Letters from nowhere

ライター斉藤恵美の日々の活動や掲載情報

久しぶりの翻訳作業

2008年08月29日 | 近況

 ここ数日、久々にビジネス系の書籍の翻訳作業。ライターになる前、翻訳の仕事をしていたときは、各国の経済情勢やビジネス文書を随分訳したので、ちょっと懐かしかった。

 これまでの翻訳の仕事で印象に残っているものと言えば・・NHKの番組で使用したカルロス・ゴーンさんのインタビュー。当時、マスコミでゴーンさんを取り上げるときは、ほとんど日産再生の話が多かったけど、その番組では、個人の生い立ちや人となりにスポットを当てていたので、新鮮でした。意外にやんちゃだったり、お茶目な面があったりして、見方が変わった。

 あとは、文春トラベル・シリーズという観光案内ビデオのスクリプト。タイ、エジプト、フランスを担当して、ビデオを見ながら楽しく訳しました。その他は、「エコノミスト」日本版など、雑誌の仕事。調べ物は大変だけど、日本ではまだ知られていない海外の新しい情報に触れられるというのが、この仕事の醍醐味ですね。

「対決 巨匠たちの日本美術」展

2008年08月12日 | 美術展

 昨日は上野の美術展へ。お目当ては俵屋宗達「風神雷神図」。画集でしか見たことがなかった絵ですが、初めて本物に対面してきました。

 この展覧会は運慶快慶雪舟雪村大雅蕪村など、日本美術の巨匠の作品を対比して展示。国宝や重要文化財も数多く含む名品が一堂に会していて、風神雷神図以外では、円空木喰の素朴な木彫りの仏像が印象に残りました。
 ちなみに私の独断と偏見で選んだ対決の勝敗は、こんな感じ。皆さんの評価はいかが?

 永徳 vs 等伯    永徳
 長次郎 vs 光悦   光悦
 宗達 vs 光琳    宗達
 円空 vs 木喰    木喰


 対決 巨匠たちの日本美術展は、東京国立博物館で17日まで。

印象に残る海

2008年08月06日 | 近況
 今日の一枚。セブのクリアな海。
 今まで訪れた海のなかで、思い出に残っているものと言えば、サイパン白砂のビーチに透明度の高い海は、とても印象的でした。あとは、オーストラリアグレートバリアリーフナポレオン・フィッシュなど様々な種類の魚が見られて、さすが世界遺産という感じです。

海の写真

2008年08月03日 | 近況
 毎日、暑いですね~。今日は少しでも爽やかな気分になるように、パソコンのデスクトップを海の写真に変えました。そこで、日記にも1枚投稿。オーストラリア・ケアンズ上空で撮影した世界遺産グレートバリアリーフの海です。泳ぎたい~!

旅情報のサイトにも、日本・世界各地の夏らしいカットを掲載しました。

日野原先生の著作

2008年08月02日 | 
 先日、90歳を超えた現役医師、日野原重明さんの『生き方上手』(ユーリーグ)という本を読みました。ベストセラーになった本って、なんだか軽くて「これが?」みたいなものも多いですが、この本はたくさんの人に支持されたのがよく分かる。

 私が大好きな星野道夫さんの本もそうですが、心に残る素敵な言葉が随所に散りばめられている。星野さんの言葉をよくノートに書き出していたけど、今日は日野原先生の文章を一部、ここに記してみたいと思います。

一瞬が連なって一日となり、一年となり、一生となるのです。きのうと同じように過ごした今日であっても、きのうはきのうの一度きり、今日も一度きりの今日なのです。これほどかけがえのない今日を、失敗を恐れて無為に過ごすのは、あまりにもったいないではありませんか。(中略)今日一日を精一杯、激しく生きようではありませんか」