Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

ビリー・ジョエル 東京ドーム・コンサート

2024年01月27日 | 音楽


学生の頃からアルバムを買ったり、コンサートにも行って大ファンだったビリー・ジョエル。その彼が16年ぶりの来日ということで、チケットを取ったコンサートに先日、行ってきました。

東京ドームは、おそらくビリーのコンサートを最後に見てから何十年ぶりか。お客さんの年齢層はやはり高めだけど、意外に若い人もいるなぁという印象。親子で聞きに来ている人もちらほら見かけました。会場に40分前に着いたら、欲しかったピアノの形のキーホルダーは売り切れで残念。



A席でしたが、ステージを少し斜めから眺める感じで、そこそこ良い席。会場が暗くなり、オープニングから「マイ・ライフ」「ムーヴィン・アウト」と懐かしい&大好きな曲が続いて、胸が一杯に。鳥肌がたって、涙がこぼれそうでした・・

最近行ったドゥービー・ブラザーズTOTOもとてもよかったけど、やはりビリーは別格のスーパースター。74歳ということで、高音は多少出なくなっていますが、それでもかなり頑張っていたと思います。そして、昔と変わらずお茶目で、やんちゃなところも可愛かった

「ピアノ・マン」「ストレンジャー」「ニューヨークの想い」と自分の思い入れの強い曲もたくさん演奏してくれて、大満足の2時間半でした(でも本当は、もっと聴いていたかった)。

ドゥービー・ブラザーズやTOTOは、ザ・ウエストコースト・サウンド!という感じでしたが、ビリーの曲はやはり東海岸を強くイメージさせる。昔、ニューヨークにとても憧れがあって、アメリカの留学先を決めるときは、NYにすぐに行ける都市を選びました(そして、休みの度に何度も遊びに行っていた)。その選択には、ビリーの影響も大きかった

コンサートの次の日、SNSを見るとたくさんの人の投稿に、「号泣」「感動」という言葉が溢れていました。ライブに行くといつも、人を幸せな気持ちにさせるミュージシャンって、とても素敵な職業だなぁ思います。2月には久しぶりの新曲が出るというビリー、いつまでもお元気で、私たちを楽しませてね。

追伸 今回、東京で1公演のみということで、行きそこなった方。スマホでの撮影がOKだったので、撮った方がYoutubeなどに動画をたくさんアップしています。「ビリー・ジョエル 東京ドーム 2024」などで検索すると、疑似体験できますよ。

また、当日の順番通りに曲が聴けるセットリストが公開されてます。
BillyJoelJP.lnk.to/Setlist2024TW










藤井風LAAT「さいたまスーパーアリーナ」ライブ

2023年03月16日 | 音楽


藤井風 ― デビュー2年あまりで、国内のみならず海外でも曲がバズって、世界から注目を集めているシンガーソングライター。2021年10月にNHKで放映された「Music Special」を偶然、観たことからその存在を知り、ファンになりました。

しかし、そのときはコンサートも席数などの制限があり、開催されたライブに何度応募しても、いつも「(チケットは)ご用意されませんでした」のお知らせが来るばかり・・。それでもあきらめずに応募し続けたら先日、やっと当選することができました。

会場は、「さいたまスーパーアリーナ」。ここはちょうど3年前、クイーンが来日したときにライブを観た国内最大級の会場です。風さんのコンサートの場合、チケットの値段はすべて一緒で、席は数日前に分かる仕組み。発表の日、どきどきしながらプレイガイドのサイトを開くとなんと「アリーナ席6列目」!という知らせが。

これまでいろいろなコンサートに行きましたが、アリーナというのは初めて! 当日、会場に入ると、Cブロックですぐ前というわけではないですが、本人の表情も見えそうなほどステージに近い席でした。

開演を待つ間、風さん選曲と思われるセンスのよい曲が会場に流れていて、暗くなると後ろの方から「わっ」という歓声が。皆、一斉に立ち上がりそちらの方向を見ると、スクリーン上に風さんが自転車で観客の間を通って舞台に向かっているのが見えました。

ステージの中央には、せりあがった小さな舞台があり、その上に置かれたピアノで最初に奏でられたのが、名曲「The Sun and the Moon」。美しいライトティングがされた会場に、優しくしっとりとした声が響きわたって、思わず涙がこぼれそうに・・次に2枚目のアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」のなかで、最も好きな曲「ガーデン」が続き、近くで感動のあまり泣いている人もいました。

