている姿を見ると

凄く嬉しくなります


最後に国歌の斉唱

舞台に立つお三方は小さめの声量で

「同じ王を戴く」のところで

腕を広げて王様感を出すRevo陛下

「「「Sound Horizon Kingdom!!!」」」と声を揃え

鳴り止まない拍手の中

バンドメンバーの皆様も前に並ばれて勢揃い

舞台の方にもホテルスタッフの方にも拍手

それから舞台の皆様で一礼

万雷の拍手の中で顔を上げられた時には

Revo陛下の口元には笑顔が溢れていました

ローランかも「ありがとー!!」の声が送られる中

舞台の皆様は去って行かれ

それからRevo陛下お一人が戻ってこられました

「絵馬に願ひを!」またはその前のファンクラブツアーから始まって

Tea PartyとAcoustin Nightと続いたJapanesqueはこれで一区切り

そして、締めになるような話を、ということで

Revo陛下「みんなもう気づいているだろうけれど

僕は脳の回路がバグっているみたいなんだよね」

言いたいことが2つも3つも浮かんでくるけれど

口は一つだから違う方が出てきたりする

歌詞もそう、正確に覚えるのが当然だけれど

僕は完成前の歌詞や、最後まで迷った歌詞を知っている

思わず違う方を口にすることがある

思考を先走って聞く人からすると

脈絡のないことが口から出たり

昔からそうでね

社会不適格で普通なら生き辛かったと思う

それが音楽と出会ったんだよね

人間としてリスペクトされるわけでなくともいい

文句を言ってくれたっていいんだよ

それでも、僕の音楽を愛してくれる人がいて

国王にだってなれる

生き辛さって色々あると思うけれど

個性といえる

そんな存在もいるってことを思い出してください


今年の活動はこれでお終い

来年は20周年、必ず何かします

時期や金額については言えないんだけどね

ーーと、本当に締めにかかる手前で思い出される

Revo陛下「クイズに参加しませんこと?」

毎回、お料理についてクイズを出している

と説明された後で

「喋り方戻していい?」

「海老は何の海老でしょう?」

ーーまた難問を投げられたところでいよいよお別れ

Revo陛下「遺言のあれは嘘だから。また会おうね」

映像でしか知らないとはいえ

いつかの生誕祭の去り際とは大違いの優しい言葉

陛下に意地悪されるのも好きですが

未来を約束してくださるのも嬉しいです


お腹いっぱい美味しいものを食べて

大好きな音楽に浸って

心からの歓声や感謝を送って

本当に幸せな時間を過ごしました

久し振りにローランともお話できましたし

またいつか王国に集って陛下に見える日が楽しみです

本当にありがとうございました


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