Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

2020年08月02日 | 映画
今日は、アマゾン・プライム・ビデオでレンタルした映画を家で鑑賞。観たのは、以前興味があったのに映画館に行きそこなっていた「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(主演・メリル・ストリープ、トム・ハンクス、監督・スティーブン・スピルバーグ)。

この映画を観たいと思ったのは、メリル・ストリープが演じた米「ワシントン・ポスト」の発行人キャサリン・グラハムさんの講演を、取材したことがあったから。主婦だった彼女が夫の死後、新聞社の社主となり、米政府のベトナム戦争に関する「組織的な嘘」を暴いた機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を掲載するという重大な決断をする。

発行の直前まで大激論が交わされた後、権力に屈せず掲載が決められ、輪転機が回って配布されるところは、ドキドキ。

心に残ったセリフ -- 「報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではない」

昔観た映画「大統領の陰謀」で、ウォーターゲート事件を報じたのもワシントン・ポストでしたね。
報道の自由などのテーマに関心のある方には、この2本はおススメ。

P.S. この「ペンタゴン・ペーパーズ」、今は国立公文書記録管理局全文が公開されているそう。日本と比べてみると、すごいことかも。