その後、ピアノの弾き語りが何曲か続いたのですが、演奏は超絶技巧で歌もCDの音源と変わらないほど素晴らしいのに、曲が終わるとまだ初々しさが残る、ちょっとたどたどしいMCが、なんとも可愛らしい。

自転車で会場を走行していたときは、風さんが「服がひっかかるなぁ」と言っていて、会場中が保護者のような気持ちで心配しながら、見守っていた・・「旅路」という曲のときは、歌詞を間違えて途中でやり直したのですが、観客のみんなが応援するように手拍子を始め、巨大会場なのに温かくアット・ホームな雰囲気に満たされていました。

そのときの観客はさいたまスーパーアリーナ史上、最大の動員数で約3万7000人だったということ。どうりで最寄り駅から会場まで、すごく人が多かったはずです。ということは、若干25歳の彼が、クイーンのコンサートのときより多い観客を集めていたということに。デビュー当時から、業界の人を驚かせるような逸話がたくさんある彼らしいエピソードです。

ピアノの弾き語りの後は、バンドも加わって、アップテンポの曲や様々なアレンジの歌を聴かせてくれて、最後はデビュー曲の「何なんw」。曲が終わってから「いろいろあるけどみんなどうか幸せで、元気でおってください。(中略)一緒に幸せになりましょう」といったことを私たちに言ってくれて、夢のような2時間が終わりました。

今後、拠点が海外になってしまうかもしれないし、生で演奏を聴けた貴重な機会を記憶にとどけておきたくて、ここに書き残しました。まだ藤井風さんを聴いたことがないという方、Youtubeのチャンネルで、デビュー前からのたくさんの動画がアップされているので是非、聴いてみて下さいね。

追伸 人生初のアリーナ席からの眺めですが、開演と同時に全員立ち上がったので、ステージは人の間から見るという感じ。でも、視界に入ったときは、顔もちゃんと見えるので、嬉しかった。またステージに近いので、バンドの楽器の振動が身体に伝わってきて、とても迫力を感じました。

<撮影が許可された「何なんw」を歌う藤井風さん>

映画「エルヴィス」

2022年07月23日 | 映画

最近、気になっていた映画「エルヴィス」をお台場の映画館で観てきました。
エルヴィス・プレスリーについては、世代も違うしほとんど知識はなかったのですが、私の好きなミュージシャンの多くが影響を受けていて、どんな音楽&人なんだろうという興味がありました。

先日、読んだエルトン・ジョンの自伝にも、エルトンがエルヴィスに憧れて、実際に会ったときの話が書かれていたし、とにかく音楽史に残るスーパースターですよね。

なので私は、どちらかというと音楽性のような部分が知りたかったけど、今回の映画は悪名高い強欲マネージャー、トム・パーカーとエルヴィスの関係が中心に描かれています。

エルヴィスを演じたのは、今回映画での主演が初めてというオースティン・バトラー、パーカーはトム・ハンクス

舞台は1950年代からエルヴィスが亡くなる70年代のアメリカが中心なのですが、ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスや煽情的なダンスを、保守層から激しくバッシングされたり、ライブを警官に監視されたりという当時の保守的な人たちの頭の古さ(時代が古いから当時はそれが普通だったのでしょうが)にびっくり!

それと、これまで「Boy Next Door(隣の家のお兄さん)」と呼ばれ、親しみやすい善人の役ばかり演じてきたトム・ハンクスが、あまりの悪人の役で風貌も変わっていて、それにもびっくり。(でっぷりとして二重あごになっていたので、「年取ってあんなに太ってしまったの!?」と思ったら、あれはパーカー本人に似せた特殊メイクだそうです。後から最近の映像を見たら、前の通り普通の体形でほっとした・・)

それと一番すごいと思ったのは、主演のオースティン・バトラー。顔はそんなに似ていないのに、歌も動きも雰囲気もエルヴィスになりきっている! インタビューなどを見たら、2年もかけてエルヴィスのことを研究し、「ボヘンミアン・ラプソディー」でラミ・マレックフレディ・マーキュリーの動きを教えたのと同じコーチが付いて、指導をしたそうですね。

