昨年のこの時期(6月16日)に木曾川水園を訪れ、初めてユキノシタを見ました。
でもその時はもうピークを過ぎてしまっていて少し残念な思いをしました。
明智からの帰り、少し早いかなとも思いましたが寄ってみたところ、既にたくさん咲いていました。
また、思っていなかった出会いがありました。
1)ナナカマド(七竈、バラ科ナナカマド属)
秋の紅葉は知っていましたが、花は初めて見ました。
花の白さに感動しました。
2)雄蕊は20個で、花柱は3-4本だそうです。
よく見ると、5枚の花弁に合わせ3対で15本が外側に、内側に5本の雄蕊を数えることができます。
3)何とかこのやや透明感のある白さが伝わるといいのですが。
4)ユキノシタ(雪の下、ユキノシタ科ユキノシタ属)
雪の季節からはちょっと離れているのになぜこのような名前がついたのでしょうか。
5)語源には諸説あり、雪が上につもってもその下に枯れずに緑の葉があるからとする説、白い花を雪(雪虫)に見立てその下に緑の葉があることからとする説、葉の白い斑を雪に見立てたとする説、垂れ下がった花弁を舌に見立てて「雪の舌」とする説など。
当然ですが、花が白いことが関係していそうですが、個人的には違和感がありますね。
6)湿ったところを好むのと、茎が短く(20~50cm)、花そのものが小さいため、縦位置に構えるのが大変です。
7)上の小さい3枚の花弁にある斑点の色は実は黄色の方が多く見られました。
8)薬草や山菜として利用されるそうです。
9)ヒメヒオウギ(姫檜扇、アヤメ科フリージア属)
南アフリカ原産で、大正期に観賞用に栽培され始めたそうです。
こちらは下側の花弁に模様があります。
10)ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科ホタルブクロ属)
子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来するそうです。
いつホタルを見たでしょうか。
11)左上:ドクダミ(蕺草、ドクダミ科ドクダミ属)、毒という漢字ではないのですね。
右上:キキョウソウ(桔梗草、キキョウ科キキョウソウ属)、アメリカ大陸原産。
左下:ムラサキカタバミ(紫片喰、カタバミ科カタバミ属)、南アメリカ原産で江戸時代末期に観賞用として導入されたが、今では要注意外来生物に指定されている。
右下:オカトラノオ(丘虎の尾、サクラソウ科オカトラノオ属)、これから開花ですね。
12)ノリウツギ(糊空木、アジサイ科アジサイ属)
アジサイの仲間なんですね。
和紙を漉く際の糊として樹液を使ったことから。
13)ヒメジョオン(姫女菀、キク科ムカシヨモギ属)
ハルジオンと見間違わないようにしないと。
14)アヤメ(菖蒲、アヤメ科アヤメ属)
これもハナショウブやカキツバタと見分けることが難しいです。
これはアヤメで合っているのでしょうか。
最新の画像もっと見る
最近の「花」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事