ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<社会保険庁改革>党首討論で安倍首相の言明

2007年05月30日 23時58分22秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金問題 社会保険庁改革 加重失態

年金問題、政争の具にすべきでない=党首討論で安倍首相 (ロイター) 5月30日19時22分配信
【記事抜粋】 [東京 30日 ロイター] 安倍・小沢で2度目となった党首討論は、年金問題に議論が集中した。質問に立った小沢代表は、社会保険庁が管理する公的年金保険料の記録のうち約5000万件が対象者不明となっている問題について政府の責任を追及。30日に審議入りし、与党が31日の衆院可決をめざしている年金支給漏れの時効を撤廃する年金特例法案についても「採決を急ぐ必要はない。審議を十分に尽くすことを要望する」と与党の強引な姿勢を批判した。 ◆ これに対し安倍首相は ・・・ 対象不明となっている約5000万件について、年金受給年齢に達している2880万件と受給者約3000万人とを1年以内に照合することを明言するとともに、年金記録の照会などについて24時間体制で相談を受け付けるなどの施策を説明。
[記事全文]

<短納期、 非効率、 低品質作業>
日本のシステム業態の 最大の欠陥 は、 個人任せの ”やっつけ仕事” だ。

「 皆で(無い)知恵を出し合って 完成させましょう 」 を合い言葉に 他人頼りの「オンブに抱っこ」 型で仕事をするから スジの通った 概念 がない。 こちらを見て A かと思っていると、 あちらを参照すると B で通している。

やがて、 「判りづらい!」 と、 新たな担当者が統合を始めると 亜種のA や 亜種のB とともに新種の C が出来ていると言った具合だ。 最期には訳が分からなくなって 結局 投げ出してしまう。

こんな仕事の仕方になるのは 短納期 による低コスト化だが、 実際は 個人のチカラ任せの ”やっつけ仕事” が何十年も 日本国内で まかり通っているからだ。

<真のエキスパート不在の仕事>
担当のリーダーが 大筋を定めても やはり素人仕事 だから、 すぐに行き詰まってしまう。 各現場担当者からの意見(Opinion)に同意しながら進めて見たら、 それぞれの現場担当者の判断で仕事が完結してしまっていた。 やり直すには 時間も労力も残ってないので 黙ってそのまま フタ をして終了してしまう。

こんな風にできた 赤子を含めた日本の総人口のおよそ半分、 5000万件もの 年金受給者記録行方不明 問題。

社会保険庁改革(組織解体・民営化) のための
安倍首相の云う 一年以内 とは、 上述のミスをさらに深め 必ずや 混迷を深めるだけになる。

<単純計算>
(2880万件+3000万件)÷ 365日 ≒ 161,100件/日

365日休み無しの作業でも 一日あたり 16万1千件以上も 処理しなければならない。 さらに 国民年金記録 はすでに廃棄してあるのだから到底一年で終わる作業量ではない。

<安倍首相の説明責任>
たとえ何年掛けても丁寧に、そして確実に修正しなければ 過払いや 本来の受給者ではない 他者へと 年金が支払われてしまう 不公平 が生じてしまう。

一年で終える と言い切るならば その根拠を示せばすぐにでも 検証 しよう。

記録する。

関連記事
05/28 <社会保険庁改革> 中川昭一 『お粗末』 くん

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <JAL(日本航空)>日航機内の... | トップ | <民法772条>子の出生に ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

格差社会と政治」カテゴリの最新記事