オースティンは日本ではあまり知られていないけど、プロ根性がすごいしチャーミングなので、これから日本でも人気がでるのでは。批評家もこぞって絶賛しています。

エルトン・ジョン
映画「ロケットマン」などを見たときにも感じたけど、人がうらやむような成功を手にしたミュージシャンたちも皆、大きな苦悩を抱えていて生きていたんだなぁ・・と思いました。特にミュージシャンはライブで各地をまわったりして、普通の家庭生活が営めないことが孤独に陥りやすくしてしまうのかも・・42歳という若さで亡くなる直前のエルヴィスのコンサートの映像が痛々しくて、見ているのが辛かった。

私としては「ボヘミアン・ラプソディー」のようにもっと長いライブ・シーンがあれば、なおよかったかなと思いますが、なかなか興味深い映画でした。

ちなみに、劇中のエルヴィスの歌は、若い頃はすべて主演のオースティン・バトラーが歌っていて、それ以降は本人とオースティンの声をミックスして作っているそうです。


映画の公式サイト
コチラ

ワクチン3回目・副反応の経過

2022年03月19日 | 雑記
コロナウイルス3回目のワクチン、医療従事者・高齢者の接種が進み、そろそろ自分の番という方も増えてきたのではないかと思います。

私は職域接種で先週末に済んだのですが1、2回目がファイザーで今回はモデルナという交差接種
モデルナが初めてというのもあり、副反応が今回はどの程度なのかというのが気になっていました。

他にも同じ方がいるかと思い、私の3回目の症状について書こうと思います。

<当日>
11時15分:注射はあっという間に終わり、痛みもほとんど感じませんでした。
接種部分に軽い痛み。15分待機で外に出ると、ちょっとふらっとして軽い吐き気がしたけど、これは前日夜更かししたせいかも?

会場のすぐ近くにハワイ料理の店があって、思わず立ち寄り食事。
その後、注射した側の腕が重だるい程度だったので、夕方まで買い物をして帰宅。

18時15分: 軽い頭痛と寒気がしてきたので、体温を測ってみると36度7分(平熱は36度2分)。

<接種翌日>
6時15分: 気分が悪く、熱を測ってみると8度4分。辛いので買ってあったゼリーを食べてから、カロナール2錠服用してまた寝る。
9時30分: 6度8分に下がる。
12時:   37度。頭痛。再度、カロナールを服用。
13時20分: 37度8分
その後は、7度前後。腕の痛みは軽いが、体調は悪い。

<接種から2-3日>
熱は6度台だが、平熱よりは高くて、なんとなくだるい。何かしようという気がまだあまり出ない。

接種後、4日目でやっと普通に戻った感じ。
ファイザーのときは、2回目の翌日熱が出たけど夕方には下がり、すぐに元に戻ったので、今回の方がしんどかったです。

モデルナは、以前と比べて打つ量が半分と聞いていたけど、副反応は軽くはなかった。ファイザーのときは感じなかった、寒気や軽い吐き気もありました。ただ、交差接種の方が、抗体が上がる率は高いそうですね。

会場の医師に聞いたら、薬は熱が高くなくても辛かったら飲んでいいとのことで、カロナールとロキソニンだったら、カロナールの方がいいそうです。また接種の翌日、8度台の熱が出て食欲もあまりなかったので、事前に買っていたゼリー調理しなくてよいレトルト食品が役に立ちました

副反応は年齢や人によって、かなり違うようですが、私のケースもひとつの例として、参考になれば幸いです。

(ちなみに、私と同じ交差接種の兄(6歳違い)や、3回ともモデルナだった友人は、副反応はほとんどなかったようです)

*厚労省の3回目の副反応についての説明
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0101.html

*NHKのモデルナとファイザーの違いについての記事
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220221b.html



福祉施設の防災計画(3.11の日に考える)

2022年03月11日 | 震災
2年前、福祉施設BCP(事業継続計画)に関する書籍の編集に関わりました。
東日本大震災では、せっかく命が助かってもその後の避難生活で亡くなってしまう高齢者や障害者などが多く、問題となってきました。
今もコロナ禍で家族が感染し、受け入れ施設もなく十分な介護が受けられなくなった高齢者のことがニュースになっています。

介護施設では、災害などの後も事業を継続していくためのBCPの策定は、2021年度に義務化され、2024年4月までにつくらなければならないのですが、いまだ「作成途中」という施設が多いようです。
今後も首都直下型地震、南海トラフ地震などの巨大地震が、かなりの確実で起きると言われています。高齢者など弱い立場の人が、十分なケアを受けられなくなることは、命にかかわる事態。一日でも早く、各施設や事業者がBCP策定を進めてくれるよう願っています

