[個人史]: 日記(回想) カラスネタ ネコネタ イヌネタ 鳥・動物ネタ 終末観
※(終焉間近): 小動物が教える 私の ”ヤバイ”期 進行中
<動物の習性...>
最近のペットはどうなのか知らないが、私の少年期には たとえ出産後でも人間に見られた動物の子どもは 親に食べられてしまうというのが一般的だった。
事実、「いま子猫が産まれた」と聞いたので 見せてもらいに行ったところ、母親ネコが産んだばかりの我が子をアタマからゴリゴリ食べているところを見た。
<最初で最後..>
小学校最期の年、父が助役となった始めての転勤で赴任した先でのことだ。
同じ国鉄官舎に住む 保線区長の奥さんが 呼びに来た。
「ウチのネコの出産が始まるけど、見に来ない?」
半信半疑で見に行ったところ 部屋の隅に置いた箱の中でネコがあえいでいる。
やがて 子猫のアタマが見え始めたので、 私は強く頼み込んで 「見ないでおこう」 と大人たちと共に ネコから少し離れ、全員で後ろを向いて 「見ていないフリ」をした。
<甘えん坊..>
すると なんと!!
ネコは 箱から出てきて 「見てて~!!」 と呼びに来るではないか!?
家族持ちは 管理職しか居ないから、
駅長の奥さん家族も含め 皆でのぞき込んでいるところで 無事5~6匹 も産み落としたのだ。
へその緒をかみ切る処を含め、 ネコの出産を見たのは そのときが最初で最後である。
産まれたばかりの子猫は、 駅長と助役の子どもたち全員で 処分を担当した。
ノラネコにしないためだが、 強い葛藤があるからこそ いのち と真正面に向き合えるものだ。
(続)
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事実、「いま子猫が産まれた」と聞いたので 見せてもらいに行ったところ、母親ネコが産んだばかりの我が子をアタマからゴリゴリ食べているところを見た。
<最初で最後..>
小学校最期の年、父が助役となった始めての転勤で赴任した先でのことだ。
同じ国鉄官舎に住む 保線区長の奥さんが 呼びに来た。
「ウチのネコの出産が始まるけど、見に来ない?」
半信半疑で見に行ったところ 部屋の隅に置いた箱の中でネコがあえいでいる。
やがて 子猫のアタマが見え始めたので、 私は強く頼み込んで 「見ないでおこう」 と大人たちと共に ネコから少し離れ、全員で後ろを向いて 「見ていないフリ」をした。
<甘えん坊..>
すると なんと!!
ネコは 箱から出てきて 「見てて~!!」 と呼びに来るではないか!?
家族持ちは 管理職しか居ないから、
駅長の奥さん家族も含め 皆でのぞき込んでいるところで 無事5~6匹 も産み落としたのだ。
へその緒をかみ切る処を含め、 ネコの出産を見たのは そのときが最初で最後である。
産まれたばかりの子猫は、 駅長と助役の子どもたち全員で 処分を担当した。
ノラネコにしないためだが、 強い葛藤があるからこそ いのち と真正面に向き合えるものだ。
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