Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

映画「パヴァロッティ 太陽のテノール」

2020年10月10日 | 映画
久々の文化活動。渋谷のル・シネマで「パヴァロッティ 太陽のテノール」を観てきました。オペラは一度行ったきりでほとんど知識はなく、パヴァロッティさんについても名前を知っているだけでしたが、彼の大ファンになってしまった。楽器の音色に魅せられることはあったけど、歌声にこんなに心をつかまれたのは初めて。
 
ドキュメンタリーなので、「ボヘミアン・ラプソディ」のような長いライブ・シーンはないのですが、全編にわたって歌が流れているので、素晴らしい美声を堪能できます。ローマの遺跡での三大テノールの伝説のコンサート・シーンでは、鳥肌がたって泣きそうになってしまった。
 
そして歌だけでなく、とても人間味に溢れた魅力的な人だったことも知りました。なぜ存命中にファンにならなかったのかしら・・あの「神に祝福された声」を一度、生で聴いみたかったです。

この映画を観て昔、旅行雑誌の取材で彼の生まれ故郷、イタリアのモデナや周辺の街を取材し、電車でたまたま話をした日本人の男性が、現地でオペラ歌手をしていると言っていたのを懐かしく思い出しました。

映画の公式サイト
https://gaga.ne.jp/pavarotti/

P.S. 嬉しいことに、パヴァロッティが参加して人気を博していた三大テノールのドキュメンタリー「蘇る三大テノール」も文化村2022年1月8日から公開されるそうです。