露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

王様の休日 in Okinawa Ⅴ

2016-09-14 17:21:16 | SH/LHイベント記憶留書


まずは前夜に札を見つけた13名のTresure Hunterの表彰

…13という数字に不吉な予測を立てていたのですが

(折り重なったり、折り重ならなかったり…)

そんなことはなく普通に賞品が授与されました


Bの10名にはパーランクー

Aの3名には色の異なるシーサー

なんとRevo陛下自ら絵付けをされたもの

イヴェール・タナトス・メルヒェン

それぞれをイメージしたカラーに塗られていました

「塗りました」と

テーブルに肘をつく形で寄りかかってドヤ顔の王様

とっても決まっていました


Revo陛下「一体不吉なのが混じってるけどね、魔除けなのに。

でも神様だからね、そこらへんの魔物だと

『あの家冥府に繋がってるから近づけない!』ってなるかも」


それぞれの受賞者に「おめでとう」の声と共に手渡され

シーサーは1度授与された後、スタッフさんに梱包されたよう

Revo陛下「みんな飛行機乗るよね?

預けない方の荷物に入れた方がいいかも」とご注意

「実は参加者全員にC賞も用意しているんだよね」

ピンときていないローランに

「まだ見つけてない?そう、あのバッジ」

梅潤さん「ちなみに答えを申しますと

お部屋の中の抽斗・セキュリティボックス・茶器の中

いずれかに隠していました」


そういえば、どのタイミングでしたでしょうか

Revo陛下が「ドンがチムチムしますね」とおっしゃって

梅潤さんが「沖縄の居酒屋でしゃべっているのかと思いました

余りに自然で言葉を失いましたよ」

どうやら午前中に覚えられた言葉のようですが

Revo陛下「東京の言葉に訳すと

『ドキがムネムネする』になりま~す」

その他にも随所で「○○さ~」と話されたり

うちなーぐちを吸収しておいででした


さて、お次は川柳受賞者への賞品の発表

それぞれの幻獣にちなんだ品で沖縄のもの

リオン賞はライオンコーヒー

ポニー賞はニンジンジュース

Revo陛下「決して君たちの想像を超えない味」

次にバニー賞

Revo陛下「バニーはウサギちゃんなのですが

…ウサギってね、本当は玉ねぎが駄目なんだけれど

進化の途上で別の道に分かれるというか

玉ねぎを克服したウサギなんですよ」

ということでオニオンチップス

Revo陛下「なんと兵庫県淡路島産玉ねぎ100%(笑」

「いや実はね、使われているのが石垣島の塩なんですよ

玉ねぎのための塩じゃなくて

塩を引き立てるための玉ねぎっていうね!」

最後はフェレス賞

「フェレスは猫ちゃんなので、

猫のマークの石鹸です。にゃー。」

そして王様賞は琉球ガラスのグラス

Revo陛下「青のグラデーションがとても綺麗だけど

せっかくなので、このツアーのロゴを入れました

世界にひとつ…いや明日もあるからふたつです」


幻獣たちの賞は2名ずつ、王様賞は1名

落とされた照明の中で

様々な色の光に照らされながら

受賞した川柳の書かれたカードを陛下が引き抜き

ハンドルネームをいじりつつ

雅やかな音が流れる中

ひとりずつ作品を読み上げられました


それぞれの幻獣の好みがあるようで

リオン君は赤ちゃんなので判りやすいもの

ポニー君は知的な感じのもの

バニーちゃんはノリの良いもの

フェレスちゃんはシニカルなもの

それぞれ選んでいました


一言一句憶えられてはいないのですが

リオン賞では、バニオン君の「オンッ」のみで構成された句

梅潤さん「どういうことですか今のは…

オとンしかなかったような」

Revo陛下「説明するとややこしいのですが…

バニオン君というマスコットキャラクターがいまして…」

梅潤さん「あぁ、何かレコード会社の…」

Revo陛下「そうです!よく知っていますね」

梅潤さん、色々と予習なさってくださったそうです


ポニー賞では「ダブルアングルブラケット」という言葉に

疑問符を浮かべるローラン

Revo陛下「あれ、君たち知らないの?絶対見てるよ」

何と見えないルビがつく時にお馴染みの

≪ ≫の名称だそうです


また、「サングラスは夏の季語」という発言も

ただし「Revoは除く」とのことです


バニー賞では押韻のテンポが良い作品

Revo陛下「『Revo会いに』の部分がちょっとね…

文法をきちんとすると字余りだし、『Revoがため』とか?

『君がため』にすると一気に百人一首ぽくなります(笑」


フェレス賞では「near future」のことと

10周年の2年間アーティスト写真が変わらなかったこと

Revo陛下「ぶっこんでくるよね…

今度から(フェレスを)連れてくるのやめようかな」

アー写が変わらないことについては

Revo陛下「10周年を延長したわけで、

サッカーの試合で延長戦でユニフォーム変わったりしないでしょう?