『ひな型でつくる福祉防災計画』は、プランやマニュアルをつくるといっても、どのように進めていったらいいのか分からないという施設や事業者の人たちに対して、「ひな型」も示して、計画を策定する手助けとなるようつくられた本なので、関係者の方がいれば、参考にしてみて下さい。

『ひな型でつくる福祉防災計画~避難確保計画からBCP、福祉避難所~』 東京都福祉保健財団

Rakutenブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16360883/

追伸
本を編集していたときは、ちょうどコロナが拡大し始めたばかりの頃で、コロナの対策についての記述があまりありません。
先日、厚生省のサイトでコロナの対策なども含むBCP作成の研修についてのページを見つけました。
研修動画もあり、とても役に立ちそうです。

介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修
https://iil.la/s4pmtVZ

介護職員にもわかりやすい感染対策の動画
https://iil.la/9zqaJMY


避難民を支援

2022年03月08日 | 国際問題


故郷から避難を余儀なくされた人の数は、3月上旬までの10日間で150万人を超えました。そのほとんどは、女性と子ども。外は厳しい寒さ

このニュースを見て、11年前の3月に起きた東日本大震災のことを思い出しました。
雪がちらつく東北で食料や燃料が十分にないなか、避難生活を送らなければいけなかった人たちの状況を知り、いたたまれない気持ちになったこと。
そして、世界中の人が物資などを提供し、日本を援助してくれたこと。

避難民を支援する方法がないか探していて、国連の難民高等弁務官事務所(UNHCR)寄付を受け付けていることを知りました。
寄付の窓口となっている国連UNHCR協会を通じて、日本からも募金をすることができます。

国連UNHCR協会https://onl.la/b5qRzKz

サイトにいくつか金額がかかれていますが、「その他」を選ぶと千円以上から千円単位で、自分に無理のない額を寄付することができます。
支払う方法としては、クレジットカード、コンビニ、ゆうちょ銀行への振込みなどがありますが、私はコンビニを選択してみました。

まずは名前、メールアドレスなど情報を入力して進んでいくと、店で支払う際に必要な番号が表示されます。ここで表示された「振込票番号」をコンビニで提示すると、募金できます。(メールにも番号のお知らせが届きます)

私はPCで表示された「決済受付番号」というのを控えてお店にいったら、必要なのはその番号ではなく、13桁の「振込票番号」の方でした。(いくつか番号が書かれているので、お間違えなく)

一日でも早く平穏な日常が戻ってくることを願って

●何かしたいと考えている人へNHKが分かりやすい記事を掲載しています↓
https://onl.la/VDVuCBm

●「Web上で入力する個人情報はSSL暗号化通信により守られている」「寄付は、税控除(税制優遇)の対象となり、確定申告で使える領収証を希望すれば送ってもらえる」とHPに書かれていました。

お店に募金箱が置かれていて、それをUNHCRに届けてくれるシステムになっていれば、もっと気軽に誰もが寄付しやすくなるんだけど。どこかの大手コンビニさん、検討してくれないかしら。

追伸
ピーコック・ストアなどのスーパーを展開するイオンは、『イオン ウクライナ子ども救援募金』活動を実施しています。グループ店舗の1万か所に募金箱を設置。私も先日、見かけたので少額ですが寄付させてもらいました。集まったお金は日本ユニセフ協会に寄付されるとのことです。これだと面倒な手続きなしに、支援することができるのでいいですね。

その他、買い物でたまったWAON POINTから寄付する方法もあるようですよ。詳しくはコチラ

ジョン・レノンが平和を訴えた部屋

2022年03月06日 | 雑記


今の時代にも生きていて欲しかった人 ― ジョン・レノンの曲、
平和を我等に(Give Peace A Chance)

https://www.youtube.com/watch?v=C3_0GqPvr4U&t=178s

ミュージック・ビデオの冒頭に出てくるモントリオール(カナダ)のホテルの部屋。
1969年、ジョン・レノンオノ・ヨーコはここを舞台に、平和を訴えるパフォーマンスを行い、曲を録音します。

