Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

親切なオーストラリア人

2005年08月22日 | 映画

 この間、テレビで映画「クロコダイル・ダンディー2」を見た。前作は、NYだったが、今回はクロコダイル・ダンディーがオーストラリアの片田舎からロサンゼルスに行き、騒動を巻き起こす。田舎者だけど、素朴で誠実な彼と、ハリウッドの洗練されているけど、計算高い映画人の対比がおもしろかった。

 去年、ガイドブックの仕事でオーストラリアに2週間ほど滞在したので、クロコダイル・ダンディーのオーストラリアなまりの英語が懐かしい。特に、"No worries"という言葉。取材のときに、私が「ありがとう」「すみません」と言うと、必ずかえってきたのがこの"No worries!"。

 オーストラリア以外で、こういう表現を聞いたことがなかったので、最初は「ん?」と思ったけど、「いいのよ」とか「大丈夫だよ」といった意味で使っているらしい。

 よく言われるけど、オーストラリアの人って、本当に開けっぴろげで親切。私が公園にいる人に声をかけて、遠慮がちに「写真撮らせてもらっていいですか?」と聞くと、"Off course!!"と言って、撮らせてくれたり。道で地図を広げていたら、近くにいた人が寄ってきて「今どこにいるか分かる? ここをこう行くと、○○があってね、こっちに行くと駅だよ」などと教えてくれる。

 そんな親切な人を思い出して、懐かしかったのでした。

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