goo blog サービス終了のお知らせ 

はいはい日記

はじめてのblog、少しずつ前に進むのだ。

Ubuntu 6.06 LTS登場

2006-06-08 05:21:02 | Linux
Ubuntu 6.06 LTS (Dapper Drake) 日本語化版がリリースされた。ウチではVMware Playerで使ってるだけなんだけど、アップデートにDapperへのアップグレードが表示されたので、一昨日試しにポチッといってみた。

すべてネット上からDLするんだけど、DLやら設定やらに合計5時間ほどかかった。そして、いざアップグレードが完了したものの、さまざまな不具合が…
もともとDapperへのアップグレード前から、自分でインストールしたFirefox 1.5について1.5.0.4へのアップデート時に何か操作を誤ったのか、設定がおかしくなりつつあった。FirefoxについてはDapperでも1.5系列になってる(ただしUbuntu独自ビルドの1.5.0.3)けれども、Breezyに入れてあった正式版1.5.0.4と同じプロファイルを使用するようになってしまい、さらなる深みへはまった。
そのほか、アップグレード時にFlashPlayerが削除されてしまい、Synapticでは再インストールできず、AdobeからDLしてインストールしたものの、音が出なかったこと、Realplayerも音が出なくなったことなど、さまざまな不具合が生じて、このDapperの継続利用は断念。一からVMを再構築することにした。

上記ページからインストール用ISOイメージを取得して、新規にVMを作ってクリーンインストール。所要時間は3~4時間くらいだったろうか。日本語版の追加設定も行った。が、FlashPlayerが入らないのは相変わらず。ただ、RealPlayerについては導入でき、音も出るようになったので、一歩前進。FlashPlayerがないのは問題だけれども、ここはSynapticなどのリポジトリに反映されるのを待つことにして、とりあえず良しとしよう。

1CD Linux

2006-04-14 02:49:50 | Linux
ちょっとしたきっかけから、1CD Linuxをいくつか試してみた。

まずはKNOPPIX。今日アクセスするとKNOPPIX 5.0 日本語版DVDがリリースされていたけれども、試したのは 4.0.2 CD。うちのPCではデフォルトではブート不能で、いろいろ試行錯誤した結果、「knoppix acpi=off」で起動。グラフィック機能とサウンド機能は自動認識に失敗するため、解像度はXGAになり(本来はSXGA+ 1400x1050)、音は全く出ない。内蔵HDDは読み取り専用ながらデフォルトでマウントされているので結構ラク。

次にAccelerated-KNOPPIX。これもデフォルトではブート不能で、KNOPPIXと同じオプションで起動。ハードウェアの認識もKNOPPIXと同じだ。ただ、起動はマジに速く、1分余りで立ち上がる。HDDに入っている Windows XP Home SP2 と起動時間ではいい勝負だ。また、起動後も軽快で、OpenOffice.orgは1回目の起動時にセットアップが必要なものの、ヘタをするとHDDにインストールしてあるWindows版より速いんじゃないかというくらいの速度で起動する。

最後にUbuntu Live CD。VMware Playerで動かしているUbuntuのLive CD版を試してみた。デフォルトで起動時にコケるのはKNOPPIXと同じで、こっちの起動オプションは「live nolapci」。KNOPPIXと比べて起動に時間がかかり、途中でキーボード種別の選択があったりするけれども、グラフィック・サウンドともきっちり認識して利用可能。アプリはFirefoxなどは入っているものの、非フリー系のアプリ(Adobe Reader、RealPlayer、Flash Plug-inなど)は入っておらず、Live CDではないUbuntuのように、これ1本で全て済ませるというワケにはいかない。

いろいろ試したものの、一長一短というところ。Windowsユーザーのお試しやレスキューCD代わりに使うなら、Accelerated-KNOPPIXが一番のオススメか。Ubuntuはインストールして使うのならフレンドリーだけれども、Live CDとして配布する場合は非フリー系アプリが入らないのでいまいち。起動が遅いのも難点だけど、ハードウェアの認識は良好なのはマル。日本語化もきめ細かく行われている。逆に言えば、KNOPPIXの日本語化はまだ改善の余地あり。KNOPPIX 5.0 DVDが登場して、そのあたりが改善されているかどうか。
ただ、試そうにも、3.6GBをDLするのはキツい…

VMware PlayerでUbuntu

2006-03-27 01:49:10 | Linux
自宅のパソコンにVMware Playerを導入して、Ubuntuを入れてみた。
Pentium M 1.5GHz + 512MB RAMという環境で、若干メモリ不足+パワー不足は否めない。ちょっと時間がかかったものの、なんとかインストール完了。初期状態で日本語入力もできるし、Firefox(1.0.7)とOpenOffice.org 2.0βも入っている。日本語フォントもIPAモナーフォントで不便を感じない。
ただFirefoxが古い1.0.x系列なのがちょっといやんな感じだったので、このページなどを参考に1.5.0.1へのアップグレードに挑戦。Linuxをほとんど触ったことがない初心者にとってはかなりの難関だった。確かにUbuntu Wikiの記述どおりに進めても、起動でコケてしまう。シェルスクリプトを噛ますとうまく行くとのことだったが、そのシェルスクリプトの作り方から分かんねーし。何とかテキストを作ってみて、拡張子を.shにして実行してもうまくいかず。何度か試した結果、パーミッションで「実行」を許可するよう変更したら動くようになった。
メニューも手探りで変更して、何とかアップグレード完了。このあたりはなかなか全くの初心者には厳しいところもある。ただ、Ubuntu-JaにはFlashもAdobe ReaderもRealPlayerも標準で入ってくるので、最初は敷居が高いものの、セットアップさえできればあとは特に困らない。このエントリも実はUbuntuから書いてる。特に問題なくそれなりに使えるのがすごい。

VNware Playerは動作がもっさりしているほか、VM上のUbuntuの時計がどんどん遅れていくという問題も見られるものの、こうやって他のOSを気軽に体験できるのは非常にgood。
いろいろ遊びがいがありそうだ。