昔、ガイドブックの取材でこのホテルを訪れた際、ビートルズのファンだった私は、広報の担当者にこの部屋についても質問してみました。

すると、担当者がフロントに行き、しばらくして戻ってきたら、「ジョン・レノン・スイート」が空いていたから、今夜はそこを使って」と言ってくれたのです。

当初、予定になかったのに、ひょんなことから滞在することになった伝説の「1742号室」
私が訪れたときは、2人の写真がたくさんが飾られていて、クラシックな雰囲気でしたが、今は改装されて最も人気の高い部屋になっているそうです。

彼が今もいたら、音楽の力で国境を越えた世界の多くの人に、平和の大切さを訴えてくれたことでしょう。

そのときの経緯などを、下のフォトブックに綴っています(p42-43) ↓
https://www.photoback.jp/Stage/Photoback/PBER-1525051809252042270
(ネット上で読むことができます)

映画「パヴァロッティ 太陽のテノール」

2020年10月10日 | 映画
久々の文化活動。渋谷のル・シネマで「パヴァロッティ 太陽のテノール」を観てきました。オペラは一度行ったきりでほとんど知識はなく、パヴァロッティさんについても名前を知っているだけでしたが、彼の大ファンになってしまった。楽器の音色に魅せられることはあったけど、歌声にこんなに心をつかまれたのは初めて。
 
ドキュメンタリーなので、「ボヘミアン・ラプソディ」のような長いライブ・シーンはないのですが、全編にわたって歌が流れているので、素晴らしい美声を堪能できます。ローマの遺跡での三大テノールの伝説のコンサート・シーンでは、鳥肌がたって泣きそうになってしまった。
 
そして歌だけでなく、とても人間味に溢れた魅力的な人だったことも知りました。なぜ存命中にファンにならなかったのかしら・・あの「神に祝福された声」を一度、生で聴いみたかったです。

この映画を観て昔、旅行雑誌の取材で彼の生まれ故郷、イタリアのモデナや周辺の街を取材し、電車でたまたま話をした日本人の男性が、現地でオペラ歌手をしていると言っていたのを懐かしく思い出しました。

映画の公式サイト
https://gaga.ne.jp/pavarotti/

P.S. 嬉しいことに、パヴァロッティが参加して人気を博していた三大テノールのドキュメンタリー「蘇る三大テノール」も文化村2022年1月8日から公開されるそうです。

映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

2020年08月02日 | 映画
今日は、アマゾン・プライム・ビデオでレンタルした映画を家で鑑賞。観たのは、以前興味があったのに映画館に行きそこなっていた「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(主演・メリル・ストリープ、トム・ハンクス、監督・スティーブン・スピルバーグ)。

この映画を観たいと思ったのは、メリル・ストリープが演じた米「ワシントン・ポスト」の発行人キャサリン・グラハムさんの講演を、取材したことがあったから。主婦だった彼女が夫の死後、新聞社の社主となり、米政府のベトナム戦争に関する「組織的な嘘」を暴いた機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を掲載するという重大な決断をする。

発行の直前まで大激論が交わされた後、権力に屈せず掲載が決められ、輪転機が回って配布されるところは、ドキドキ。

心に残ったセリフ -- 「報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」

昔観た映画「大統領の陰謀」で、ウォーターゲート事件を報じたのもワシントン・ポストでしたね。
報道の自由などのテーマに関心のある方には、この2本はおススメ。

P.S. この「ペンタゴン・ペーパーズ」、今は国立公文書記録管理局全文が公開されているそう。日本と比べてみると、すごいことかも。

「ひな型でつくる福祉防災計画」発行のお知らせ

2020年06月21日 | 


今年に入ってから編集のお手伝いをしてきた財団の2冊目の書籍が発行になりました。「ひな型でつくる福祉防災計画」は、高齢者等の福祉施設防災計画を作成する際の助けとなるような情報を豊富に掲載。

Rakutenブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16360883/
アマゾン https://amzn.to/2YjLQit

これまでの災害では、せっかく命が助かってもその後の避難生活で亡くなってしまう高齢者や障害者などが多く、問題となってきました。そうしたことを防ぐためにも、福祉施設が災害の後も特別な配慮を必要とする人たちに対する対応を継続できるようになっている必要があります。

これから水害など災害が多くなる季節。今年はコロナの対応という難しい課題も加わるので、少しでも多くの福祉施設がしっかりとした防災計画を作成してくれることを願います。



新刊の発行記念イベント

2020年02月16日 | 近況
今年に入ってから編集のお手伝いをしていた介護関係の本が無事、完成。その本の発行を記念したイベント2月23日(日)飯田橋で開催されます。

介護サービス利用者と家族の思い」というセミナー次世代介護機器の体験・展示書籍の販売など。介護を必要とする人のニーズを把握し、最適な「ケアプラン」を作成するケアマネジャー向けの本ですが、介護に関心のある一般の人もイベントに参加できます。興味のある方は是非!