それと同じです」

だそうです

王様賞を引く時には特別バージョン

引いた後にリングアベルポーズ

作品は一字たりとも変えられない作り込まれたもの

きっと詳細はFC会報誌に載ることと思います

作品を通してうちなーぐちも学びつつ

計9名の方に賞状と賞品が授与されました

Tresure Hunterとダブルで表彰されている方もいて凄かったです


さて、それからRevo陛下への質問コーナー

あらかじめ応募された質問を、箱の中から陛下が引いて回答

陛下が引く、黙読してちょっと考える

「はい」と梅田さんに渡して

梅潤さんが読み上げて、陛下が答える

という流れだったのですが

2度目くらいでしたでしょうか

「はい」と渡す王様に

梅潤さん「何か可愛いですよね」という感想

やはりそうですよね!

わたし達が甘いのではなくて

初対面の方からしても可愛く思えますよね!

と激しく同意しておりました


最初の質問は「猫耳はいつ外れるのか、10周年はいつまで続くのか」

Revo陛下「猫耳はご覧の通り、10周年は…

僕としては『Nein』のBlu-rayを編集が終わって

みんなの手元に届いた時に終わっているのだけれど

コミカライズとか、他の企画が続いているじゃない?

だから、ここで終わりですって、勝手に切るわけにはいかないんだよ」


次の質問は「漫画に登場されたり、表紙になったりしている感想を」

Revo陛下「きっと素直な疑問なんだろうけどね

まず前提として、3次元から2次元になっているって

どうして断定できるだろうかっていう」

「2次元から3次元になって、懐かしいと思いっているかもしれないし

もっと4次元や5次元の存在かもしれない」

「君たちに見えているのは影なんだよ

洞窟に移った影。洞窟の外を知らないから解らないんだ」

「なんて比喩を自分で思いついたらカッコいいんだけどね

僕が考えたんじゃないんです。

興味があったら哲学について調べてみてね」

…仰せのままに調べたところ

プラトンの「洞窟の比喩」のことですね

王様について、認識を改めなければなさそうです


3つ目の質問は「オリンピックで好きな競技とできそうな競技は」

Revo陛下「どさくさに紛れて2つ質問してるよね」

と言いつつまずは好きな競技

「冬の競技なんだけれどスケルトンって知ってる?」

板にうつ伏せに乗って頭から滑走する競技ですね

Revo陛下「あれって小学生男子の発想だよね

早く移動するために、色んなものが発明されてきたのに

原点に返って、あえて体ひとつで速さを競うっていう

それを大人が真剣にやる。」

スポーツは突き詰めるとそういうところがある、と

「走るのもさ、人より0.0いくら速いからって

それが何になるんだろうって

でもね、それで感動したりするんだよね」

これならできるという競技については

「スケルトンにしてもさ、素人がやったら危な過ぎるよ

というかすべての競技でトップが競っているのに

できそうなものなんてないに決まっているじゃないか!」

だそうです

合計3つの質問にそれぞれたくさん答えてくださいました


そして、最後に「愛と言う名の咎(沖縄の姿)」の披露

Revo陛下「できてる?というか時間をあげ過ぎたね」

さらりと悪魔のような発言

そして照明が暗くなり、光の演出と共に

愛咎の一節が流れ始めました

陛下と共に左右にリズムをとりながら聴いていたのですが

結論から申しますと

カオス過ぎて曖昧にしか憶えていない!

何だかもう…とにかく笑わずにはいられない

凄まじいカオスでした

Revo陛下もテーブルに肘をつき、額に手を当てながら

肩を落とし気味に笑っておられました

Revo陛下「カオス過ぎて、とても配信できるものじゃないけれど

せっかくなので、会員専用のHPを使ったりして

君たちには聴けるようにしようと思います

少し時間がかかると思うけどね」

あのカオスがまた聴けると思うと楽しみです


さて、あっという間にPartyの予定は終了

沖縄で出会った素敵なちょーでー

梅田潤さんが先に退場され

残られた陛下のお話

「10周年もの凄くがんばったんだよ。

だから、今は充電期間をもらっています。

君たちもまたお金を貯めたりね

12周年の年にはまた動きがあります」

来る10月27日から始まる1年が楽しみです


「また会おう」と舞台袖へ去って行く陛下

「行くぞ、リオン・ポニー・バニー・フェレス」

4頭の幻獣たちの跫の後

流れ出す我らが国歌

自然と立ち上がり斉唱

「「「Sound Horizon Kingdom!!!」」」と声を揃えて

休日の夜の宴は終わりました


「塗りました」の決まった立ち姿や

薄闇の中、とりどりに照らされる横顔や

ふとした時の背骨のラインなど

Revo陛下のカッコよさをたくさん目の当たりに出来て

本当に幸せなひと時でした


そんな色々な想い出に浸りながら目を閉じて

旅の2日目は終わりました


王様の休日 in Okinawa Ⅵ に続きます


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