死者の日メニュー

　

　メキシコでは11月1日と2日は『死者の日』で学校と会社はお休みになるそうです。といっても今年は土日に重なったので会社は休みにはなりませんでしたが、学校は今週1週間お休みです。

　死者の日は愛する家族友達など死んだ人が好きだった食事を食べるというのを聞いていたので、私も亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんは何が好きだったかなあと思い出していました。

　ばあちゃんはファミレスによく連れて行ってくれて、いつもエビフライを食べていました。西大路のおじいちゃんはよくご飯のおかずに煮豆のような豆を食べていました。すき焼きも好きって聞いたこともあったけどちょっと大掛かりなのですき焼きは却下。そこで煮豆を作りたかったで先週日本食材店と韓国食材店で大豆を探しましたが売ってなかったので、豆なしのただの煮物を作りました。おばあちゃんは何が好きか知らないけどよくお彼岸におはぎを作っていたのでおはぎを作ることにしました。これまたもち米を探したけど売ってなかったのでもち粉でおはぎを作りました。小豆は日本から買っていたのがあったのであんこを作れてよかったです。いちごも買ったのでいちご大福も作りました。

　下鴨のおじいちゃんはよくとろろのようなもずくのようなものをズルズル言わせて食べていました。何を食べていたんだろう。おばあちゃんはあまり食べているところを思い出せなかったのですが、昔デパートでパフェを買ってもらって食べていたような記憶があります。従姉妹のやすこちゃんはおばあちゃんは何とかのシュークリームが好きだったって言ってたなあ。

　夫の方は物心ついたときからおばあちゃんは一人しかおらず、まだおばあちゃんはご健在なので夫には何も聞きませんでした。笑

　食材も揃わず食べたかったものが全部食べれた訳ではなかったけど、こうやって亡くなった人のことを想いながら食べる食事は幸せでした。メキシコの死者の日に感謝しました。