詳細はこちら↓
http://www.fukushizaidan.jp/202book/index.html

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先日、ご案内した23日のイベントですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催が急遽、中止されることになりました。
イベントで並べられる予定だった本の方はホームページを通じて販売されています。(書店販売は3月中旬の予定です)

ロクシタンの限定商品

2019年10月08日 | 近況

フランスオーガニック・コスメメーカーロクシタンパティスリー界を先導するピエール・エルメ氏がコラボして生み出した商品、「パンプルムース・ルバーブ」シリーズ。数年前に限定版ハンドクリームを買ってとても気に入り、また出ないかずっと待っていました。

先日、復刻版が発売されたので早速、ボディミルクなどを予約して入手。グレープフルーツなどの柑橘系の爽やかな香りで、使うととても気分が上がります。家に届いてから嬉しくて、久しぶりにテーブル・フォトを撮ってみました。今回も限定版なので、欲しい人はお早めに🍊

Body milk & hand cream of Pumplemousse-Rhubarbe, the collaboration products of L'occitane and Pierre Herme. Very fresh and fruity fragrance which uplift my spirit.

JPA(日本写真作家協会)公募展に入賞しました

2019年09月15日 | 写真
東京タワーと街の灯りを撮影した作品「煌めく東京」が、JPA(日本写真作家協会)公募展に入選しました。11月19日~24日の東京都美術館を皮切りに、大阪、岡山など全国の美術館等で展示されます。オリンピックを控えた今年と2020年に、東京のシンボルの写真がたくさんの人に見ていただけることになって、よかったです。

JPAのHP
https://www.jpa-photo.jp/jpa公募展/2019年度結果/創作部門-1/

<各地での展示期間>


東京展  東京都美術館      2019年11月19日(火)~11月24日(日)
大阪展  大阪市立美術館     2020年1月15日(水)~1月19日(日)
米子展  米子市美術館      2020年3月19日(木)~3月24日(火)
岡山展  岡山県天神山文化プラザ 2020年4月7日(火)~4月12日(日)
仙台展  せんだいメディアテーク 2020年5月22日(金)~5月27日(水)

I won a prize in a photo contest held by Japan Photographers Association. The awarded work "Twinkling Tokyo" will be exhibited in Tokyo Metropolitan Art Museum and other museums around Japan this year and in 2020 Tokyo Olympics' year.

P.S. 同作は昨年のエプソン主催のフォトコンテストでも賞をいただきました(今回、他のコンテストの入賞作品も可ということで「創作部門」に応募したものです)

*新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月、5月の岡山、仙台での展示は中止になりました

エルトン・ジョンの映画「ロケットマン」

2019年09月14日 | 音楽

味のある歌声で昔から好きだったイギリス伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョン。彼の半生を描いた映画「ロケットマン」の公開をずっと楽しみにしていたのですが、やっと今日観ることができました。

仕事の成功・華々しい活躍の裏で、あんな心の葛藤があったなんて・・人は成功名声・富だけでは幸せになれないんだなぁとつくづく思わせられます。でも、最終的には立ち直って、信頼できるパートナーにも出会えたようで、よかった。

歌の吹き替えなしで演じたエルトン役のタロン・エガートンがとてもうまくて、長年の盟友バーニー役ジェイミー・ベル、本人の子どものときの写真にそっくりな子役の子も好演。

ミュージカルなので、彼の名曲がたくさん使われていたのですが、ほとんどの曲が途中で終わってしまうのはもの足りなく・・家に帰ってから思いっきりベスト・アルバムをかけてます。

東京では、TOHOシネマズ日比谷などで公開中。

映画の公式サイト
https://www.rocketman.jp/


写真はTOHOシネマズが入っている東京ミッドタウン日比谷



SONYのフォトコンテストに入選

2019年04月26日 | 写真



SONYが毎月開催しているフォトコンテストテーマ「春の兆し」)に、ふきのとうの写真が入選しました。春先に庭に生えているのを見つけて撮影したもの。撮った後は、蕗みそにして春の味をいただきました。