ばあちゃん

　「私おばあちゃん３人いんねん。」と小さい頃から友だちに自慢していました。
　私には祖母が３人います。父の母を「おばあちゃん」、そして父の母の叔母さんにあたる（？）という人を「ばあちゃん」と呼んでいました。父方の親戚はみんなばあちゃんのことを「ばあちゃん」と呼びます。
　ばあちゃんは私には遠い親戚のような人みたいですが、私にとって一番近いおばあちゃんでした。
　
　今日はばあちゃんの命日です。七年前、私とあよが一緒にアメリカに留学に行く二日前に老衰で亡くなりました。
　
　ばあちゃんは耳が遠くて、いつも大きな声で喋っていました。
　年4回のお墓参りも一緒に行き、必ず帰りの朝ごはんにパン屋さんに行き、家族の分みんなの好きなパンを買ってくれました。
　よく週末、うちに泊まりにきてくれて、レストランに連れてってくれたり、朝ごはんにみんなのパンを買ってくれたりしました。
　二人の祖父母の家は大きくなるにつれて遊びに行く回数が減りましたが、ばあちゃんの家は私とあよが大学生になってもよくばあちゃんの家に行きました。
　ばあちゃんはいつもお菓子やジュースを用意してくれて、本当に大好きなばあちゃんでした。
　
　今でも実家に帰るとばあちゃんに会いに行きたくなります。
　またばあちゃんに会いたいです。
　幸いにも私の母方の祖母、父方の祖父母は近くに住んでいるので、すぐに会いに行けます。私は今里帰りで日本にいるのでおじいちゃん、おばあちゃんたちと過ごす時間を大切にしたいと思います。
　
　ばあちゃんの写真を一生懸命探したのですが、いい写真がありませんでした・・。私とあよが乗っていた双子用のベビーカー、年を感じます。。