ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<道路財源>道路建設と 「CO2 見える化」と

2008年02月07日 17時40分55秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 同盟利権 衰亡自公 政財癒着 官民癒着 省庁利権 民営化利権 天下り 国民ダマシ政治
※(ネタ記事): 道路建設利権 ×米同盟(日米同盟、英米同盟) 不安心理政治 政官財癒着 天下り(官僚・議員・(正副)知事)

 ■【 番組内容 】 (NHK HPより転載)
 ・ NHK 「クローズアップ現代」
 ・ 2/6 放送 「地球温暖化 CO2の“見える化”」 (抜粋)

<中小イジメに似たり>
昨夜(六日)放送された ”CO2 見える化” は、 一つの部品を作るとき 例えば ネジ等に施されたメッキ過程で メッキ工場(作業所)の電灯を含む電力など、メッキ過程や作業所運用時の一切合さいの使用電力量等。 また従業員らに関わる二酸化炭素やらを細かく追求していくというような内容であった。

いくつもの町工場を経た部品では それこそ「重箱の隅をつつく」 ようなもので アホらしい。 終わりが無いであろうに..。

<道路建設に当てはめてみれば>
現在、国会で論議されている 『道路特定財源』。 政府・与党・天下り官僚ら が 死守する 莫大な既得権益財源 である。

米国内の一州ほどの国土面積でありながら、 日本固有の四季に恵まれた 豊かな森林自然を破壊しつつ 道路が建設されていく日本。

中小・零細に対するイジメのような ”CO2 見える化” ではあるが、 道路財源費用を使おうとしている 道路建設、 鉄道高架、 そして 道路建設に従事する 社員らが排出する二酸化炭素。

加えて 道路建設利権で得たゼニを使っての 国内外豪華旅行や高額な海外ブランド品購入・派手なパーティ開催など それら製品等の 製造・販売・購入・利用 などなど・・

重箱の隅を突くように 洗い出して計算すれば、 道路建設で失われる ”緑(森林)” が吸収し続ける二酸化炭素量 と比較して、

 一、 特定財源を一旦廃止した場合
 二、 このままさらに 一〇年間継続した場合

いったい どれほどの 排出量(吸収量)に違いが出るか 興味 が沸く。

<地方の交通量増加は道路整備から>
言うまでもない。 昔、外国人友人の希望で 北海道旅行ツアーにつき合った。
初めて 秘境・知床 に行ってみた。 道路は整備され 乗用車も観光バスも多く走っている。

元々は うっそうとした森林に覆われていたところに作られた道路なのだろう。
以前には船を使わなければ行けなかったような 先端近くまで 車で楽に行けた。 便利だったが 自然を楽しむには 物足りなかった。
そして果して、 昔から知床をナワバリにしていたが 立派な道路に分断された 動物たちは 代わりに何を得たのだろう?

記録する。

回想: 大きな地震の翌日.. (史)

2008年02月07日 13時11分17秒 | Weblog
[個人史]: 特質 気質 性質 思想 地震
※ 世間では 参院で否決される 衆院審議 や、 中国やCO-OPばかりが悪者になる 中毒事件がまことしやかに報じられるが、 個人史記録を急ぐ。

<大地震>
思い返すと意外なことだが、 1970年代 中後期 頃までは、 (私の周りに) 大きな地震はあまり無かったような気がする。

1978~9年頃のこと、 宮城沖だったか 東北地方を震源とする(関東圏でも比較的大きく揺れた) 大きな地震が起こった。

当時は今のような 通信網の整備など無いから テレビのニュースでしか その被害等は把握出来なかったものだ。

<翌朝の静寂>
当時(北関東)で、 私もその初めての大きな揺れを実際に体感した。
それまで経験したことのない強い揺れや、 夜のニュース等で報じられる震源地近隣の被害の大きさは、 人々の ”こころ” に一抹の 不安 を呼び起こしたようだ。

その翌日、
日本が進む経済発展の中、毎日が ”イケイケ!” の世相で沸き立っていたはずの 人通りの多い 街の中心地 や、また、どこの企業を訪れても、 人々から感じる雰囲気は一様に 『静寂』 だった。 たくさんの人々がいるのに 静寂 があるのだ。

<興味ある「心理変化」>
『静寂』 といっても、 恐怖(怯え)や 強い不安 からくる 退行感 ではない。
浮かれた世相を突如襲った 自然の驚異(ちから)は、 人々の心を改めさせ 自らの内面に問いかける機会は、 人々から「汚れ」が取り払われた 『爽快感』 すら感じさせたのである。

<「強い信念」を持つ青年と..>
当時、私の近くに 1~2歳年少の 頑固な青年がいた。 配達の仕事で 大きな高層ビルが並ぶ地域を担当しても エレベーター は絶対に利用せず、 階段を駆け回るのだ。

それだけ信念を持つ青年だから 私とも話が合い、 地震翌日の状況について意見を交わした。

<「自然の驚異」は 改心をもたらすか?>
その青年も私と同じように 人々の変化 を感じていて、 私たちは、
「大きな地震 が起こるたび ヒトのこころ は改まるのではないか?」 と 一筋の希望を見いだしていた。

しかし..、
様々なシュミレーションを試すまでもなく、 「度重なればすぐに慣れて、 混乱に乗じた 破壊や略奪 を招くだけだろう」 と 結論づいてしまったのだ。

<「頑固な悪心」に 付ける薬はあるか?>
ウイルスも 悪性になるほど すぐに耐性を身につけてしまうもの..。 (害悪を改める事がない)

ユダの記録(聖書)にも有るように、 義の民は天に取り上げられ、 悪を改めなかった民は 滅ぼされた事が各所に記録されている。
解釈によると、 書として記録されたのが3500年前で それよりはるか以前の事柄から記事にされている。

人間の悪に走る容易さと、 悪事(悪意)を改めない頑固さには、 たとえ我らとて ”みじんの隙間も残す事無く、いっそ、底深くに埋めてしまわなければならないのか!?” との思いを抑えるにも 難しくなる現実だ。

(記)