こだわりの一軒

夜、仕事の集まりの前にできたわずかな小一時間。

さて、どうしようか。

今夜の会合はメンバー、雰囲気から言って旨い日本酒は無理…

じゃぁ、軽く旨い地酒を愉しもうと向かったお店が酔亭よっちゃん。


カウンターしか空いておらず、皆常連さん！？の間に座る。

自分は３，４回目。

なんかアウェイの雰囲気。


時間もないので、初っぱな伯楽星をオーダー。

そこで親方Ｃさんのひとこえ。

”一杯目には伯楽星は出せません”


正直、驚きました。

って言うか、もっと正直にいうと、店出ようかと…


そこはオトナだからお勧めの一杯をオーダー。

これがまた同じ新澤さんとこの愛宕の松。


うまい！


つまみは今年初の宮城県産の牡蠣酢。

涙が出るほどうれしかった。

２杯目はお勧めの阿部勘。


いよいよ３杯目で伯楽星を。

Ｃさん曰く、うちの伯楽星のタンクはスッキリ系を選んでいるとのこと。

その場で封を切ったフレッシュな一杯。

それもそのはず、出荷が１１月。

きっと三本木の蔵の最後の作品。

一口、口に含み、Ｃさんのこだわりに納得。

いつもの伯楽星とはぜんぜん違う！


いろいろ訊いてみると、１杯目で伯楽星を呑んで、ガッカリして欲しくないとのこと。

なるほど。。。

愛するが故の厳しい言葉。

納得です。

ごちそうさま…