はいはい日記

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iPhone 4S 発表

2011-10-05 23:12:39 | Mac / iPod / iTunes
iPhone 4S、10月14日よりソフトバンクとauから発売 - ケータイ Watch
さんざん“iPhone 5”の噂ばかりが先行していたが、蓋を開ければiPhone 4と同じ形のiPhone 4Sだった。デザインはサイドのボタン位置が若干ずれた(とはいえ、CDMA版iPhone 4と同じらしい)以外はこれまでのiPhone 4と同一。内蔵メモリのサイズが16GB、32GBに加えて64GB版が初登場。ハード的には、これまで2機種作り分けていたGSM(W-CDMA)版とCDMA(CDMA2000)版が一体となり、完全同一のハードとなったこと、CPUがA4から(iPad 2にも採用されている)デュアルコアのA5に変わった、カメラが高画素化、レンズが明るくなった…といった点がスペックシート上では目立つ程度。

iPhone 4持ちの自分としては、同じデザインだったのは結構うれしい。ボタン位置が少し違う程度だから、両対応ケースの登場が期待でき、ケースを買いなおすときに結構選びがいがありそうだ。また、新デザインが出なかったことで、見た目に陳腐化しなかったのもプラス。
4Sウリの機能の多くはiOS 5として4にもフィードバックされるので、10月12日のiOS 5配布開始をwktkして待つことができる。

外面の変化は全くなく、内面の進化にとどまった4Sだけれども、Apple Eventsのビデオを見てSiriのデモンストレーションに度肝を抜かれた。iPhone 4Sとあたかも会話を交わすようにしながら、いろいろな操作が進んでいく。しかも、デモの間、誤認識はひとつもなかった。スマートフォンに限らず、民生用のさまざまなコンピュータ、AV機器類でもこんなものは見たことないし、こんなことができればそれらの機器も劇的に変わるよな…と思わせるものだった。

ただし、幸か不幸か、Siriはまだベータ版の扱いで、対応言語は英語・ドイツ語・フランス語のみ。文法が大きく異なる日本語に対応するのは結構大変だろうし、それはこの1年とかのスパンではなかろう。そういう意味では4Sにできて4にできないのは、HDビデオのリアルタイム手振れ補正やデジカメの画素数の向上、Apple TVへのリアルタイムミラーリングの他には、いろいろな操作上の動作速度といった数字には出ない面ばかり。これなら、4Sは余裕でスルーして、次のiPhoneにターゲットを合わせても無理はなさそうだ。

ちなみにauからもiPhoneが売られることになったけれども、通信方式の違いもあって一概に比較することは難しい。HSDPA対応のW-CDMAの方がスペック上は速く、回線交換とパケット通信の同時通信も可能(CDMA版は多分ダメ、少なくともiPhone 4ではそうだった)という優位性はあるが、エリアの充実度はauの方が上回っているはず。
少々性能面・機能面にハンデはあっても「つながる」auと、スペック上は上回っても実際のエリアカバーや混雑度合が心もとないSoftbankの争いということで、なかなか興味深い。auのSMS/MMS対応状況もやや気になるところ。
上述の4Sスルーの判断と合わせ、あわててMNPしたりする必要はなさそうだ。



ちなみに、相方のSoftbank 003SHのAndroid 2.3アップデートの告知があった。告知されてる機能面では特に目を引くものはないけど、最新モデルと同じAndroid 2.3になることでどのように操作感が変わるのか、乞うご期待、といったところだ。