Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

ニュー・シネマ・パラダイス

2005年09月12日 | 映画

 この間、夜遅く目が覚めてテレビをつけたら、見覚えのある映画の一場面。もしかして・・と思うと、トトくんが出てきたのですぐ分かった。「ニュー・シネマ・パラダイス」、知ってたら録画しといたのに。この映画は、音楽がとてもいいですね。何度聞いても、鳥肌が立つ。

 学生時代、映画が好きで名画座によくいって、往年の名画は大分観たけど、この何年かは見てみたい、よかったと思う映画が少ない。そんななかで、「ニュー・シネマ・パラダイス」は、印象に残る映画の一つ。

 日記で映画のことを書いていて、中学生のとき、好きな映画がタダで見れるから(単純な理由!)、映画評論家になりたい・・なんて言っていたことを思い出した。ちなみに、去年見たなかでよかったのは、レイ・チャールズの生涯を描いた「レイ」という映画。これも、のっけからレイ・チャールズのジャズの曲が流れて、鳥肌が立ちました。

PS でも、「ニュー・シネマ・パラダイス」みたいないい映画、深夜にやるなんて、もったいなすぎると思いませんか?

親切なオーストラリア人

2005年08月22日 | 映画

 この間、テレビで映画「クロコダイル・ダンディー2」を見た。前作は、NYだったが、今回はクロコダイル・ダンディーがオーストラリアの片田舎からロサンゼルスに行き、騒動を巻き起こす。田舎者だけど、素朴で誠実な彼と、ハリウッドの洗練されているけど、計算高い映画人の対比がおもしろかった。

 去年、ガイドブックの仕事でオーストラリアに2週間ほど滞在したので、クロコダイル・ダンディーのオーストラリアなまりの英語が懐かしい。特に、"No worries"という言葉。取材のときに、私が「ありがとう」「すみません」と言うと、必ずかえってきたのがこの"No worries!"。

 オーストラリア以外で、こういう表現を聞いたことがなかったので、最初は「ん?」と思ったけど、「いいのよ」とか「大丈夫だよ」といった意味で使っているらしい。

 よく言われるけど、オーストラリアの人って、本当に開けっぴろげで親切。私が公園にいる人に声をかけて、遠慮がちに「写真撮らせてもらっていいですか?」と聞くと、"Off course!!"と言って、撮らせてくれたり。道で地図を広げていたら、近くにいた人が寄ってきて「今どこにいるか分かる? ここをこう行くと、○○があってね、こっちに行くと駅だよ」などと教えてくれる。

 そんな親切な人を思い出して、懐かしかったのでした。