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OSAMUの写真記録

春の妖精(セツブンソウとフクジュソウ)

撮影日:2022年2月26日

今年の冬は厳しく最近になく気温が低く、雪も多くて春の訪れが遅れていますね。
ようやくフクジュソウが咲き始めたとの記事を見るようになったので、木曽川水園にセツブンソウも見られないかと期待して行ってきました。
期待通りたくさんのフクジュソウが咲いているのを見ることができました。
春の妖精(スプリングエフェメラル)は早春に花をつけ、夏までには葉も枯れて地上からその痕跡を消してしまい、次の年の春先まで一年の大半を地下茎や球根だけの姿で地中で過ごす草花の総称です。
花の少ない早春に咲くこと、一年の大半は地上にはその痕跡が見られないことから、つかの間の儚さを連想させるところが魅力的です。

1)フクジュソウ(福寿草、献歳菊、キンポウゲ科の多年草)
陽が当たっている時に花を開き、陽が陰ると閉じてしまいます。


2)福寿草という名前には新春を祝うという意味があり、縁起物として栽培されてきたそうです。


3)セツブンソウ(節分草、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草)
白い花弁に見えるのは萼片で、先端に黄色い蜜腺をつけているのが花弁です。


4)日本固有種で順絶滅危惧種に指定されている。


5)これは萼片が6枚あります。
キンポウゲ科の花は萼片が5枚より多くつけることも珍しくないそうですが、今回初めて見ました。

昨年は盗られないようにネットで囲んでありましたが、今回はネットはありませんでした。
その代わり、入園できる時間を厳格にしているようです。
勝手に持ち帰るなど言語道断で、絶対にしないで欲しいです。

春の妖精は他にもあります。
今年はいつく見られるでしょうか。
いろいろ見られるといいなと思います。
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